4G対応エントリースマホ「OPPO A77」と「OPPO A57s」が登場! |
OPPO Mobile Telecommunications(以下、OPPO)が4G対応スマートフォン(スマホ)「CPH2385」となる「OPPO A77」および「OPPO A57s」を発表しています。すでに紹介しているようにCPH2385は日本向け工事設計認証(いわゆる「技適」)を取得しており、日本市場での発売を準備していると見られています。
なお、OPPO A77とOPPO A57sはともに型番がCPH2385で仕様は同じとなっており、発売する国・地域で製品名が使い分けられ、例えば、アラブ首長国連邦(UAE)ではOPPO A77、南アフリカではOPPO A57sとして販売され、この2つの国で販売される製品は携帯電話ネットワークの対応周波数帯を含めて同一となっています。
日本向けのCPH2385は携帯電話ネットワークの対応周波数帯は若干異なると思われますが、日本でもOPPO A77またはOPPO A57sとして販売される可能性は高いと思われます。OPPOの日本法人であるオウガ・ジャパンではエントリー向けにこのタイミングで5Gには対応しないより低価格な製品を投入することになりそうです。
OPPO A77およびOPPO A57sはオウガ・ジャパンが展開する「OPPO」ブランドにおけるエントリーからミッドレンジクラスのOPPO Aシリーズの最新機種で、エントリーモデルながらも最大33Wの急速充電「SUPERVOOC」に対応した大容量5000mAhバッテリーを搭載して電池持ちが良いほか、日本で人気のスタンダードスマホ「OPPO Reno7 A」と同様に独自の背面加工技術を用いた「OPPO Glow」デザインを採用しています。
ディスプレイは上部中央に水滴型ノッチを配置したアスペクト比9:20.15の約6.56インチHD+(720×1612ドット)アモルファスシリコン(a-Si)TFT液晶(約269ppi)を搭載し、リフレッシュレートおよびタッチサンプリングレートは60Hzですが、最大600nitsの明るさとDCI-P3 100%、NTSC色域96%に対応し、画面の周りの縁(ベゼル)は狭く画面占有率が89.8%に達しています。
ノッチ部分には約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、画角80°、5P)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応するほか、生体認証としては側面指紋センサーも搭載しています。また画面はTunghsu Optoelectronic製の強化ガラス「Panda MN228」で覆われており、生活防水(IPX4)および防塵(IP5X)にも対応しています。
本体色は見る角度によって色合いが変わる「Sky Blue」と高級感のある仕上がりとなっている「Starry Black」の2色展開で、サイズは約163.74×75.03×7.99mm、質量は約187g。さらにOPPO Reno7 Aのコンセプトが「長く使える」でしたが、本製品もUSB Type-C端子を2万回抜き差し、電源キーを50万回押す、音量上下キーをそれぞれ15万回押す、1mの高さから落とすといった品質テスト「OPPO Quality Strict」を独自に実施しているとのこと。
音響面では既存製品と比べて200%音量が大きくなったウルトラリニアデュアルスピーカーを搭載し、Dirac 3.0の優れた自動オーディオ最適化技術によって耳障りなノイズが抑制され、最適なステレオサウンドが提供され、より優れた視聴体験が得られます。リアカメラは以下のデュアル構成で、ナイトモードやポートレートモード、プロモード、タイムラプス撮影、パノラマ撮影などに対応。
・約5000万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、画角77°、5P、AF)
・約200万画素CMOS/モノクロデプスカメラ(F2.4、画角89°、3P)
主な仕様はMediaTek製チップセット(SoC)「Helio G35(MT6765*)」(オクタコアCPU「2.3GHz×3+1.8GHz×4」、IMG GE8320 680MHz GPU)および4GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.3 LE、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS、BDS、GLONASS、Galileo、QZSS)。
なお、RAMはLPDDR4X(デュアル16bitチャンネル1600MHz)、内蔵ストレージはeMMC 5.1となっています。センサー類は地磁気センサーや光センサー、近接センサー、加速度センサー、重力センサーに対応。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯はUAEや南アフリカ向けは以下の通りとなっています。
2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: UMTS(WCDMA) Bands 1/5/8
4G: TD-LTE Bands 38/40/41
4G: LTE-FDD Bands 1/3/5/7/8/20/28
なお、CPH2385はメーカー型番であるため、日本で発売される場合にはメーカー版(いわゆる「SIMフリー」)となり、日本で利用できる携帯電話ネットワークは工事設計認証で取得している4G LTE方式のBand 1および3、8、18、19、26、28、41(AXGP含む)、3G W-CDMA方式のBand IおよびVI、VIII、XIX、無線LAN(Wi-Fi)の2.4および5.xGHz、Bluetoothとなります。
OSはAndroid 12ベースの独自ユーザーインターフェイス(UI)「ColorOS 12.1」をプリインストール。付属品はUSB ACアダプターやUSB Type-Cケーブル、SIMピン、保護ケース、クイックガイドなどの紙類。今年に入ってからもまだオープン市場向けでは小米技術日本(Xiaomi)が「Redmi Note 11」、モトローラ・モビリティ・ジャパン(Motoro)が「moto e32s」と5G非対応の4Gスマホを発売しており、CPH2385もこうした製品とともにとにかく安いスマホが欲しいといったニーズに応えるものと見られます。
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(引用元:livedoor news)