かわいい女の子が持っていたかわいいアイテムを紹介! |
40代のおっさんなのにかわいいものについつい反応してしまう筆者が見つけたかわいいデジタルグッズを紹介していく「#おっさんが見つけたかわいいガジェット」の第2回目は、キッズ向けのデジタルカメラ「toy-camera001」だ。
2回目にして子ども向け製品に手を出してしまうなんて邪道じゃないか!と筆者自身も思ったが、トップ画像のかわいい女の子(かぐらちゃん:小学4年生 9歳)が、こんなにもかわいいデジカメを持っているだけで紹介せずにはいられなかった。
そんなわけで、かわいい女の子が持っていたかわいいデジカメをただ紹介するだけでは怠慢なので、大手Webストア「Amazon.co.jp」で即行ポチり、使用感などをレビューする。
ちなみに、外観は同等でも中身が異なる製品が数多く出回っているようだ。Amazon.co.jpでも筆者が購入したもの以外に、同じデザインで別商品や「Amazon限定ブランド」なる商品もあった。
また、かぐらちゃんが持っていたものも小売店で購入したそうで、わずかに外観が異なっていたり、ユーザーインターフェース(UI)が異なっていたりしたので、そうした製品であることはあらかじめ了承いただきたい。
今回は、筆者がAmazon.co.jpで購入したバージョン「toy-camera001」をレビューする。
Amazon.co.jpの商品ページ
注文詳細の画面
1,000円オフのクーポンが利用できたため3,980円(金額はすべて税込)で購入した。本体セットにはmicroSDカードの32GBが1枚付属している。
なお、筆者が購入したタイミング(6月7日)ではグリーンが2日後(6月9日)の入荷予定となっていたため、入荷後の発送で6月10日(木)に届いた。
個装箱を手に持ったところ
個装箱側面のカラバリ表記
個装箱側面の機能アイコン
個装箱(左)とOPPO Reno3 A(右)
Amazonの箱に入って届いたときは、何も入っていないんじゃないか?と思うほど軽かった。商品の個装箱もかなり小さく軽い。厚みはあるものの、オッポのスマートフォン(スマホ)「OPPO Reno3 A」と並べると、スマホより小さいサイズなのがわかる。
個装箱表面にはchildren’s Digital Cameraと書かれており、個装箱蓋部分の側面には「ブルー」「ピンク」「グリーン」のカラーバリエーションの表記がある。今回購入したグリーンには丸いシールが貼られていた。
個装箱の蓋を開けた状態
個装箱の中身
個装箱の蓋は上に引き上げるタイプで、開けた瞬間に見えるカメラ本体が既にかわいい。サラサラとした手触りのよいカメラ本体の横には付属品が収納されている。かわいいグッズは箱を開けただけでかわいさが溢れ出てくる!
内容物一式
ユーザーマニュアル(取扱説明書)の両面。英語表記(上)と日本語表記(下)
今回も悶絶しながら内容物一式を並べてみた。すべての内容物は、以下の通り。
・デジタルカメラ(toy-camera001)本体
・ネックストラップ
・microUSBケーブル
・microSDカード(32GB)
・microSDカードリーダー
・ユーザーマニュアル(取扱説明書)
ほかに追加で購入するものはないほど付属品は充実している。microUSBケーブルは充電用で、USBタイプのmicroSDカードリーダーが付属している。ユーザーマニュアルは、英語と日本語の2カ国語表記の小さな用紙となっている。
本体正面
正面のレンズの上にある穴の部分がスピーカーになっている。動画や音楽再生、ゲームプレイ時の音声はこのスピーカーから流れる。
本体背面
ディスプレイの保護シートを剥がす
側面にmicroUSB端子とmicroSDカードスロットを搭載
microUSBケーブルを接続して充電中
microUSBケーブルを接続してデータ通信中
上部の側面には、ストラップホールとシャッターボタンを備えており、本体背面には電源ボタン、上下左右ボタン、2インチのIPSディスプレイを搭載する。側面には、microUSB端子とmicroSDカードスロットを搭載している。
付属のmicroUSBケーブルは充電用のためパソコン(PC)と接続しても充電しかされないが、データ通信可能なmicroUSBケーブルを使用すると、デジタルカメラ自体がmicroSDカードのリーダー/ライターとして利用できる。なお、電源をオンにするとディスプレイ横のLEDランプが青色に点灯し、オン/オフ問わず充電中は紫に点灯、満充電(充電完了)になると青色に点灯する。
ディスプレイ表示。ホーム画面
ホーム画面は左上から、写真モード、ビデオモード、写真閲覧/ビデオ再生(アルバム)モード、メニュー設定、ゲーム、音楽再生モードとなっている。よく見るとユーザーマニュアルの表記とは異なっているが、アイコン表示と上下左右のボタンで操作すればすぐにわかるレベルだ。決定ボタンがシャッターボタン、戻る(ホーム)ボタンが電源ボタンとなっている。
今回購入したモデルでは5つのゲームがプリセットされており、こちらもユーザーマニュアルの表記とは異なっていた。上下左右の4つのボタンで操作できる簡易なゲームばかりだが、遊んでいる途中でホーム画面に戻ったりするなど不思議な挙動もあったが、そういう点を含めておもしろいと思えるかどうかがポイントだ。
