日本国内でAndroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップ第1号はシャープのAQUOS Rに!auが12月5日より提供開始 |
KDDIおよび沖縄セルラー電話は1日、au向け「2017年夏モデル」として発売したシャープのフラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R(型番:SHV39)」に対して最新プラットフォーム「Android 8.0(開発コード名:Oreo)」を含むソフトウェア更新を2017年12月5日(火)より提供開始するとお知らせしています。
更新はAQUOS R SHV39本体のみで4Gまたは無線LAN(Wi-Fi)によるネットワーク経由(OTA)で実施でき、更新時間は約30分、アップデートファイルサイズは約1.17GBとなっています。更新後のOSバージョンは「Android 8.0.0」、ビルド番号は「02.00.03」で、主な変更点は以下の通り。
◯主な追加&変更点
1)Android 8.0へアップデート
・ピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)の対応
・オートフィルの対応
2)ホームアプリ「AQUOS HOME」の機能改善
・上にスライドしてもアプリ⼀覧画⾯表⽰機能を追加
・アイコン表示にアイコンバッジ追加
3)スクリーンショットの音量を小さく
4)「電話帳」アプリの機能改善
・電話帳一覧画面が⾒やすく変更
・電話帳詳細画⾯に「発信前に番号を編集」を追加
・通話履歴画⾯の仕様が変更
・クイック返信の履歴表⽰を追加
・電話アプリ利用時でも連絡先をタブ内に表⽰機能追加
・着信中画⾯の仕様が変更(電話ボタンを上にスライドして応答)
・通話中画⾯の仕様が変更(終話ボタンをタップして終了)
・通話中に表⽰するダイヤル画⾯の仕様が変更◯主な削除点
5)「電話帳」アプリ
・グループ機能を⼀部変更
・発信中画⾯で「⾳量・⾳質」および「⾳声メモ」、「メニュー」を⾮表⽰
6)アルバムアプリのmixi連携機能が利用不可
7)ホームアプリから音声検索アイコンが非表示
8)NFCウィジェットが削除
9)モバイルライトの自動消灯機能が削除(手動のみに)
10)FeliCa PUSH機能が削除※その他OSアップデートにおける追加・変更/削除項目の詳細は以下よりご確認ください。
OSアップデートにおける追加・変更/削除項目について(9.9MB)[PDF]
すでに「Xperia XZ1」などのAndroid 8.0 Oreo搭載機種が日本でも発売されていますが、Googleブランドの「Nexus」シリーズや「Android One」シリーズなどを除くと日本ではじめてのAndroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップはシャープのau向けAQUOS R SHV39となりました。
昨年の「Android 7.x(開発コード名:Nougat)」も同じくシャープのNTTドコモ向け「AQUOS ZETA SH-04H」が初でしたが、今年もシャープが一番乗りになりそうです。
なお、auではAQUOS R以外に2017年10月11日時点で16機種のスマホをAndroid 8.0 OreoへOSバージョンアップする予定で、シャープの今夏モデルである「AQUOS R」はSoftBank向け「AQUOS R(型番:605SH)」についても12月にAndroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップを提供予定であることが案内されています。
シャープではAQUOS Rから発売から2年間のOSバージョンアップを約束することを明言しており、ここ最近はバージョンアップの時期も早まってきているように思われます。
またAQUOS Rは量販店やECサイトの販売数をベースにした「BCNランキング」では今年第3四半期(7〜10月)の販売シェアでAndroidではトップになるなど、性能の割に低価格なことなどが支持されているようです。
今冬もコストパフォーマンスの高いスマホ「AQUOS sense」やコンパクトプレミアムスマホ「AQUOS R compact」などでさらなるシェア拡大をめざしており、会社自体も12月7日に東京証券取引所1部(東証1部)に再指定されることが発表されるなど、上向きになってきているようですので頑張って欲しいところです。
更新方法は「設定」アプリを起動し→「端末情報」→「システムアップデート」から行い、詳細は「ソフトウエアアップデートガイド(AQUOS R SHV39)(2.4MB)[PDF]」をご確認ください。また、ビルド番号の確認方法は「設定」アプリを起動し→「システム」→「端末情報」→「ビルド番号」で行います。
主な変更点はシャープの公式Webサイト「OSアップデート|AQUOS R SHV39サポート情報|サポート|AQUOS:シャープ」でも確認可能。更新に際しての注意点は以下の通り。
・OSアップデートはお客さまの責任において実施してください。
・OSアップデートを行うとAndroid 7.1に戻すことはできません。
・OSアップデートにより、お客さまのauスマートフォンはAndroid 8.0に変更され、画面操作や機能が変更されます。
・OSアップデートは更新のための通知が表示されOKを押すと更新が始まりますが、更新前には必ずauホームページ記載の更新内容と注意事項をご確認の上実施してください。
・OSアップデート中は110番、119番、118番への電話も含め、メール送受信などすべての機能は操作できません。
・OSアップデートは所要時間が約30分となりますので、本体を充電しながら、または電池残量が十分な状態(フル充電)で実施してください。
・アップデートファイルサイズが大きいため、Wi-Fiのご利用をお勧め致します。
・4G(LTE/WiMAX 2+)通信(以下au通信)を利用したソフトウエア更新を実施した場合のパケット通信料は有料となります。
・パケット通信料が高額になるため「LTE NET」および「LTE フラット」などのパケット通信料割引サービス/データ定額サービスへのご加入をご確認の上実施してください。
・au通信を利用した場合、データ通信量が月間データ容量を超えると、当月末までの通信速度が送受信最大128kbpsとなりますのでご注意ください。(通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます)
・OSアップデートを行う際は通信が切断されないよう、電波が強く安定している状態で、移動せずに実施してください。
・OSアップデート中は、絶対に本体の電源をOFFにしないでください。故障の原因となる場合があります。
・OSアップデートにて本体に登録された各種データや設定情報が変更されることはありませんが、お客さまの端末の状況などによりデータが失われる可能性がありますので、アドレス帳やEメールなどの大切なデータは必ずバックアップを取ってから実施してください。
・AQUOS R SHV39 取扱説明書
・データお預かりアプリ
・アップデート実施後に初めて起動した時は、データ更新処理のため、数分から数十分間、動作が遅くなる場合があります。
・(所要時間は本端末内のデータ量により異なります。通常の動作速度に戻るまでは電源を切らないでください。)
・OSアップデート実施後に初めてKDDI Eメールアプリ(@ezweb.ne.jp)を起動した時は、数分から数十分程度データ更新処理を行うため、メールの閲覧、送受信ができません。(所要時間はメールの保存件数や容量により異なります。データ処理完了まで電源を切らないでください。)
・海外でローミングサービスをご利用の際は、モバイルネットワーク(海外CDMA/海外GSM接続)でのOSアップデートの検索やダウンロードはできません。
・Android 7.1で動作しているアプリケーションのAndroid 8.0上での動作は保証できません。アプリケーションの対応OSなどをご確認の上、OSアップデートを実施してください。
・OSアップデート実施後、KDDI Eメールアプリ(@ezweb.ne.jp)では着信通知が複数存在する場合、ステータスバーのメールアイコンや通知は個々の着信毎に表示されます。但し、ご利用状況により、適宜一つのメールアイコンや通知に集約されます。
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(引用元:livedoor news)