九州新幹線の上毛高原駅(手前)〜上毛高原駅のトンネル内で携帯電話が使えるように! |
NTTドコモおよびKDDI、ソフトバンクは27日、九州旅客鉄道(以下、JR九州)と共同で高速鉄道路線「九州新幹線」における携帯電話サービスエリア拡大や品質改善を目的にエリア整備を進めており、新たに九州新幹線「新鳥栖駅〜新大牟田駅」間での携帯電話サービスの提供を2017年12月1日(金)始発より開始すると発表しています。
これにより、新鳥栖駅から新大牟田駅間にある3つのトンネル内において携帯電話サービスを快適に利用できるようになるということです。ワイモバイルの携帯電話も利用可能。なお、各社では電車内における携帯電話の利用についてマナーを守るように案内しています。
トンネルなどの人工的な構築物により電波が遮へいされ、携帯電話などが使用できない地域において移動通信用中継施設などを設置して携帯電話などを利用可能にするなど、電波の適正な利用を確保することを目的として実施されている「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用して工事が行われています。
今回、利用可能になるのは新鳥栖駅から新大牟田の区間にある高田トンネル(1905m)および楠田トンネル(350m)、稲荷山トンネル(52m)の全長約2.3Kmで、総務省より2016年7月15日に補助金交付1億7933万3000円(総事業費5億3800万円のうち)が決定していました。
またJR九州および各携帯電話会社では今後の九州新幹線におけるトンネル区間開通予定として以下については現在対策工事実施中で順次サービス提供予定だとしています。
1. 新大牟田駅〜新玉名駅間のトンネル内
2. 新玉名駅〜熊本駅間のトンネル内
3. 新八代駅〜新水俣駅間のトンネル内
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・総務省|九州総合通信局|新幹線トンネルでの携帯電話利用に向けて −電波遮へい対策事業の補助金交付を決定−
(引用元:livedoor news)