コストパフォーマンスが高いミッドハイな5Gスマホ「motorola edge 20」をチェック! |
既報通り、モトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)は19日、日本では初めて投入するミドルハイレンジモデルに位置付けられているスマートフォン(スマホ)「motorola edge(モトローラ エッジ)」シリーズにおいて、Motorola Mobility(以下、Motorola)史上で最薄・最軽量の5G対応スマホ「motorola edge 20(モトローラ エッジトゥエンティ)」(モデル名 :XT2143-1)と5000mAh大容量バッテリーを搭載した5G対応スマホ「motorola edge 20 fusion (モトローラ エッジトゥエンティ フュージョン)」(モデル名:XT2139-2)を2021年10月22日(金)に発売すると発表した。
ともにメーカーモデルとしてSIMフリー製品となっており、すでにモトローラ公式オンラインストア「Moto ストア」( https://store.motorola.co.jp/ )などにて10月19日(火)より予約を受け付けている。販売価格(金額はすべて税込)はオープンながらMoto ストアではmotorola edge 20が54,800円、motorola edge 20 fusionが43,800円となる。
また販路はMoto ストア以外にも大手Webストア「Amazon.co.jp」や家電量販店、ECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)で取り扱われる予定で、MVNOでは「IIJmio」や「OCN モバイル ONE」(販売は「gooSimseller」)などが取り扱うことを案内しており、gooSimsellerでは各種割引などを敵意用した場合にmotorola edge 20を16,692円から、motorola edge 20 fusionを9,069円からという価格で販売するとしている。
本記事ではモトローラが事前に開催したメディア向け説明会にてmotorola edge 20およびmotorola edge 20 fusionの実機を試すことができたので、まずはMotorola史上最薄最軽量な5Gスマホであるmotorola edge 20を写真や動画を交えながらレポートする。
本体正面(左)と本体背面(右)
本体のサイズは約163mm(高さ)×約76mm(幅)×約6.99mm(最薄部厚さ)、重量は約163g。ディスプレイは約6.7インチ、解像度はFHD+(2400×1080)、アスペクトは20:9、リフレッシュレートは144Hz、DCI-P3(デジタルシネマ規格-P3)やHDR10+に対応し10億色の色調が楽しめる有機ELを搭載する。本体カラーはフロストオニキスの1色のみの展開。
本体正面に向かって左側面と右側面(画像=上)、上部側面と下部側面(画像=下)
左側面にはGoogle アシスタントキーを、右側面には音量(上下)キーと電源(スリープ)ボタンを搭載。上部側面にはマイク、下部側面にはSIMカードスロットとUSB Type-C端子、マイク、スピーカーを備えている。
本体下部側面のSIMカードスロットを取り外したところ
SIM1スロット(画像=上)、SIM2スロット(画像=下)
下部側面のSIMカードスロットはSIMピンを使って取り外すタイプでnano SIM(4FF)に対応している。トレイは表と裏で2枚までセットできるデュアルSIMに対応。薄さを追求した機種のため3.5mmイヤホンジャックおよびmicroSDカードスロットは搭載していない。
背面のアウトカメラ
背面デザインはシンプルで落ち着いた色合い。サラサラとした手触りの良い質感で指紋跡も目立ちにくい。フラットな背面で薄さが際立つ一方で、カメラ部分は出っ張っているため、平面な場所に置いても傾いてしまう。3つのカメラを搭載しており、それぞれの仕様は以下の通り。
・1/1.52型 1億800万画素CMOS(1画素0.7μm)/広角レンズ(F1.9、PDAF)
・1600万画素CMOS/超広角(119.2°)・マクロレンズ(F2.2)
・800万画素CMOS(1画素1.0μm)/望遠レンズ(光学3倍ズーム、F2.4、PDAF、OIS)
光学式手振れ補正やLEDフラッシュにも対応する。超高画素、超広角、マクロ(接写)、光学3倍を含むズームと多彩な撮影が可能なオールラウンダーなカメラ構成となっている。
ディスプレイ上部中央にはフロントカメラを搭載
前面上部中央のパンチホールには約3200万画素CMOS/広角レンズ(F2.25)のインカメラを搭載している。インカメラとしてはかなり高画素な仕様となっているのがポイントだ。
標準カメラアプリ。左がアウトカメラの「写真」モード、右がインカメラの「写真」モード
アウトカメラの「写真」モードのライブビュー下部にある花マークをタップするとマクロ(接写)撮影が、「.5」をタップすると超広角撮影が、「1×」をタップすると等倍撮影が、「3」をタップすると光学3倍ズーム撮影ができるといった具合に、レンズの切り替えが可能。
