楽天モバイルが楽天回線のエリアマップを2月4時点のデータに更新! |
楽天モバイルは4日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス「Rakuten UN-LIMIT VI」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において新たに北海道夕張市・石狩市や福島県飯舘村、埼玉県秩父市、千葉県鴨川市、山梨県富士吉田市・韮崎市・甲州市などの33道府県103地域を楽天回線エリアに追加したとお知らせしています。
また合わせて同社の公式Webサイトにて公開している4Gおよび5Gのサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )を更新し、新たにサービスエリアマップは2022年2月4日のデータとなっており、これまで「現在」と「2022年3月末」および「2022年5月以降」の対応予定エリアとなっていましたが、これが「現在」と「2022年4月末」および「2022年6月以降」の対応予定エリアとなっています。
楽天モバイルでは楽天回線による正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」を2020年4月に開始し、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額3,278円(金額はすべて税込)で使え、さらに2021年4月からは新料金のRakuten UN-LIMIT VIにアップグレードされ、1GB以下なら月額0円(無料)、3GB以下ならげ月額1,078円、20GB以下なら月額2,178円、使い放題で月額3,278円となっています。
さらにRakuten UN-LIMIT VIではRakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなるため、月1GB以下の月額0円でも音声通話・SMSは使い放題となるとのこと。なお、楽天回線エリア以外ではパートナー(au)回線のローミングサービスにて月5GBまでは追加料金なしで高速データ通信が使え、月5GBを超えても最大1Mbpsで利用できます。
山梨県富士吉田市の2月4日時点のRakuten UN-LIMIT VIの4Gエリア
そんなRakuten UN-LIMIT VIですが、当面の最大の課題は楽天回線エリアの拡大となっており、MNO参入のために総務省に提出した新規開設計画を5年前倒ししてエリア拡大を行い、半導体不足の影響などで若干遅れはしましたが、今年2月4日には実際に約4年前倒しで日本全国の人口カバー率が96%に到達しました。そうした急拡大するエリア展開に合わせて同社では楽天回線のエリアマップをおおよそ1ヶ月ごとに更新しており、今回は前回の2月14日(1月4日時点)から1ヶ月半ぶりでの更新となりました。今回の新たに追加された地域は以下の通り。
・北海道夕張市
・北海道歌志内市
・北海道石狩市
・北海道当別町
・北海道新篠津村
・北海道鹿部町
・北海道黒松内町
・北海道真狩村
・北海道岩内町
・北海道積丹町
・北海道由仁町
・北海道栗山町
・北海道妹背牛町
・北海道当麻町
・北海道剣淵町
・北海道中川町
・北海道斜里町
・北海道清里町
・北海道中札内村
・北海道鶴居村
・北海道標津町
・青森県三沢市
・青森県鰺ヶ沢町
・青森県大鰐町
・青森県三戸町
・青森県階上町
・岩手県遠野市
・岩手県奥州市
・岩手県野田村
・山形県寒河江市
・山形県村山市
・山形県東根市
・山形県西川町
・山形県飯豊町
・福島県磐梯町
・福島県猪苗代町
・福島県飯舘村
・茨城県神栖市
・群馬県甘楽町
・群馬県板倉町
・埼玉県秩父市
・埼玉県横瀬町
・埼玉県皆野町
・千葉県鴨川市
・千葉県大多喜町
・山梨県富士吉田市
・山梨県韮崎市
・山梨県笛吹市
・山梨県甲州市
・山梨県昭和町
・長野県伊那市
・長野県駒ヶ根市
・長野県宮田村
・長野県松川町
・長野県朝日村
・長野県飯綱町
・愛知県南知多町
・三重県御浜町
・滋賀県長浜市
・滋賀県竜王町
・大阪府阪南市
・大阪府岬町
・大阪府千早赤阪村
・兵庫県南あわじ市
・奈良県斑鳩町
・奈良県安堵町
・奈良県川西町
・奈良県田原本町
・奈良県高取町
・和歌山県海南市
・和歌山県田辺市
・和歌山県九度山町
・和歌山県有田川町
・鳥取県境港市
・岡山県井原市
・岡山県真庭市
・岡山県里庄町
・岡山県鏡野町
・広島県府中市
・広島県坂町
・山口県下松市
・山口県長門市
・山口県和木町
・徳島県牟岐町
・徳島県海陽町
・香川県坂出市
・愛媛県松前町
・高知県南国市
・福岡県柳川市
・福岡県宇美町
・福岡県苅田町
・長崎県島原市
・長崎県松浦市
・長崎県南島原市
・長崎県波佐見町
・熊本県玉東町
・宮崎県延岡市
・宮崎県小林市
・宮崎県西都市
・宮崎県川南町
・鹿児島県日置市
・沖縄県伊江村
・沖縄県読谷村
※記載のエリアでも楽天回線エリアに該当しない場合があるとのこと。
山梨県富士吉田市における2月4日時点の2022年4月末のRakuten UN-LIMIT VIの4Gエリア対応予定
山梨県富士吉田市における2月4日時点の2022年6月以降のRakuten UN-LIMIT VIの4Gエリア対応予定
なお、Rakuten UN-LIMIT VIではローミングによるパートナー(au)回線エリアについては2026年3月31日までは「東京23区、名古屋市、大阪市および局所的なトラヒック混雑エリアを除く全国エリア」および「地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所等の一部」で使えるものの、都道府県ごとに楽天回線エリアの人口カバー率が70%を上回った時点でKDDIとの協議をもってローミング提供の継続・終了が決定されます。
すでに東京都や大阪府、愛知県、奈良県、宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、静岡県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、広島県、愛媛県、福岡県、北海道、青森県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、鳥取県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県の一部で順次、KDDIによるローミング提供が終了しています。
また原則として一部地域を除いて東京都は2021年3月末に楽天回線に切り替え済みなほか、千葉県と神奈川県は2022年3月末、埼玉県および茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、愛知県、滋賀県、大阪府、兵庫県は2023年3月末にかけて切り替え予定となっています。さらに地下鉄や地下街などについてもauローミングが順次終了しているということです。
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(引用元:livedoor news)