最新のハイエンドフラッグシップスマホ「Galaxy S22 Ultra」をチェック! |
既報通り、サムスン電子ジャパンは7日、日本市場向けに最新プレミアムスマートフォン(スマホ)「Galaxy S22 Ultra(ギャラクシー エストゥエンティツー ウルトラ)」(Samsung Electronics製)を2022年4月21日(木)に発売すると発表した。
日本ではNTTドコモ向け「Galaxy S22 Ultra SC-52C」と、KDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」向け「Galaxy S22 Ultra SCG14」が販売される。
販路はそれぞれドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」など、auショップやau Style、量販店などのau取扱店および公式Webストア「au Online Shop」などにて取り扱われる。
また発売に先立ってすでにNTTドコモ向けおよびau向けのいずれも4月7日(木)から事前予約を受け付けており、価格(金額はすべて税込)はGalaxy S22 Ultra SC-52Cがドコモオンラインショップなどで183,744円、Galaxy S22 Ultra SCG14がau Online Shopなどの直営店で178,820円。いずれも残価設定方式の販売施策「いつでもカエドキプログラム」および「スマホトクするプログラム」対象機種となっている。
今回はそんなGalaxy S22 Ultraについてサムスン電子ジャパンが7日に「Galaxy Harajuku(ギャラクシー原宿)」(東京・渋谷区)で開催した「Galaxy新製品発表会」のタッチ&トライ会場で実機を試すことができたので、その模様を写真や関連動画を交えながらレポートする。
本体正面
本体背面。左がファントムブラック、右がバーガンディ
手に持った状態の正面
本体サイズは約163(高さ)×78(幅)×8.9(厚さ)mm、重量は約229g。ディスプレイは約6.8インチEdge Quad HD+(1440×3080)Dynamic AMOLED(有機EL)を搭載している。本体のカラーバリエーションはNTTドコモ版、au版ともに「バーガンディ」と「ファントムブラック」の2色で展開する。
ディスプレイは最大1750nitの高輝度で明るく、1〜120Hzの可変リフレッシュレートおよびゲーミングモードにおけるタッチサンプリングレートは240Hzに対応している。
また、Corning(コーニング)の「Gorilla Glass Victus+(ゴリラガラス ビクタスプラス)」と、Galaxy史上最強と謳うアーマーアルミフレームを採用。さらにIP68の防水および防塵性能を備えており、耐久性の高い製品となっている。
本体正面に向かって左側面(上)と右側面(下)
5Gのアンテナを搭載した部分
上が上部側面、下が下部側面
Galaxy S22 Ultraの特長
Galaxy S22 Ultra本体とSペン
本体正面に向かって左側面にはボタンや端子類などはなく、右側面に上下のボリュームキー、電源キーを搭載している。また、電源キー下の楕円形部分には、5Gのアンテナが搭載されているとのことで、この部分は操作できるボタンやカードスロットというわけではない。
上部側面にもボタンや端子類などはなく、下部側面にスピーカー、USB Type-C端子、マイク、SIMカード(4FF)スロットを備えている。また、下部側面の一番左側にはSペンが収納できる。Sペン対応機種では右角が収納スペースになっている印象が強いが、Galaxy S22 Ultraでは左角となっている。なお、Galaxy Sシリーズとしては初めてのSペン内蔵機種でもある。
また、カードスロットはSIMピンを使って取り出す仕様で、microSDカードには対応しておらず、3.5mmイヤホンジャックも搭載していない。
背面のカメラ部分
ディスプレイ上部のインカメラ
標準カメラアプリの画面。左が「写真」モード、右が「その他」の画面で各種撮影モードが表示されている画面
背面の4つのカメラは縦位置に見て、
・左上…1/2.5インチ約1200万画素裏面照射型CMOS/超広角レンズ(F2.2)
・左中央…1/1.3インチ約1億800万画素裏面照射型CMOS/広角レンズ(F1.8)
・左下…1/3.5インチ約1000万画素裏面照射型CMOS/光学10倍ズーム対応望遠レンズ(F2.4)
・右中央…1/3.5インチ約1200万画素裏面照射型CMOS/光学3倍ズーム対応望遠レンズ(F4.9)
と並ぶ。「ナイトグラフィー」によって夜景が明るく綺麗に撮影できる「ナイト」モードを搭載しており、発表会では六本木ヒルズと中継を繋いでGalaxy S22 Ultraで東京の夜景を撮影するデモンストレーションも実施していた。
