川島永嗣を疑問視していたオシム氏、W杯前に「日本はイニエスタを帰化させたら?」とも

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20日放送、毎日放送「戦え!スポーツ内閣」、サッカー元日本代表監督のイビチャ・オシム氏(77)がVTR出演。ワールドカップ(W杯)開幕前に、川島永嗣への不安を口にしていた。

大会前の8日に行われたスイスとの強化試合を見たというオシム氏は、「確かに良い試みもあるにはあったが、リーダー的な存在がいればいいのにと感じた」とコメント。

「とても効率が悪いサッカー」だったとし、「相手にとって危険で、ゴールを挙げることのできる選手がいれば、きっとリーダーになれる。チームはその人間の後をついていくはずだ」と述べた。

そのうえで、オシム氏は若手が選出されていないのが残念だとコメント。「若い選手はその世代で核となる存在になれたはずだ。どの国も、まだ壊れていない、これから芽を出す木の実を探している。元気でいずれチーム全体を支える木の実を。少しピークを過ぎた選手たちの経験は大切だが、一方で若い時の野心が失われているのも事実だ」と続けている。

さらに、スイス戦で「一番疑問に感じたのはゴールキーパー」と、川島に言及。「私に言わせると、自信を持った存在ではなかった。集中力を欠いたりする場面があったからだ」と指摘した。

だが、オシム氏は「自分自身が最大の敵になりうる」ともコメント。「もし無理な野心を抱き、無理な目標を設定すれば、選手たちには大きな負担になるだろう」と、周囲の期待値にも懸念を示す。

「日本は優勝候補のように扱われるべきではない。なぜならメディアが煽りすぎてしまうからだ。
そうすると選手たちは自分自身の進むべき指針を失ってしまう」

そう語ったオシム氏は、「日本はイニエスタを帰化させたらどうだ。日本人と背丈もそんなに変わらないから大丈夫だろう」と、ジョーク(?)も口にした。

(引用元:livedoor news)

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