テレビ朝日「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」(7日放送分)では、「平成のスポーツ名場面ベスト50 大発表」として1万人が選んだ平成のスポーツ名場面を発表した。その一つとして紹介されたのが、2008年に行われた北京五輪の男子400mリレーだ。日本は、朝原宣治氏がアンカーを務め、38秒15のタイムで3位に。トラック種目では日本男子初となる銅メダルを獲得した。
当時36歳にして悲願のメダルを獲得した朝原氏は、前年に行われた世界陸上で敗れた悔しさから引退を取りやめ、北京五輪の歓喜に繋がったという。当時の世界陸上について、「(開催地は地元の)大阪ですし、メダルが欲しくて仕方がなかった。メダルを獲って引退しようと青写真を描いていた」とまで語る朝原氏は、どうしてもメダルが欲しかった理由を「奥さんがメダリストだったから」と告白した。
朝原氏の妻は、元シンクロナイズドスイミング選手で1992年に出場したバルセロナ五輪で銅メダルを獲得している奥野史子氏。当時は交際中だったという朝原氏は、「大学時代に僕の奥さんが先にメダルを獲って。その当時は大騒ぎですよね。彼女がオリンピックメダリストになったということですごいショックを受けた」と切り出すと、「雲の上の存在になった感じ。当時は羨ましいですし、色んな人に騒がれたり親戚増えたり。色んなものを見てオリンピックを目指そうっていうことでやり始めた」とメダル獲得の原動力を説明した。
すると、スタジオゲストの川淵三郎氏が唐突に朝原氏へ質問。「(北京五輪の400mリレーで)ゴールした時に嬉しさのあまり、バトンを上に放り投げたでしょ?あのバトンはどうなったんですか?」と尋ねると、朝原氏は「あのバトンは陸上競技連盟が保管してます。お願いして、北京の競技場の係の人が拾って。トラック内に(ありました)」と苦笑い。中居が「(バトンが)客席いってたら戻ってこない」と茶化すと、朝原氏は「そんな投げてないですよ。真上に投げました」と釈明した。
(引用元:livedoor news)
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