音楽を再生している画面
メニュー設定の画面
音楽再生モードでは、microSDカードに保存した音楽データを聴くことができる。本体に搭載されているのは簡易スピーカーのようなので標準以下の音質だが、カメラで音楽を再生させるというアイデアと、その機能を実装しているのはとてもおもしろいと感じた。
メニュー設定では、写真サイズや動画解像度の変更、表示言語の設定、日付設定や日付表示のオン/オフなどができる。今回のモデルでは、購入時の初期状態で表示言語が英語になっていたので、まずは表示言語の設定で「日本語」に変更した。
ホーム画面やメニュー設定画面、音楽再生モード画面、ゲーム画面、充電中の画面などは予想以上に綺麗な表示だが、写真やビデオモードでの撮影時は映像がかなり粗くなってしまう。カメラの画素数は約1200万画素、動画解像度も1080Pまで設定できるので、画素数以外のセンサーや画像処理エンジンの問題が大きいと思われる。多機能ではあるが、それぞれの機能はあくまでもおもちゃレベルだと考えて使うのが賢明だろう。
景色を撮影
4倍ズームで景色を撮影
縦で景色を撮影
ここからは実際に撮影した画像を紹介していく。デフォルト(初期値)ではタイムスタンプがオンになっているため、撮影画像に日時が表示されるが、4倍ズームで撮影するとタイムスタンプが非表示になった。
シャッターボタンを半押しでピントを合わせるなどという機能もなく、被写体に近付くとピントは合わず、またディスプレイ表示ではどこにピントが合っているのかもよくわからない。シャッターは、ボタンを押し込んだ後、離した瞬間にシャッターが切れる仕様となっている。
花壇を撮影
花壇の花に寄って撮影
屋外の花壇を撮影してみたが、引くと白飛びし、寄るとピントが合わないという難易度の高さだが、花を撮っていることはわかるので良しとしたい。
サラダを撮影
サラダに寄って撮影
食べ物も色々と撮影してみたが、寄るとピントが合わないのは当然、引いても決しておいそうな色味の写真が撮影できるワケでもないが、どんな食べ物を撮っていることはわかるので良しとしたい。
夜の片瀬江ノ島駅を撮影
夜景や暗い室内はほぼ真っ暗になってしまうが、明るい部分があればかろうじて撮影できる。暗くなってから撮影した小田急片瀬江ノ島駅の駅舎も照明が強い部分が多く、このカメラのわりにはよく撮れたと思う。ただし、照明のある明るい部分は基本的に白飛びする。
横撮影で自撮りをしてみた
縦撮影で自撮りをしてみた
セルフィーはどのように撮れているか確認することはできないため、なんとなくの勘で撮るしかないが、カメラ本体が小さく軽いため思った以上に撮りやすい。日中の屋外であれば光源があるため予想以上にちゃんと撮影できた。明るい陽射しを顔に浴びると白飛びしてしまうため、日陰で撮影するのがポイントだ。
動画撮影も可能だが、画質はやはりそれなりのものだ。動画サイズは「メニュー設定」の「解像度」で「VGA」「720P」「1080P」の3種類から選択できる。
音質もやはりそれなりのクオリティで、特に屋外では風の音がかなり大きく入っているのが気になるが、カメラ本体にマイクが搭載されているため音声も録れる。
今回使ってみて感じたのは、画質、音質、マイク、スピーカーの性能向上を図れるとしたなら、これは大人でも使えるものなのではないかということだ。というのも、サイズと軽さはかなり魅力的だからだ。
筆者の知人でも、一眼レフカメラを買ったもののまったく使わないという人の意見で、カメラ本体の大きさや重さというものがある。ミラーレス一眼や一般的なコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)は、カメラを知っている人からすれば性能に対してかなり小型化されていることはわかる。
一方で、カメラや写真の詳しい知識がなくもっと手軽に使いたいという人たちにとっては、ミラーレス一眼や一般的なコンデジすら大きく、重く感じてしまっているのではないかと思う。
スマホカメラの需要が高いのは、いつでもどこでも持ち歩くものにカメラ機能が付いていることが大きな要因だろう。
技術の進歩によってカメラ自体は相当小さくできるため、そこそこ使えるデジカメがとんでもなく小型軽量化されデザインもよければ、子どもたちだけでなく大人への訴求もできると感じた。また、動画の撮影や再生、音楽プレーヤー、カードリーダーなど写真以外の機能も充実していれば、その需要はさらに高まるのではないだろうか。
かわいいデザインで一目惚れしたが、実際に手に取ってみると子どもの手に収まるサイズ感や本体内には何も入っていないんじゃないかと思うほどの軽さには大きな衝撃を受けた。
子どもの手に収まるサイズ感
なんでも気軽に撮影できる
協力:かぐらちゃん
かぐらちゃんのお母さんによると、かぐらちゃんの周りの友だちも色違いの同じカメラを持っているようで、色んなものを撮って友だち同士で見せ合って楽しんでいるのだという。
最後に、開封および操作したファーストインプレッション動画を紹介する。
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(引用元:livedoor news)