7日放送、BS朝日「スポーツクロス」では、1年後にワールドカップ(W杯)が迫るラグビーを特集。元日本代表の大畑大介氏が出演し、熱く語った。
番組の街頭インタビューで人々がラグビーに関して疑問を持っていたのが、外国籍選手が日本代表としてプレーしていることだ。実際、前回のW杯でも31名中5名が外国籍の選手だった。
ラグビーのルールでは、他国での代表未経験者で、「出生地が日本であること」「両親祖父母のうち1人が日本出身」「日本に3年以上住んでいる」の3つの条件のどれか一つでも満たしていれば、日本代表としてプレーできる。
だが、大畑氏はルールのことよりも、外国籍選手たちの日本と日本代表に懸ける想いが重要だと強調。野球などで使われる「助っ人」という表現は当てはまらず、日本の文化を学んでおり、前回のW杯メンバーも君が代の言葉の意味を知って、国歌斉唱も全員で大きく歌っていたと話す。
大畑氏は彼らのマインドが「日本人より日本人」とコメント。そういった選手たちが「自分がプレーする国を愛して、その国のためにラグビーをしようという人間の集まり」と、気持ちのこもった選手たちが多いと述べた。
では、それらの選手たちも含む日本代表は、W杯でどこまでやれるのだろうか。前回の15年W杯では、優勝候補の南アフリカを下す奇跡を起こし、決勝トーナメント進出にあと一歩と迫っている。
日本が予選リーグのプールAで対戦するのは、アイルランド、スコットランド、ロシア、サモア。5チームのうち2チームが決勝トーナメントに進める。
アイルランドとの対戦は「ちょっと厳しい」とし、スコットランド戦がカギになるという大畑氏は、ロシアとサモアには「簡単に勝ってもらわなきゃ困ります」とコメント。スコットランド、ロシア、サモアに勝ってトップ8に進めるとの見解を示した。
大畑氏はラグビーへの「期待感が膨らんでいる」中で、どういったパフォーマンスや結果を残せるのか、19年W杯が「ラグビーがどういった形になっていくのか」のポイントになると期待を寄せた。
(引用元:livedoor news)
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