小さなスマートスピーカー「Google Home Mini」を紹介! |
Googleが日本では10月23日に発売した小型なスマートスピーカー「Google Home Mini」。いわゆるAI(人工知能)を活用した音声アシスタント「Google Assistant」が利用できるスピーカー型製品で、Google Homeシリーズでは通常モデルの「Google Home」の小型・廉価版といった位置付けとなっています。なお、海外向けには上位モデル「Google Home Max」も発表されていますが、日本での販売については明らかにされていません。
そんなGoogle Home Miniですが、筆者も発売日に購入していたものの、すでにGoogle Homeについて紹介していたので特に外観以外書くこともないかとさぼっていましたが、ちょうど12月10日(日)まではビックカメラ系列やヤマダ電機系列などで半額セールをやっているので軽く紹介しておこうと思います。
なお、今回の半額セールのうちの楽天ブックスで2台目を購入しましたので、ぼちぼちと複数台で利用してみたいと思っていますし、同じスマートスピーカーとしてAmazonの「Echo Dot」やLINEの「Clova WAVE」も購入しているので特性や使い分けについても気が向いたらまとめたいと思います。
Google Home Miniの箱はこんなサイズ
Google Home Miniは箱からして小型です。先にClova WAVEを先行体験版で買っていて、大きくて開けるのを躊躇していましたが、このサイズならサクッと開けてサクッと使えるようにできる気がします。実際、すぐに使えるようにしましたが……記事を書くまでの気力はありませんでした(;´Д`)
箱は裏側にあるビリビリっとする切り取り線から開けるようになっています。非破壊で元に戻しておきたい人はちょっとこれは嫌かなと思います。箱を開けるとすぐにGoogle Home Miniの本体が出てきます。
Google Home Miniはサイズが約98×98×42mm、質量が約173g、本体カラーが写真の薄いグレーのチョーク、黒に近い濃いグレーのチャコール、そして、日本では楽天限定色のピンクっぽいコーラルの3色展開。発売日にチョークを購入し、半額セールでチャコールを買い足しました。
同梱物はmicroUSB端子の電源アダプターと簡易取扱説明書などの紙類のみ。電源アダプターのケーブルは長めで、約1.5mあり、重さは約75g。電源ボタンなどもなく、電源につなぐと電源ON、電源を抜くとOFFに。
ボタン類は電源端子の横に1つスイッチがありますが、これはマイクのオン・オフで、電源ではなかったです。また本体上部の電源端子を挟んで左右側にタッチセンサーが付いており、音量上下ができるようになっています。
一方、当初は真上部分をタッチするとウェイクアップワード「OK, Google(オーケー、グーグル)」や「ねぇ、グーグル」と話しかけるのと同じ状態になる機能を搭載していましたが、不具合があったため、上面タッチ機能を完全に廃止されています。
個人的には持ったときに音量上下ボタンを押してしまうので、音量上下ボタンの機能もオフにできるようにしても良いのではないかと思います。できれば設定でオフにできるのがベターでしょうか。
Google Home Miniの本体
小型スマートスピーカー同士のGoogle Home Mini(右)とAmazon Echo Dot(左)を並べたところ
Google Home Miniの底面
電源アダプターで電源につなぐと、電源が入って本体上部からGoogleカラーに光ります。なお、ウェイクアップワードで話しかけた場合は白く光ります。
電源が入ったら後はスマートフォン(スマホ)から初期設定を行います。Android搭載製品またはiPhoneなどのiOS搭載製品にアプリ「Google Home」をインストールし、以下の手順でセットアップを行います。なお、Google Homeの利用には無線LAN(Wi-Fi)が必要なのでご注意ください。
Google Home Miniには音楽配信サービス「Google Play Music」を使い始めてから14日間に加え、3ヶ月間無料で使える特典が付いていますが、3ヶ月間のほうは14日間が終わってからGoogle Homeアプリのメニューボタンから「クーポン」を開いて出てくるクーポンを適用する必要があります。
またこのクーポンですが、iPhoneなどのiOS搭載製品のGoogle Homeアプリでは表示できないとのことなので、別途、Webブラウザーにて作業する必要があるようなのでご注意ください。iOS向けのGoogle Homeアプリにも「クーポン」の機能はありますが、どうやら支払方法を登録しないと3ヶ月無料クーポンは適用できないのでiOS向けアプリでは利用できないようで、公式Webサポートでも注意として掲載されています。
セットアップはちょっと画面を並べると長いようにも思いますが、それほど面倒な印象はなく、流れに沿っていくだけなのでわかりやすいと思います。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠なので2.4GHz帯だけでなく、5.xGHz帯も利用可能。その他、Bluetooth 4.2もサポートされており、あまり使わないかもしれませんが、Google Home MiniをBluetoothスピーカーとして利用することもできます。
初期状態ではBluetoothはオンになっていないので、利用する場合はGoogle Homeアプリから左上のメニューボタン(縦三本)から「デバイス」を開き、該当するGoogle Homeシリーズの右上にあるメニューボタン(︙)から「設定」を選択して「ペア設定されたBluetoothデバイス」→「ペア設定モードを有効にする」をタップすれば、スマホなどからBluetoothで見つけられます。
スピーカーとしては40mmドライバーなので音質は気にしたら負けといった感じですが、とはいえ、音量は結構出ますし、モノラルですが180°と全体に向けて音が出るのでライトにラジオなどを聴くにはこれでも良いのかなといったところ。
Echo Dotのようにイヤホンマイク端子で出力できると良かったのかなと思いつつ、見た目はかわいいですし、チャコールは埃が気になりそうですが、半額セールの税込3,240円で手軽に購入できると考えれば良いのかなと思います。
使ってみないとなかなか音声認識による操作は便利さがわからないようですが、すべて音声認識で操作しようと思うとむしろ煩わしい感じがしそうですが、どうしても手が離せないときやスマホが遠くにあるときなど、手で操作できないときは必ずあるので、そういったときには特に便利に感じるはずです。
またスマートスピーカーがたくさんあって意味があるのかといった話もありますが、現状では機種によってできることも違うので、それぞれの利点を活かして使うのはありだと思っています。もちろん、全部買う必要はありませんが……。
例えば、良く使っている機能としてはGoogle Home Miniはスティック型セットトップボックス(STB)「Chromecast」がテレビに刺さっているので「ねぇ、グーグル、〜〜の動画流して」と言えば、テレビが消えた状態からすぐに〜〜についての動画を再生してくれますし、テレビを消すことも可能です。
またClova WAVEには赤外線リモコン機能も標準搭載されているので、テレビのオン/オフだけでなく、音量調整やチャンネル切替もできるので、おおまかな操作は音声だけでできるようになりました。
キッチンで食器洗いをしているときに電話がかかってきてテレビ(の音)を消して出たいといった場合にリモコンが手元にない場合は「ねぇ、グーグル、テレビ消して」と言いながら手を拭いて電話に出るといったことでよりサッとできたりします……あまり電話がかかってこないので、まだやったことありませんが(;´Д`)
Google GA00210-JP Google Home Mini チョーク
Google GA00216-JP Google Home Mini チャコール
Google GA3A00538A16 Google Home
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(引用元:livedoor news)