発表会の中継で、標準カメラアプリの「ナイト」で撮影した夜景画像
また、発表会後のタッチ&トライで試してみたところ、「ナイト」モードではなくても「写真」モードでも十分に明るく撮影できるほか、最大100倍までのズームが可能なため、夜空の月を白飛びせずに撮影することもできた。
正面のディスプレイ上部中央の小さなパンチホールには、1/2.8インチ約4000万画素裏面照射型CMOS/広角レンズ(F2.2)のイン(サブ)カメラを搭載している。
内蔵バッテリーは5000mAh、45W Power Adapterによる超高速充電に加え、ワイヤレス充電にも対応している。また、本体自体がワイヤレス充電器(バッテリーシェア)としても利用でき、他のスマホやワイヤレスイヤホンなどをワイヤレスで充電することも可能だ。
左が「端末情報」の画面、右が「ストレージ」の画面
OSはAndroid 12、チップセット(SoC)はQualcomm Snapdragon 8 Gen 1(2.99GHz/1+2.4GHz/3+1.7GHz/4のオクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)は12GB、内蔵ストレージは256GBを搭載し、前述の通り外部ストレージ(microSDカードスロット)には対応しない。
モバイルネットワークはSub6(サブシックス:6GHz未満の低周波数帯)およびミリ波の5Gに対応。国内利用では4G(LTE)にも対応している。無線LANは、IEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)に、BluetoothはVersion 5.2に対応する。
その他、生体認証は顔認証と指紋認証に対応し、オーディオ関連ではハイレゾにも対応する。日本市場向けの機能として需要が高いとされるFeliCa(おサイフケータイ)にも対応している一方、ワンセグやフルセグには対応していない。
最後に発表会でのプレゼン動画および関連動画を紹介する。
S-MAX:Galaxy発表会「Galaxy S22 Ultra」「Galaxy S22」製品説明パート【プレゼン&中継】
Galaxy S22 Ultra、ついに日本登場。
Galaxy S22|S22 Ultra:最新 Galaxy Sシリーズ発売!テレビCM
Galaxy x BTS: Galaxy for the Planet (より良い未来のために)
本体 | サイズ[高さ×幅×厚さ/mm] | 約163×78×8.9mm | |
質量[g](電池含む) | 約229g | ||
UIM/SIM | nanoUIM(NTTドコモ) nanoSIM(au) |
||
OS | Android 12 | ||
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 | ||
2.9GHz+1.7GHz | |||
オクタコア | |||
内蔵メモリー(RAM) | 12GB | ||
内蔵ストレージ | 256GB | ||
外部ストレージ(最大対応容量) | ー | ||
ディスプレイ | サイズ/パネル | 約6.8インチ/Dynamic AMOLED(有機EL) | |
解像度[横×縦] | Quad HD+ | ||
1440×3088 | |||
カメラ | 有効画素数/F値 | リア | 1億800万画素/1.8 約1200万画素/2.2 約1000万画素/2.4 約1000万画素/4.9 |
フロント | 約4000万画素/2.2 | ||
電池 | バッテリー容量 | 5000mAh | |
通信・通話 | 5G通信速度[受信時/送信時の最大速度] | 4.2Gbps/481Mbps | |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ | ||
テザリング同時接続数 [Wi-Fi/USB/Bluetooth] |
10台/1台/3台 | ||
Bluetooth(対応バージョン) | ○(5.2) | ||
充電 | 接続端子 | USB Type-C | |
ワイヤレス充電(Qi) | ○ | ||
その他 | 防水/防塵 | IP68 | |
ワンセグ/フルセグ | ー/ー | ||
おサイフケータイ [FeliCa/NFC] |
○/○ | ||
生体認証 | ○(指紋、顔) | ||
ハイレゾ | ○ | ||
カラー | バーガンディ ファントムブラック |
||
メーカー | サムスン電子 |
製品 | 本体価格 | 実質負担額※ |
Galaxy S22 Ultra SC-52 |