Googleは1日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)やタブレットなど向けプラットフォーム「Android」において今冬に追加する新機能「New Features From Android – 2021 Winter」を発表しています。同社では最近は四半期ごとにこうしたらAndroidの新機能を紹介しています。
今回追加される新機能は家族にリマインダーできる「ファミリーベル」や新しいウィジェット、Google フォトの新しい「思い出」機能、しばらく使っていないアプリの権限を自動削除する機能、Androidスマートフォン(スマホ)を車の鍵にする「デジタルキー」などが順次導入されるということです。
○家族にリマインダーできる「ファミリーベル」
ファミリーベルはAndroid搭載製品やホームスピーカー、スマートディスプレイのいずれかで設定することで家族にリマインダーを通知できる機能です。ファミリーベルを設定すれば、自分だけでなく家族にも通知が届き、選択したデバイスからいつでも簡単に編集、管理、カスタマイズできます。
○新しいウィジェット
ウィジェットはホーム画面にコンテンツや情報を簡単に表示できる機能ですが、Googleの提供する「Google フォト」および「YouTube Music」、「Google Play ブックス」の3つのアプリにて新しいウィジェットが追加されます。
<Google フォト>
新しく「People&Pets」ウィジェットが追加されます。これにより、家族やペットをホーム画面に表示でき、顔とフレームを選択するだけでウィジェットが適切な処理を行ってくれ、ホーム画面を最も近くて大切なもので飾れるとのこと。
<YouTube Music>
新たにYouTube Musicにウィジェットが追加され、ホーム画面に再生コントロールと最近再生したトラックが表示されるため、お気に入りの曲を手軽に再生できるようになります。来週から順次提供されるとのこと。
<Google Play ブックス>
Google Play ブックスの新しいウィジェットは手軽にライブラリにアクセスできるほか、オーディオブックの進行状況を確認することもできるということです。
○Google フォトの新しい「思い出」機能
Google フォトにてお祝いの瞬間を振り返ったりするのに役立つ新しい「思い出」機能が今週より順次提供されます。新しい思い出はフォトグリッドで表示され、大晦日やハロウィーンなどの休日から誕生日や卒業式などの重要なマイルストーンまで厳選された写真や動画を特集しています。
また誰もが独自の特別な伝統を持っているため、特定のコントロールを使用すると、これらの思い出の名前を変更したり、カスタマイズしたり、修正したり、フォトグリッドから削除したりすることが可能だとのこと。
○Android Autoをアップデート
Android Autoが自動的に起動するように設定しておけば、車と接続すると、すべてのドライブで接続を維持できるようになりました。また外出先でAndroid Autoを使用すると、外出先で集中できるようになります。
またスマート返信オプションが間もなく追加されるため、Android AutoのGoogle アシスタントを使ってテキストメッセージに簡単に返信できます。タップするだけで返信するか、カスタムメッセージを作成できます。
さらにホーム画面の新しい常時オンの再生ボタンを1回タップするだけで、お気に入りの音楽を聴くことが可能となります。加えて間もなく、Android Autoのメディアアプリで音声を使用して音楽を素早く検索できるようになるとのこと。
その他、スマホと車を連携する新しい方法も追加され、 本日よりAndroidスマホを使用して互換性のある車をロック、ロック解除、さらには起動することができるようになります。 デジタルカーキーは互換性のあるBMW車用にPixel 6およびPixel 6 Pro、Galaxy S21の一部の国・地域で利用できるようになっています。
○アプリ権限によるプライバシーをさらに強化
しばらく使用していないダウンロード済みアプリの権限を自動的にオフにする機能が追加されます。アプリの権限がオフにされた場合、Google Playプロテクトから「アプリの権限が削除されました」というの通知が表示されるとのこと。
これにより、アプリはデータにアクセスしたり、ユーザーに代わってアクションを実行したりできます。アプリをもう一度開くか、設定メニューからいつでも権限をオンに戻すことができます。この機能は来月からAndroid 6.0以降を実行するGoogle Playサービス対応の数十億の製品に順次導入されます。
○Gboardに新しいステッカーが追加
文字入力アプリ「Gboard」に新しいステッカーが追加されます。本日よりBeta版に、その後、数週間以内にすべてのGboardで利用できるようになります。
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(引用元:livedoor news)