15日、NHK「サンデースポーツ2020」では、日本サッカー協会会長・田嶋幸三氏がゲスト出演。W杯目前の日本代表監督交代劇について、背景を説明した。
まず、この日の出演で伝えたいことを訊かれると、「次私達がワールドカップに向かう姿勢、そして本当に言い足りなかった事をしっかりと伝えたい」と述べた田嶋会長は、改めてヴァヒド・ハリルホジッチ氏を解任した経緯を語った。
「信頼関係が薄れる、コミュニケーションが薄れてくる。そういうものっていうのはチームを強くするための土台です。その土台が薄れてきてしまった。これが1番の要因で、これさえしっかりとあれば仮に負けたとしても新しい戦術や新しいシステムで対応することができると思いますが、残念ながらその信頼関係が薄れてきてしまった」
こう説明すると、田嶋会長は「試合の結果というよりは内容だとか選手達の臨む気持ち。そういうものを我々汲んでこの結果に陥りました。でもこの結果だけではなくて、これは去年からずっと我々はディスカッションしていました」と言い、欧州遠征の結果だけで判断したものではないと強調した。
また、田嶋会長は「スタッフも監督と実際に話したりしていました。西野技術委員長もサポートする立場で本当にハリルホジッチさんと話し、色々変えてもらうようなことを言ってきたのも事実」として、協会一丸でハリルホジッチ氏のサポートに当たっていたという。それでも解任したことについては、「バランスが崩れてきたのを元に戻したいと思っていたのが、残念ながらもっと悪くなってしまった。それで契約解除ということに至った」と説明し、理解を求めた。
(引用元:livedoor news)
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