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ちょうどいいワイヤレススピーカー「EarFun UBOOM L」を試す |
EarFunテクノロジーが展開するオーディオブランド「EarFun(イヤーファン)」において、ワイヤレススピーカー「EarFun UBOOM L(イヤーファン・ユーブーム・エル)」(型番:SP300)が2022年7月11日から販売されている。
同社の公式Webサイトや大手Webストア「Amazon.co.jp」で取り扱われており、メーカー希望小売価格(金額はすべて税込)は7,999円。Amazon.co.jpでは2022年8月8日(月)から14日(日)まで割引キャンペーンを実施しており、クーポン適用で2,000円引き(約25%OFF)の5,999円で購入可能だ。1人(1アカウント)1台のみの特別価格。
今回は、このEarFun UBOOM Lをメーカーから提供いただいたので、外観や特徴などを写真や動画を交えながらレビューする。
■割引キャンペーンを実施中
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Amazon.co.jpの商品ページ
前述の通り、Amazon.co.jpでは2022年8月8日(月)から14日(日)までの1週間、セール価格として通常価格から2,000円引きの5,999円で購入できる割引キャンペーンを実施している。商品ページの「\2000 OFFクーポンの適用」のチェックボックスにチェックを入れてから購入しよう。
2018年10月設立のEarFunテクノロジーは、ワイヤレスオーディオに特化したオーディオメーカーだ。これまで当ブログメディア「S-MAX」では、ワイヤレスイヤホン製品を10種類近くレビューしてきたが、今回は初めてワイヤレススピーカーを試す。
■開封と同梱品のチェック
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個装箱正面
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個装箱側面
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個装箱底面
個装箱は箱ティッシュ程度の大きさで、上蓋を引き上げて開けるタイプだ。上蓋の側面には主な特徴や同梱品についてアイコンや英語表記で記載されている。底面は、EarFunテクノロジーの連絡先などが英語で記載されている。
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個装箱の上蓋を外したところ
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個装箱の中身
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すべての内容物
スピーカー本体の他には、
・USBケーブル(USB Type-C)
・保証カード
・ユーザーマニュアル(取扱説明書)
これらが同梱する。
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保証カード見開き外面(画像=上)、見開き内面(画像=下)
2つ折りの保証カード内面の「Dislike?」には
・30-day Money-back Guarantee for Any Reason(理由を問わず30日間の返金保証)
・18-month Replacement Warranty(18カ月の交換保証)
と記載されている。
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取扱説明書は5カ国語に対応
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日本語ページの「(1)盒裝內容物(パッケージ内容)」「(2)各部名称」「(3)充電する」
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日本語ページの「(4)仕様」と「(5)Bluetoothペアリング」「(6)2つのスピーカーを完全のワイヤレスステレオ接続」
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日本語ページの「(7)機能」「(8)リセットと再接続」
取扱説明書は全33ページの小型冊子で、English(英語)、Deutsch(ドイツ語)、Polski(ポーランド語)、Espanol(スペイン語)、日本語の5カ国語で記載されている。日本語ページでは全8項目、6ページに渡って取り扱い方や仕様などが記載されている。上の画像の(1)〜(8)項目6ページが日本語ページのすべてだ。
ちなみに1番目の項目の「盒裝內容物」はがっつり中国語表記だが「パッケージ内容」のことだ。先にレビュー記事を掲載したワイヤレスイヤホン「EarFun Air S(イヤーファン・エアー・エス)」(型番:TW201)でも同様の誤表記があった。6番目の項目「2つのスピーカーを完全のワイヤレスステレオ接続」も「完全の」は違和感のある日本語だ。
他にも(2)各部名称ではサウンドモードLEDインジケータ―と電池残量LEDインジケーターの表記が逆になっていたり、(7)機能では「ホワイトビデオモードLEDオン」や「次の道奇跡」「前の軌跡」など首をひねってしまう表記が散見された。理解できなほどの致命的な誤表記ではないが、違和感を抱く表記が多いことが気になった。
また、スピーカー製品のため、ワイヤレスイヤホンとは異なりそれなりの大きさがあるにも関わらず、取扱説明書はワイヤレスイヤホン製品と似たコンパクトものとなっている。そのため文字サイズも小さく、人によっては見え難いかもしれない。
もし、取扱説明書の文字が見えにくいという人がいれば、EarFun公式の製品ページの「仕様」→「取扱説明書」→「ダウンロード」からPDFデータを拡大表示すると見やすくなる。
■本体の操作や仕様をチェック
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スピーカー正面
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スピーカー背面
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スピーカー背面にはUSB Type-C充電端子と3.5mm AUX入力端子、リセットボタンを搭載
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スピーカー底面の表記
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スピーカー上面の操作パネル
本体サイズは、約210(幅)×78(奥行)×72(高さ)mm、重量は約650gとややずっしりとした重さがある。横長の筒状で網目の本体は持ちやすく滑りにくい。正面部分はEarFunのロゴが、背面にはUSB Type-C充電端子と3.5mm AUX入力端子、リセットボタンを搭載しており、キャップで閉じることができる。上面にはコントロールパネルが、底面には各種表記がある。底面の表記には製品のモデル番号(SP300)や日本の技適マークなどがある。
