格安SIMはもう限界?MVNOの現状とこれからを考える |
みなさんは仮想移動体通信事業者(MVNO)のサービスを使ったことがありますでしょうか。かくいう筆者は現在、以前に紹介したようにケイ・オプティコムが運営するMVNOサービス「mineo」を利用していますが、その利用までにはかなりの勉強と情報収集、そして何より「勇気」が必要でした。
それまでNTTドコモやauといった大手携帯電話会社の移動体通信事業者(MNO)サービスしか使ったことがなかったが故に、知識不足から「ちゃんと通信できるんだろうか」や「不都合などないんだろうか」と根拠のない不安ばかりが先行していたのです。
なお、その利用までの奮闘は過去に連載企画として詳しく掲載させていただきました。
過去記事:iPhone 7は欲しいが月額料金をもっと安く抑えたい! MVNO初心者によるMNOからの乗り換え体験記 第1回:料金検討からSIMフリー版を手に入れた【レポート】
過去記事:iPhone 7をローコストに運用しよう!MVNO初心者によるMNOからの乗り換え体験記 第2回:iPhone 7のレビューからMVNO契約まで【レポート】
過去記事:事前準備は整った、後は回線を繋ぐだけ!MVNO初心者によるMNOからの乗り換え体験記 第3回:mineoの開通からAPN設定、専用アプリ導入まで【レポート】
実際にMVNOを使い始めてみるとその不安のほとんどが杞憂だったわけですが、しかしそれはモバイルギークとして、そしてモバイル系ライターとしての基礎知識があったからという前提もあります。
もし筆者にそのような基礎知識がなかったとしたらMVNOを契約するのはもっと遅れていたように思えます。恐らくこういった不安は筆者だけのものではないでしょう。もしくは、気軽にMVNOにしてみたものの知識不足からトラブルを起こしてしまった人も少なからずいるのではないでしょうか。
感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はMVNO利用に関連するトラブルとその傾向、そしてこれからのMVNOの在り方などを考えます。
MVNOを使うからにはすべて自己責任……そんな考え方はもう時代遅れ?
■増加を続けるMVNO契約者数とそのトラブル
(引用元:livedoor news)
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