古田敦也氏と武田修宏氏が激論、日本のパス回し作戦は「あり」?「なし」?

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1日放送、テレビ朝日「サンデーLIVE!!」では、サッカー解説者の武田修宏氏や松野球解説者の古田敦也氏らが出演。ロシア・ワールドカップ(W杯)を戦うサッカー日本代表について言及した。

ポーランドとのグループステージ最終節で0-1と敗れたものの、2大会ぶり3回目となる決勝トーナメント進出を果たした日本。だが、フェアプレーポイントでの勝ち抜けを狙い、負けているにもかかわらずパス回しを続けたポーランド戦最後の10分間の戦い方は賛否両論を呼んだ。

番組MCの東山紀之は「それまでの2試合で諦めない戦いをしていたので、最後の最後までエネルギーを見せてほしかった」とコメント。ルールで認められているとしつつ「ちょっとキツい感じがしたな。『サムライ』ってついている分だけね」と、パス回し作戦は「なし」と述べた。

出演者の中では「あり」の声が多かったが、古田氏は東山同様に「なし」をチョイス。「やってもいい作戦」としつつ、他会場の試合でセネガルが1点を奪えば敗退という他力本願の戦い方だけに、「自分が監督ならできない」選択だとする。

これに対し、武田氏は「あり」と主張。攻撃に出ることで失点ないしカードをもらう可能性があったとし、「ルールの中で、情報社会の中で、あの時点でほかの会場が動いた場合はまた展開が変わってきた」と訴えた。

また、武田氏は時間稼ぎをせずに失点し、W杯本大会出場を逃した「ドーハの悲劇」を引き合いに出したうえで、選手たちは攻撃を望んでいたはずとしつつ、結果的に文句を言う選手はいなかったと「あり」の立場を強調した。

古田氏は「ドーハの悲劇」が目の前の相手だけとの勝負だったのに対し、今回は他会場でセネガルが得点しないことに頼る他力本願だったことを指摘する。

だが、武田氏は手倉森コーチが状況を随時把握していたと主張。セネガルが得点を挙げれば、日本もすぐ得点を狙う作戦に切り替えていたはずだと主張した。これを受け、他会場の試合も同時に見ていたという松木安太郎氏も、セネガルがコロンビアを崩せない時間になっていたと明かす。

そのうえで、松木氏は「当事者だと、突破を考えたらやったほうがいいんじゃないかという方が多いと思う」「逆のチーム、逆の立場だったら、もっとちゃんとやってほしい」と、立場によって見解は異なるのではないかと述べた。

なお、松木氏は、自身が監督だったら早めに得点を狙いにいったとしたうえで、岡崎慎司が早くに負傷交代したことが、西野朗監督のプランを狂わせたかもしれないとも続けた。

(引用元:livedoor news)

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