ソニー系格安SIMのnuroモバイルが 「Premium回線開通式」を開催! |
既報通り、ソニーネットワークコミュニケーションズが11月28日に「nuroモバイル新サービスと対応Xperiaの発表会」を開催し、NTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「nuroモバイル」( http://mobile.nuro.jp )において4Kディスプレイを搭載したプレミアムスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ Premium」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)の販売開始および同機種向け「Xperia限定プレミアム帯域オプション」を発表した。
Xperia XZ Premiumはすでに日本でもNTTドコモから今年6月に発売されている約5.5インチ4K(2160×3840ドット)HDR対応IPS液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載するソニーらしさを前面に押し出したハイエンドモデルで、日本国内でこのモデルを取り扱うのはNTTドコモとnuroモバイルのみであり、nuroモバイルが取り扱う台数は13000台限定としている。
今回はXperia XZ Premimuと新サービスについてのレポートに続いて発表後に行われた、片岡鶴太郎さん、若槻千夏さん、井上尚弥さんを招いてのゲストトークセッションを紹介していく。
Xperia限定プレミアム帯域オプションのサービスの一つ「アゲ放題」について、写真付きブログを更新している片岡さんは「実は私、(アップロードはこれまで無料だと)そう思ってました。だからいっぱい上げてたんです。もったいないことしたなぁ」とつぶやき、アゲ放題を使っていきたいと語った。
アゲ放題サービスを体験するべく、3人はXperia XZ Premiumのカメラで撮影を行った。まずは、片岡さんが若槻さんにヨガのポーズをレクチャーし、それを井上さんが撮影。
身体が硬いと話す若槻さんに、片岡さんは「最初は身体が硬くても、続けることで柔らかくなってしなやかになってくる」と解説。と、いい話をした直後「本来、パンイチ(パンツ一丁)でやるんですよ」と続け、「(若槻さんの)この格好だと、脚上げたりするのやりづらいと思いますけど、できる範囲で」と話し、「パンイチだとどんな格好でもできる」とその良さをアピールするが、これに対して「パンイチゴメンナサイ、今日はパンイチできないです」と若槻さんらしい返しで笑いを誘った。
片岡さんと若槻さんは、体幹が伸びて、肩こりや腰痛にいいという「木のポーズ」を行い、それを井上さんが撮影する。
撮影した写真がモニターに表示されると、若槻さんは「私、もうちょっと脚を上げたかったなぁ」とポーズを反省。片岡さんは「ヒールだしね、やっぱこれはパンイチじゃないとダメ」と話す。
若槻さんは撮影した写真をさっそく、自分のInstagramにアップし、速さを体感していた。また、アップロードした写真にすぐに「いいね」が付いていた。
続いて、井上さんのパンチを片岡さんが受けるシーンを若槻さんが動画で撮影。片岡さんは具志堅用高さんが受けるという設定で、ものまねをしながら井上さんのパンチを受けていた。
今回の動画撮影の目玉は秒間960コマの「スーパースローモーション」撮影だ。動画撮影中にボタンをタップすると約0.2秒を約6秒のスローモーション映像として残せるというもの。
若槻さんが撮影したスローモーション映像は、井上さんのパンチよりも具志堅さんものまねをする片岡さんの方が気になってしまうものだったが、井上さんは「パンチを打つ瞬間をスローで撮れるというのは、みなさん観たい瞬間だと思う」と話していた。
若槻さんは「スローモーションにしたいと思ったところで“押す”だけなんで、簡単でした」と手軽にスローモーション撮影ができることを紹介。
最後にXperia XZ Premiumとnuroモバイルを“あなたならどう使う?”にお題に、井上さんは「サクッとKO、スーパースローで!!」と答え、「その瞬間がスーパースローで撮れればすごく良いのかな、と」というXperia XZ Premiumの機能に目を付けた様子だった。
一方、若槻さんは「超絶景ムービー!!」とし、「普段はムービーとか景色を載せてないので(Xperia XZ Premiumの)画質が良かったのでこれを機会に絶景ムービーとかを載せれたらなと思いました。クリスマスとこの時期には最高のものが撮れるのではないかと思いました」と語った。
最後に片岡さんは「ブログに面白い写真を載せる!!」と答え、「ペットのカタツムリの決定的瞬間をもっと鮮明な画像で撮って送って見せてあげたい」と話し、「(カタツムリが)嬉しそうににんじんを食べているところを紹介したい」とペット愛を前面に出して語った。
動画リンク:https://youtu.be/QdFJjxTmSXI
Xperia XZ Premiumの画面やカメラ機能は、最新デバイスをいち早く搭載するソニーらしいスマートフォンであるが、nuroモバイルでの端末代金は99,800円と高額だ。
特に“格安SIM”や“格安スマホ”という導線からMVNOに入ってくると、高額な製品購入はあり得ない選択となるケースも多いだろう。
これはNTTドコモやau、SoftBankといった大手携帯電話会社(MNO)のような購入サポートがないことがMVNOの弱点でもあるのだが、「ディズニーモバイル」のようなブランディングをしっかりと行うことで、そこでしか得られない価値を生みだせれば、高額なスマホでも納得して購入することも起こりうるのではないだろうか。
今回のnuroモバイルによるXperia XZ Premiumの取り扱い、そして希望するユーザー向けのXperia限定プレミアム帯域オプションは、ブランドイメージ作りとしては良い流れだ。本来ならnuroモバイルではなく「Xperiaモバイル」としても良いぐらいだが、契約者が混乱する可能性がある上に、プレミアム帯域オプションの優位性が分かりづらくなる。Xperia限定プレミアム帯域オプションは、名前こそ長いがXperiaが優遇されるというブランディングとしては面白い試みだと思う。
取扱店舗も、公式サイトおよび専門スタッフが常駐するソニー直営店のみに絞ったのもソニーらしさがあって悪くはない。今後、大手キャリアにない“Xperia”がnuroモバイルのみで購入可能であるという流れが作れれば面白いことになりそうである。
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(引用元:livedoor news)