超急速充電「神ジューデン」スマホが登場!シャオミのフラッグシップã…

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120W超急速充電に対応した「Xiaomi 12T Pro」をチェック!


既報通り、Xiaomi Japan(以下、シャオミ)は8日、5Gに対応した最新のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xiaomi 12T Pro(シャオミ・トゥエルブティー・プロ)」(Xiaomi Communications製)を2022年12月16日(金)に発売すると発表した。

オープンマーケット版(SIMフリーモデル:以下、メーカー版)と、大手通信キャリア(移動体通信事業者:以下、MNO)向けのSoftBank版をラインアップする。型番はメーカー版が「22081212R」、SoftBank版が「A201XM」となる。

メーカー版は、シャオミの公式Webサイト「Mi.com」をはじめ、Amazon.co.jp、ECカレント、NTTぷらら、ソフトバンクセレクション、murauchi.com、楽天市場、楽天ブックス、エクスプライスといったWebストアの他、家電量販店ではエディオン、ケーズデンキ、上新電機、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、仮想移動体通信事業者(MVNO)ではIIJmio、OCN モバイルONEで取り扱われる。オープン価格ながらメーカー希望小売価格(金額はすべて税込)は109,800円。

SoftBank版は、ソフトバンクショップや家電量販店などのSoftBank取扱店および公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」などで取り扱われる。

価格はソフトバンクオンラインショップなどの直営店では143,280円となっており、48回払いで「新トクするサポート」を利用して24カ月目以降に返却した場合の実質負担額は2,985円/月×24回=71,640円となる。この他、ソフトバンクオンラインショップなどでは、他社からの乗り換え(MNP)での購入において「【オンライン限定】web割」が適用され、21,600円割り引かれる。

なお、ソフトバンクでは国内のMNOではXiaomi 12T Proを”独占販売”するとしており、特徴的な機能である120W超急速充電を「神ジューデン」と名付け、広く訴求していく構えだ。

今回はそんなソフトバンクとシャオミが8日に共同で開催した「ソフトバンク株式会社とXiaomi Japanの新商品に関する発表会」のタッチ&トライで、Xiaomi 12T Proを試すことができたため、外観や基本機能、カメラ機能などを中心に写真や動画を交えながらレビューする。


本体正面。左がモックアップ(見本)で右が実機のためディスプレイの色味が異なる


本体背面。左がブラック、右がブルー

本体サイズは、約163mm(高さ)×約76mm(幅)×8.8mm(厚さ)、重量は約205g、ディスプレイは約6.7インチ CrystalRes 有機EL(AMOLED)で解像度は2712×1220、アスペクト比は20:9、リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは最大480Hz、Dolby Visionにも対応し、高コントラストかつ高輝度で鮮やかな表現を実現する。ディスプレイを覆う強化ガラスはCorning Gorilla Glass 5を採用している。

本体のカラーバリエーションは「ブラック」と「ブルー」の2色展開。正面に差はないが、背面カラーが異なっている。ただし、背面も色以外の差はあまりなく、角度によって見え方が異なるカラーリングや、さらさらとした質感はどちらのカラーも同等だ。背面に指紋跡はそれなりに付くが、ツヤのあるグロッシー仕様ではないため、そうした素材のスマホに比べれば指紋跡は目立ち難い。


本体正面向かって左側面(上)と右側面(下)(画像=上)、上部側面(上)と下部側面(下)(画像=下)

正面向かって左側面にはボタンやスロット類などは搭載されておらず、右側面には上下のボリュームキーと電源/スリープキーを搭載している。

下部側面にはSIMカードスロットとUSB Type-Cコネクタを備えている。3.5mmイヤホンジャックは非搭載。また、外部メモリー(microSDカード)にも対応していない。

スピーカーは、本体上下側面の両方に搭載したデュアルスピーカーとなっている。オーディオ面では、Dolby Atmos対応や「SOUND BY Harman Kardon(ハーマン・カードン)」として音のチューニングなどをHarman Kardonが手がけている。本体上部側面には「Harman Kardon」の文字も見える。

Bluetoothの高音質コーデックLDACおよびLHDCにも対応しており、ワイヤレスオーディオでのハイレゾ音源も楽しむことができる。Bluetoothのコーデックについては、他にAACとSBCにも対応、Bluetoothのバージョンは5.2を採用している。


背面のリアカメラ

本体背面に搭載されている3つのリアカメラは、縦方向に見た場合、最も上の大きなレンズが約2億画素の広角カメラ、その下が約800万画素の超広角カメラ、最も下のレンズが約200万画素のマクロ(接写)カメラとなっている。各カメラの仕様は以下の通り。

