15日、TBS「S1」では、右肘の靭帯損傷が見つかり手術か別の治療法かの選択を迫られるロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平について、野球解説者・桑田真澄氏が自身の経験からアドバイスを送った。
トミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)を選択した場合、復帰までに要する期間は約1年といわれている。その一方、治癒を早めるPRP注射をすれば、復帰までは約3ヶ月。それでも大谷にとっては、すでに一度行っている治療法でもあり、今月3日の登板はその復帰戦でもあった。
どちらを選択すべきかと問われた桑田氏は、「僕はトミー・ジョン手術を勧めます」と断言。自身も経験しており、「言い方は悪いんですけど小手先の治療をしても3年後、5年後に(トミー・ジョン)手術するんじゃないかと思います。若いうちにやっとくっていうのが大事だと思います」と持論を展開した。
さらに、「回復力も早いですし、また強くなるっていうデータも出ている。今まで以上の大谷君のボールが見れるかもわからない」と期待を寄せると、「元に戻るという考え方よりも、手術した後は新たな自分を作り上げていくという解釈をしてリハビリするといいと思います」と付け加えた。
また、手術を選択した場合でもバッターとして来季の開幕に間に合うのではないかという声には、「だめですね、絶対に」とキッパリ。「打者として試合に出てはいけないと思います。なぜならば手術後はリハビリがすごく大事で、またリハビリ期間にやらなきゃいけないことが沢山あるんですね。フォームの改善をしなきゃいけないので、そこに費やすべきだと考えています」と語った。
(引用元:livedoor news)
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