11日放送、TBS「S☆1」では、野球解説者の野村克也氏が、広島東洋カープの新人・中村奨成と対談。共通点もある64歳下のルーキーを𠮟咤激励した。
昨夏の甲子園で1大会の本塁打記録を32年ぶりに更新し、ドラフト1位で広島入りした中村。名捕手だった野村氏は、中村を「20年に一人」「楽しみだ」と大絶賛していた。
対談でまず学生時代の成績を聞いた野村氏は、「普通」との回答に「バカではないんだな」。捕手は頭を使うポジションだとし、「これからどんどん頭脳を鍛えて、本を読みなさい」と助言した。
また、小学校で野球を始めたときからプロ入りが夢だったという中村に、野村氏はプロになって達成感を覚え、勘違いする選手が多いと指摘。プロ入りはスタートラインという意識を忘れるなと、満足してはいけないと諭した。
一方で、野村氏は中村のような選手のプロ入りを「大歓迎」と喜んでもいる。入団決定後には、中村に花とメッセージも送った。中村からも礼状が届いたという。
それほど野村氏が中村に期待するのは、母子家庭育ちという共通点があるからだ。野村氏は「親孝行しろよ」「お母さんを喜ばせてあげなさい」と、同じ環境で育った中村を鼓舞した。
ただ、「1軍に上がれるよう頑張りたい」との中村の目標に、野村氏は「がっかりした」「そんなこと誰でも言えるんだよ。誰も言わないこと言ってみろ」とダメ出し。「『何が何でもオレは1軍に上がる』『レギュラーを獲る』、そういう意気込みを持ってもらいたい」と、叱咤した。
「球界の重鎮の前で、18歳で言える人はいないから、心配しなくていい」という槙原寛己氏のフォローを受け、中村は「何が何でもオープン戦から1軍に上がれるように頑張りたい」と目標を言い直し。野村氏は拍手を送り、「夢は大きいほうがいいんだよ」と、64歳下の後輩を激励した。
(引用元:livedoor news)
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