「立つ」から「捧ぐ」へ!やり込み度も奥深さも難易度も爆上がりしたアクションRPGアプリを紹介! |
去る2022年9月15日から18日の4日間、千葉県の幕張の幕張メッセにて日本最大の家庭用(コンシューマ)ゲームとその関連サービスなどを展示するイベント、東京ゲームショウ2022が開催されました。(主催:CESA)
東京ゲームショウは2020年に新型コロナウィルス(COVID-19)の蔓延による感染拡大を防ぐためにオンラインのみの開催となり、昨年(2021)はビジネスデーのみの開催となっていましたが、本年は3年ぶりに(小学生以下の入場は禁止されたものの)、一般公開日が設けられ、若干の規模の縮小はあったものの盛況のうちに幕を閉じました。
そんな東京ゲームショウですが、ここ最近はスマートフォン(スマホ)やタブレット向けのゲームの展示やゲーミングスペックのモバイルPCなども展示されており、ガジェット好きやスマホゲームアプリユーザーにも注目のイベントとなっています。
今回はインディーゲームコーナーエリア内のワンダーランドカザキリのブースにて展示されていたゲームアプリ「ダンジョンに捧ぐ墓標」(略称「ダン墓」)を紹介します。
【2016年に紹介した「ダンジョンに立つ墓標」の後継作】
「ダンジョンに捧ぐ墓標」タイトル画面(Android版)
「ダンジョンに捧ぐ墓標」は以前、当ニュースブログでも紹介した「ダンジョンに立つ墓標」の発展的作品で、基本ルールや世界観などはそのままに主人公の成長システムやストーリー、謎解きといったあらゆる要素をパワーアップさせ、「立つ墓標」では地下100階までだったダンジョンもさらに奥深いものに強化されています。
そして、本作のもう一つのポイントは「(ほぼ)全プラットフォーム向けに配信(販売)されている」という点で、本記事執筆時点で既にGooglePlayストア(Android)、App Store(iOS・iPad OS)、PlayStation4、ニンテンドースイッチ、XBOX ONE、STEAM(Windows/Mac)版がリリースされているほか、クラウドゲーミングプラットフォーム向けの準備も行っているそうです。
ワンダーランドカザキリのブース。試遊はニンテンドースイッチ版で行われていた
【「ダンジョンに捧ぐ墓標」紹介】
ゲームの主な舞台となるダンジョン内の画面
本作は「ゲーム開始時に何も記憶のな主人公がローグライクな自動生成のダンジョンに繰り返し潜り、モンスターと戦いながら主人公を育成・強化し、ダンジョンの奥を目指して世界の謎を解き明かす」のが目的のアクションRPGです。
「ローグライク」と説明していますが、ダンジョン内ではリアルタイムに時間が経過しているアクション要素の高いゲームで、時間と共にブラッドと呼ばれるゲージ(ローグでいう空腹ゲージに相当)が減っていき、これが0になってもプレイヤーは死んでしまいます。(道中、ダンジョン内に落ちているアイテムを獲得・使用することで補充可能)
もちろん、敵の攻撃を受けたり、落とし穴などの罠にはまるとライフ(生命力)が減り、こちらも0になるとプレイヤーは死亡します。
「立つ」に引き続き、各フロア開始時はそのフロアでの犠牲者(その階で死んだ主人公キャラの延べ人数)が表示される
ローグライクなゲームシステムを採用しているため、ダンジョンから脱出・死亡して街に戻った際にはレベルが1までリセットされるので、いかに装備や力の開放(後述)による恒久的な戦力アップを整えていくことが重要となります。
そして、このゲームのオンライン機能を使ったソーシャル要素として、今回は「プレイヤー死亡時にメッセージを一言コメントとして残す」ことができ、他ユーザーへ向けたコメントやメッセージを伝えることができます。(コメントはプレイヤーがフロア内に残された墓標に接触することで表示されます)
珍奇なメッセージやネタに走った言葉を残すのも面白い
・大きく強化された育成要素とコレクション要素
「モンスター図鑑」これまでプレイヤーと出会ったモンスターが解説付きで時点に登録される
主人公の育成要素やアイテム・モンスターのコレクション要素も充実で、コレクション用途としては、前述のモンスター図鑑や食べ物図鑑(一時的に能力を上昇させるアイテム)があります。
「力の開放」の画面。冒険で獲得したポイントを消費して基礎能力を強化できる。攻撃重視で魔法先行にしたり、安全策をとってポーションの所持数を優先するなど、育成方針は自由自在。
育成の部分では、ゲーム攻略のキモの部分となる恒久的な能力アップの「力の開放」(ダンジョン内で冒険を繰り返すことで増えていく「LP」を消費して、ダンジョンへ再挑戦する際にもリセットされない道具の最大所持数や初期状態のHPなどを増加させる要素)と町の酒場でクエストを受注し、達成することで、「力の開放」と基本ステータスの上昇とまとまった額の所持金の増加を狙っていきます。
クエストはモンスターの規定数撃破やドロップアイテム収集を行うことでクリアしていく。
・隠し部屋の謎とボスキャラ
パズル要素の高いエリア「階層の狭間」
ダンジョンの途中に時折存在している「空間の裂け目」に接触すると「階層の狭間」というエリアに入ることができます。
ここはマップ内の特定のギミックを作動させたり、ブロックを押して正しい道を開いたりなどのパズル要素が非常に強い(そうでない場合もありますが)エリアで、マップに配置されている光る宝箱を目指してじっくりと取り組んでみましょう。(ブラッドゲージの許す限りですが)
そして、地下20階ごとに巨大なボスキャラが待ち構えています。「立つ墓標」でも登場した、お馴染みのボスたちの姿もありますが、行動パターンなどに見直しが入っており、一筋縄でいきません。
地下20階で登場する最初のボスキャラ。筆者はコイツを倒すまで記事を書けないと決めていたものの、「立つ墓標」の頃よりも、強くなっていて、思いのほか時間がかかってしまいました(汗)
やりごたえ十分の難易度と謎解きの豊富さに自由度の高い育成要素とつい埋めたくなるコレクション要素いっぱいの「ダンジョンに捧ぐ墓標」。
立体ドット絵風キャラも魅力的で、ながーく遊べる買い切り型のスマホ対応ゲームアプリにいかがでしょう?
アプリ名:ダンジョンに捧ぐ墓標
価格:600円
カテゴリ: ロールプレイング
(引用元:livedoor news)