左が「設定」画面、右が設定メニュー
画面右上の歯車アイコンをタップすると「設定」の画面に推移する。ライブビュー下部の「^」をタップするとフラッシュのON/OFFやタイマー、アスペクト比の設定ができるメニューが表示される。
どちらも「設定」画面
設定画面のメニューはそれぞれ折りたたまれており、各メニューをタップすることで各種設定項目が表示される。
左が1億800万画素モード、右が撮影モードの選択画面
撮影モードの選択画面
標準カメラアプリのホーム画面下にある撮影モードの切り替えのもっとも右にある3本線メニューに切り替えると各種撮影モードが表示される。写真(静止画)に対応した撮影モードは「写真」の他に「ポートレート」「カットアウト」「スポットカラー」「ナイトビジョン」「シネマグラフ」「パノラマ」「グループ自撮り」「Ultra-Res」「ライブフィルタ」「プロ」「スキャン」「デュアル撮影」が用意されており、動画に対応した撮影モードは「動画」の他に「スローモーション」「タイムラプス」「スポットカラー」「デュアル撮影」が用意されている。
このうち、「Ultra-Res」はUltra-Resolution(ウルトラレゾリューション)の略で108M(1億800万画素)モードを意味している。
左が1億800万画素で撮影した写真の詳細、右が1200万画素で撮影した写真の詳細
メインカメラの画素数は1億800万画素だが、通常撮影では1200万画素相当での撮影となっているため、1億800万画素で撮影したい場合は「Ultra-Res」モードに切り替える必要がある。
1億800万画素で撮影した写真の詳細を見ると9000×12000の解像度でデータ量は13MB、通常の1200万画素相当で撮影した場合は3000×4000の解像度でデータ量は2.4MBと縦横の画像サイズが違うのはもちろん、データ量も6〜7倍違うことがわかる。データ量については撮影した写真の情報量によって異なるが、1200万画素相当と1億800万画素では明らかな差がある。
左がアウトカメラの「ポートレート」モード、右がインカメラの「ポートレート」モード
背景をボカして人物を際立たせる「ポートレート」モードはアウトカメラ、インカメラのどちらでも利用できる。
Chrome(Webブラウザ)の画面。左がPCサイト表示の当ブログサイト、右がスマホ表示のGoogleトップ
左が「セキュリティ」の画面、右が「ストレージ」の画面
どちらも「電話情報」の画面
OSはAndroid 11を搭載し、チップセット(SoC)はQualcomm Snapdragon 778G、CPUは2.4GHz×4、1.8GHz×4のオクタコア、内蔵メモリー(RAM)は6GB、内蔵ストレージ(ROM)は128GBを搭載。前述の通り、microSDカードによる外部ストレージには対応していない。
Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)、2.4GHz/5GHzに対応。Bluetoothは5.2、生体認証は指紋認証と顔認証に対応しており、4000mAhの内蔵バッテリーを搭載、IP52の防水および防塵性能に対応。FeliCa(おサイフケータイ)には非対応だがNFCには対応している。
対応するモバイルネットワークは以下の通り。
5G:Sub-6GHz band n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78
4G:LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B18/B19/B20/B26/B28/B32/B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B66
3G:W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8
2G:GSM 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz
また、本体を振る、ひねるなどのジェスチャーで特定の機能を動作させることができる「Moto アクション」にも対応している。
最後に、説明員にmotorola edge 20の特長などを聞いた動画と、motorola edge 20 fusionとの違いを聞いた動画を紹介する。
S-MAX:モトローラの5Gスマートフォン「motorola edge 20」の特長などを聞いてみた【説明会レポート】
S-MAX:モトローラの5Gスマートフォン「motorola edge 20 fusion」の特長や「motorola edge 20」との違いを聞いてみた【説明会レポート】
【motorola edge 20】モトローラ史上、最薄・最軽量 5G端末
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(引用元:livedoor news)