docomo向け「Galaxy S22 SC-51C」とau向け「Galaxy S22 SCG13」がFCC通過! |
米連邦通信委員会(FCC)は30日(現地時間)、5Gに対応した最新ミッドハイレンジスマートフォン(スマホ)「Galaxy A53 5G(型番:SM-A536*)」(Samsung Electronics製)の日本向け製品「SM-A536JPN」が2022年3月28日(月)付けで認証を取得していることを公開しています。FCC IDは「A3LSMA536JPN」。
日本向け製品は公開されている資料から「SC-53C」および「SCG15」になると記載されており、型番規則からそれぞれNTTドコモ版「Galaxy A53 5G SC-53C」およびau版「Galaxy A53 5G SCG15」として「2022年夏モデル」として4月以降に発売される見込みとなります。なお、ハードウェアは共通となっており、ベトナム製とのこと。
Galaxy A53 5Gはグローバル向けに今年3月に発表されたばかりの最新ミッドハイレンジスマホで、日本でも昨年6月にNTTドコモから発売された「Galaxy A52 5G SC-53B」の後継機種となり、10万円を超えるフラッグシップスマホは高すぎるものの、価格も性能も妥協したくない人などに向けた製品となっています。
引き続いて防水・防塵(IP67準拠)に対応しており、バッテリー容量がGalaxy A52 5Gの4500mAhから5000mAhに増量されています。一方、チップセット(SoC)は販売される国・地域で異なっており、多くはSamsung Electronics製「Exynos 1200」を採用しているようですが、Qualcomm製「Snapdragon 778G 5G Mobile Platform」を採用したモデルもあるとのこと。
日本で発売される製品がどちらになるのかわかりませんが、NTTドコモ向けGalaxy A52 5G SC-53Bではおサイフケータイ(FeliCa)にも対応していましたし、Galaxy A53 5Gの日本向け製品も恐らくおサイフケータイに対応しているものと予想されます。
製品 | Galaxy A53 5G | Galaxy A52 5G SC-53B | Galaxy A51 5G SC-54A |
型番 | SM-A536* | SC-53B (NTTドコモ版) |
SC-54A (NTTドコモ版) |
画面 | 6.5型FHD+有機EL パンチホール 120Hz |
6.5型FHD+有機EL パンチホール 120Hz |
6.5型FHD+有機ELL パンチホール 60Hz |
大きさ | 159.6×74.8×8.1mm | 160×75×8.4mm | 159×74×8.8mm |
重さ | 189g | 188g | 189g |
本体色 | Awesome Blue Awesome Peach Awesome Black Awesome White |
Awesome Violet Awesome Black Awesome White |
Prism Bricks Black Prism Bricks White |
SoC | Exynos 1200 Snapdragon 778G |
Snapdragon 750G | Snapdragon 765G |
RAM | 6GB 8GB |
6GB | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB 256GB |
128GB | 128GB |
電池容量 | 5000mAh | 4500mAh | 4500mAh |
防水・防塵 | IP67 | IP67 | IP68 |
外部スピーカー | デュアル | デュアル | モノラル |
背面カメラ | 64MP(広角) 12MP(超広角) 5MP(マクロ) 5MP(デプス) |
64MP(広角) 12MP(超広角) 5MP(マクロ) 5MP(デプス) |
48MP(広角) 12MP(超広角) 5MP(マクロ) 5MP(デプス) |
前面カメラ | 32MP(広角) | 32MP(広角) | 32MP(広角) |
FCCが公開している資料ではSC-53CとSCG15と記載されています
認証情報画面も掲載されており、電波法に基づく工事設計認証の認証番号は「005-102958」。ベトナム製
FCCで認証されているのは携帯電話ネットワークにおける4G LTE方式のBand 5および12、41、3G W-CDMA方式のBand V、2G GSM方式の850および1900MHz、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth、NFCとなっています。
またFCCでは日本向け製品となるSM-A536JPNの仕様を一部公開しており、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下のようになっています。ただし、これまでの各社の製品を鑑みると、Galaxy A53 5Gについても一部の周波数を無効化して発売する場合がありそうです。現時点で日本向けのGalaxy公式WebサイトにはGalaxy A53 5Gの製品ページは掲載されていません。
5G NR: n1/n28/n41/n77/n78/n79
4G LTE: B1/B3/B5/B12/ B18/B19/B21/B38/B39/B41/B42
3G W-CDMA: B1/B5
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
なお、auでは「Galaxy A51 5G SCG07」は発売しましたが、Galaxy A52 5Gの取り扱いはなかったため、2年ぶりのGalaxy A5xシリーズの投入となります。あまり進化がないと言われているGalaxy A53 5Gではありますので、後はどういった価格で販売されるのかが大きな注目になるのではないかと思われます。正式発表が楽しみですね!
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(引用元:livedoor news)