motorola razr 40の日本向け製品がKDDIのIOTを完了! |
KDDIは22日、同社が提供している携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」、「povo」や仮想移動体通信事業者(MVNO)が提供するau回線を用いた携帯電話サービスなどのau回線で利用できる相互接続性試験(IOT)をクリアしたIOT完了製品に新たにモトローラ・モビリティ・ジャパンが発売した5G対応フォルダブルスマートフォン(スマホ)「motorola razr 40(型番:XT2323-4)」(Motorola Mobility製)を追加しています。
これにより、mororola razr 40の日本向け製品がau回線のネットワークに公式に対応し、auなどにて音声通話やデータ通信が利用できることがKDDI公式に案内されました。なお、現時点ではまだUQ mobileやpovo2.0における動作確認機種としては掲載されていませんおらず、MVNOについても最終的には各MVNOの公式Webサイトなどで公開されている動作確認機種をご参照ください。
motorola rarz 40はMotorolaが展開するフォルダブルスマホ「motorola razr」シリーズの最新機種で、すでに先行して日本で発売されていた上位機種「motorola razr 40 ultra」のスペックを落として価格を抑えたモデルとなっており、主な違いはサブディスプレイとチップセット(SoC)などとなります。
そのサブディスプレイはmotorola rarz 40およびmotorola rarz 40sでは約1.5インチ194×368ドットAMOLED(282ppi)とかなり小さくアスペクト比も1:2と異なり、8-bitカラーや60Hzリフレッシュレート、最大120Hzタッチサンプリングレート、明るさ最大1000nitsなどとなっています。一方、SoCはQualcomm製「Snapdragon 7 Gen 1(型番:SM7450-AB)」を搭載しています。
また日本向け製品はおサイフケータイ(FeliCa)に対応しており、防水・防塵はIP52の生活防水・防塵への対応となっています。なお、日本ではオープン市場向けメーカー版の他にソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」向け「motorola razr 40s」も発売が予定されており、ハードウェアは共通ながら本体色がメーカー版ではセージグリーンおよびバニラクリームの2色、SoftBank版がセージグリーンおよびサマーライラックの2色となっています。
その他の主な仕様は約6.9インチFHD+(1080×2640ドット)有機ELメインディスプレイおよび約3200万画素CMOSフロントカメラ、8GB内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ、4200mAhバッテリー、急速充電(最大30W)、ワイヤレス充電(最大5W)、ステレオスピーカー、Dolby Atoms、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、NFC、位置情報取得(A-GNSSなど)で、リアカメラは以下のデュアル構成で、さらにToFセンサーも搭載しています。
・約6400万画素CMOS(1画素0.7μm、4in1)+広角レンズ(F1.7、OIS)
・約1300万画素CMOS(1画素1.12μm)+超広角/マクロレンズ(F2.2、画角120°)
サイズは開いた状態で約170.82×73.95×7.35mm、閉じた状態で約88.24×73.95×15.8mm、質量は約188.6gで、外装はディスプレイ面が強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」で覆われ、背面パネルはフェイクレザー素材、側面フレームは7000シリーズのアルミニウム素材を採用しています。SIMがnanoSIMカードスロット(4FF)が1つとeSIMのデュアルSIMがデュアルVoLTE(DSDV)に対応しており、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。
2G:-
3G W-CDMA: B1/B2/B4/B5/B8
4G LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B25/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42
5G NR: n1/n3/n8/n28/n40/n41/n77/n78
今回、そんなmotorora razr 40の日本向け製品がau回線のIOTを完了し、au回線で利用できることが確認されました。なお、携帯電話ネットワークは5G NR方式および4G LTE方式(WiMAX 2+含む)、3G W-CDMA方式に対応していますが、au回線では3Gは利用できず、4G LTE方式ではUE Category 4および7、10、12、Category DL 16、Category UL 13をサポートしており、au回線では音声およびデータ通信に対応し、nanoSIMカード(4FF)「au Nano IC Card 04」とeSIMで利用できるということです。
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(引用元:livedoor news)