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スピーカーを片手で持ったところ
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スピーカーの左側面(画像=左)と右側面(画像=右)のパッシブベースラジエーター
内部は正面に向けて55mm径のダイナミックベースブーストスピーカーを2基搭載し、1基あたりの最大出力は14W。左右側面のパッシブベースラジエーターは、低音をブーストする効果がある。実際に音楽を再生してみると、音量も大きく、低音も強い。
YouTubeやテレビ番組など普段、パソコン(PC)やテレビに内蔵されている小型スピーカーで聞いているようなコンテンツで利用してみると、低音がよく出ていることに気付きやすい。また、大音量にするとかなり大きい音で再生されるため、部屋など静かな場所で聞く際はそれほど音量を大きくする必要がなさそうだが、アウトドア利用であれば聞こえやすくありがたい仕様だ。
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操作パネルには物理キーとLEDインジケーターを搭載
上面の操作パネルは左から
・電源ボタン
・Bluetoothボタン
・音量の-(マイナス)ボタン
・再生ボタン
・音量の+(プラス)ボタン
・サウンドモードボタン
の順に並んでいる。
LEDインジケーターは、
・電源ボタンの上にある「電源LEDインジケーター」
・Bluetoothボタンの上にある「ビデオモードLEDインジケーター」
・音量-ボタンと再生ボタンの上にある「電池残量LEDインジケーター」
・サウンドモードボタンの上にある「サウンドモードLEDインジケーター」
これら4つを搭載している。
電池残量表示は、
・4つのLEDが白く点灯…75%以上
・3つのLEDが白く点灯…75%未満
・2つのLEDが白く点灯…50%未満
・1つのLEDが白く点灯…25%未満
・1つのLEDが白く点滅…10%未満
これらの状態を表してくれる。
内蔵バッテリーの容量は2600mAh、満充電の状態から最大16時間の連続再生が可能。充電時間の目安は約4時間。
サウンドモードボタンを1回押す毎に「アウトドアモード」(LED点灯)と「インドアモード」(LED消灯)の切り替えができる。上記の写真はLEDが点灯しているので「アウトドアモード」がONの状態だ。
「アウトドアモード」はメリハリの利いた音質になり、前述の大音量と合わせてアウトドア利用で、より聞き取りやすくなる機能だと考えるとよいだろう。
また、ハンズフリー通話にも対応しており、電話(通話)関連は「再生ボタン」で操作する。
・着信時もしくは通話時に再生ボタンを1回押す…電話を受ける(受話)、切る(終話)
・着信時に再生ボタンを2秒間長押し…着信拒否
その他、電源ボタンは1回の短押しでオンとオフの切り替えができる。スマートフォン(スマホ)のような長押しは必要ない。
「ビデオモード」は低遅延モードのことだ。オンにすると遅延が約150ミリ秒に低下する一方で、Bluetoothの接続距離が短くなる。動画視聴やゲーム利用時に音ズレが気になる場合はオンにしてみよう。逆に遅延にシビアな使い方をしない限り、通常利用ではオフで問題ないだろう。
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Androidスマホ(シャオミのMIUI 12)のBluetooth設定画面
ここからはペアリングの操作方法について簡単に解説する。Androidスマホでは、Bluetoothの設定に進み、利用可能なデバイスに表示される「EarFun UBOOM L」をタップしてペア設定をするだけだ。
Windows 10のPCでは「Bluetoothとその他のデバイス」の画面でBluetoothをオンにした後→「Bluetooth またはその他のデバイスを追加する」→「Bluetooth マウス、キーボード、ペン、オーディオ、またはその他の種類の Bluetooth デバイス」を選択し「EarFun UBOOM L」が表示されたらクリックする。次の画面で「接続」をクリックし、正常に接続できれば「完了」をクリックすればペア設定が完了する。
ペアリングした機器と別の機器とペアリングする際は、既にペアリングしているすべての機器のBluetoothをオフにすることで、スピーカーがペアリングモードに移行する。
なお、EarFun UBOOM Lは2台用意して接続することで、ステレオ空間を構築できる。今回は1台でのレビューだったので試せなかったが、スピーカー同士をBluetooth接続する場合は、両方のスピーカーのBluetoothボタンを少なくとも3秒長押しするとLEDインジケーターが青く点滅して、両方のスピーカーが接続できるとのことだ。
Bluetoothはバージョン5.0、A2DP、AVRCP、HFP、HSPのプロファイルに対応している。
スピーカー本体はIP67の防水および防塵性能を備えている。背面の端子類が搭載されている部分はキャップで覆う仕様になっているため、水辺での利用時にはきちんとキャップを閉めてから利用しよう。
NFCには対応していないため、NFC対応のスマホやタブレット、音楽プレイヤーをタッチするだけで簡単にBluetoothのペアリングができる機能は備わっていないが、一般的なペアリング方法で簡単に接続でき、2回目以降も自動接続された。
音に関しては屋内のみで利用したが、低音もしっかり再生されており、大音量にしても目立った音の歪み(ひずみ)は感じず、むしろ片手で持てる程度の筒からパワフルなサウンドが流れているという印象だ。また、マイクを搭載して通話に対応している点も、自宅作業などテレワークで利用したい人にオススメだ。
スピーカーはワイヤレスイヤホンやヘッドホンに比べると、耳への負担も低減できるというメリットもある。1万円を遙かに下回り、今なら割引キャンペーンで約6千円で購入できるため、小型のスピーカーを検討している人にはオススメできる製品だ。
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Amazon.co.jpの商品ページ
記事の前半でも触れたがAmazon.co.jpでは、2022年8月14日(日)までの期間は通常価格7,999円から2,000円引きクーポン適用で5,999円で購入が可能だ。
最後に、開封からBluetoothのペアリング、各種ボタンの操作方法や音楽再生などを試した動画と、EarFun公式の関連動画を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
S-MAX:【割引キャンペーン実施中】パワフルなワイヤレススピーカー「EarFun UBOOM L」の開封からBluetooth接続や各種操作までを解説!【レビュー】
Introducing EarFun UBOOM L Bluetooth Speaker
Unboxing| EarFun UBOOM L
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(引用元:livedoor news)