・約2億画素CMOS(1/1.22型、1画素0.64μm)広角レンズ(F1.69、8P、OIS)
・約800万画素CMOS(1/4型、1画素1.12μm)超広角レンズ(F2.2、画角120°)
・約200万画素CMOS(1/5型、1画素1.75μm)マクロレンズ(F2.4)


ディスプレイ上部のフロントカメラ

ディスプレイ上部中央のパンチホール部分には約2000万画素CMOS(1/3.47型、1画素0.8μm)広角レンズ(F2.24、画角78°)を搭載している。単純な画素数比較をすると、リアカメラのメインの広角カメラに次いでフロントカメラの画素数が高い。


標準カメラアプリの画面。左が起動時の「写真」モード、右が各種撮影モードが格納されている「もっと見る」の画面


左が「写真」モードでのメニュー画面、左が「カメラ設定」の画面


左がフロントカメラでの「写真」モード、右が「ウルトラHD」モードにおける「200MP(2億画素)」オン状態の画面

標準カメラアプリにおける撮影モードは「プロ」「ドキュメント」「ビデオ」「写真」「ポートレート」「夜景」「ウルトラHD」「ショートビデオ」「パノラマ」「Vlog」「スローモーション」「タイムラプス」「ムービー効果」「長時間露光」「デュアルビデオ」「クローン」の合計16種類が用意されている他、ウルトラHDから50MP(5000万画素)と200MP(2億画素)の切り替えや、メニュー画面から「マクロ」への切り替えも可能。

フロントカメラも多くの撮影モードに対応しているが、対応していないモードを選択した場合、強制的にアウトカメラに切り替わる仕様となっている。

また、標準の撮影モードとなる「写真」では最大ズームが10倍まで可能。超広角レンズへの切り替えもできるため、0.6X〜10Xまでのズームができる。ズーム機能は、撮影モードによって可能な倍率が異なる。例えばポートレートモードではズーム機能は利用できない。

動画撮影については、
リアカメラ
・8K(7680×4320)24fps
・4K(3840×2160)60fps/30fps
・1080p(1920×1080)60fps/30fps
・720p(1280×720)30fps

フロントカメラ
・1080p(1920×1080)60fps/30fps
・720p(1280×720)30fps
これらに対応している。


本体正面を向けて手に持った状態


ブラックの背面を向けて手に持った状態


ブルーの背面を向けて手に持った状態


超急速充電とカメラ機能が大きな特徴

国内での重要が高いとされている防水性能は、生活防水レベルのIPX3に、防塵はIP5Xの性能を備える。また、同様に国内需要が高いおサイフケータイ(FeliCa)にも対応している。

5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、120Wの超急速充電(Xiaomi ハイパーチャージ)にも対応。大容量バッテリーにも関わらず、およそ19分で100%まで充電できるという。120Wの充電器(ACアダプタ)は同梱する予定。


120WのACアダプタで超急速充電をしている状態

国内向けの機種では、昨年11月発売で前モデルにあたる「Xiaomi 11T Pro(シャオミ・イレブンティー・プロ)」も120Wハイパーチャージに対応しており、今回のXiaomi 12T Proの特別な機能という訳ではないが、特徴的な機能であり、バッテリー持ちや充電の速さに対するユーザーニーズが高いことから、ソフトバンクでは”神ジューデン”と銘打ち、より分かりやすくして訴求していくようだ。


左右とも「設定」の画面


左が「SIMカードとモバイルネットワーク」の画面、右が「画面ロックとセキュリティ」の画面


左が「バッテリーセーバー」の画面、右が「バッテリー」の画面


左右とも「デバイス情報」の画面


左が「ストレージ容量」の画面、右が「すべての仕様」の画面

OSはAndroid 12を独自カスタマイズしたMIUI(ミーユーアイ)のバージョン13を、チップセット(SoC)はQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1のオクタコアCPU(3.2GHz+2.75GHz+1.8GHz)を搭載している。内蔵メモリー(RAM)は8GB、内蔵ストレージ(ROM)は128GB(メーカー版)/256GB(SoftBank版)を搭載する。前述の通り、外部メモリー(microSDカード)スロットは搭載されておらず非対応。

生体認証は顔認証と指紋認証に対応しており、このうち指紋認証はディスプレイ内指紋センサーを採用しており、物理キーでの指紋センサーは搭載していない。

携帯電話ネットワークは5G NR方式のNSAおよびSAの他、4G(FDD-LTE/TDD-LTE)、3G(W-CDMA)、2G(GSM)をサポートする。Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)に対応している。

最後に実機を使った簡単な操作やカメラ機能を解説した動画を紹介する。


S-MAX:神ジューデン!シャオミのハイエンドスマートフォン「Xiaomi 12T Pro」をチェック【ファーストインプレッション】

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)

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(引用元:livedoor news)

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