ミドルクラスの5Gスマホ「Galaxy A52 5G SC-53B」をチェック! |
既報通り、NTTドコモは19日にオンラインで「2021 夏 新サービス・新商品発表会」を開催し、5Gに対応したミドルクラスのスマートフォン(スマホ)「Galaxy A52 5G SC-53B」(Samsung Electronics製)を6月上旬以降に発売すると発表した。
発売に先立ち、同日からドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」で事前予約を開始している。現時点での販売価格は未定だが、「Galaxy S21シリーズ」(Samsung Electronics製)に比べて価格を抑えたモデルになる予定。「スマホおかえしプログラム」対象の機種。
発表会後のメディア向けタッチ&トライ会場にてGalaxy A52 5G SC-53Bの実機を試すことができたので、写真や動画を交えながらレポートする。
Galaxy A52 5G SC-53Bの本体正面
Galaxy A52 5G SC-53Bの本体背面。左からオーサムブラック、オーサムバイオレット、オーサムホワイト
本体サイズは約160mm(高さ)×約75mm(幅)×約8.4mm(厚み)、重量は約188g、ディスプレイは約6.5インチ Full HD+(1080×2400ドット)のSuper AMOLED(有機EL)を搭載しており、本体のカラーバリエーションは「オーサムバイオレット」「オーサムホワイト」「オーサムブラック」の3色展開。
フラットタイプのディスプレイは、最大120Hzのリフレッシュレートに対応している。デザイン面では特に背面が特徴的で、プラスチック製パネルながら特殊な加工により、サラサラとした手触りのよい質感と、上下左右の端およびカメラ周りの角部分も丸みを帯びた形状になっている。加えてペールトーンを採用したカラーリングによって、見た目にも優しく柔らかな印象を受ける。
本体正面向かって右側面(上)と左側面(下)(画像=上)、上部側面(上)と下部側面(下)(画像=下)
本体正面に向かって左側面にはボタン類やスロットはなく、右側面には上下(音量)キーと電源キーを搭載。上部側面にはnanoUIMカード(4FF)とmicroSDカードのスロット、下部側面にはUSB Type-C端子と3.5mmイヤホンジャックを備えている。
タッチ&トライ会場の展示ブース
主な特徴
本体上下にスピーカーを搭載するステレオスピーカーやサラウンドシステム「Dolby Atmos」に対応しており、イヤホンを接続せず本体単体でも大音量かつ立体的なサウンドで臨場感を体験できる。
Galaxy A52 5G SC-53Bを手に持ったところ(背面)
本体背面上部のカメラ
背面の左上には、4つのカメラレンズとLEDライトを搭載している。各カメラの仕様は以下の通り。
・約6400万画素CMOS(1画素0.8μm、PDAF)/広角(F1.8、OIS:メインカメラ)
・約1200万画素CMOS(1画素1.12μm)/超広角(F2.2、画角123°)
・約500万画素CMOS(1画素1.12μm)/マクロ(F2.4)
・約500万画素CMOS(1画素1.12μm)/深度測位(F2.4)
左が標準カメラアプリを起動した画面、右がアプリ一覧画面
展示ブースではマクロ撮影を体験
小さな文字をくっきりと写し出す
繊維の様子もはっきりと見て取れる
Galaxy A52 5G SC-53Bの展示ブースではミニチュア模型が用意されており、マクロ(接写)撮影の体験ができた。およそ40mmまで寄って撮影できるマクロモードは、ミニチュア模型の小さな文字など肉眼では見えにくいものもはっきりと捉えることができる。小さなモノや花など接写で美しく撮影するのはもちろん、近くのモノ、小さいモノがぼやけて見えてしまう人にも拡大鏡代わりに使える実用性もある機能だ。
ディスプレイ上部中央にインカメラを搭載
Galaxy A52 5G SC-53Bを手に持ったところ(正面)
前面のディスプレイ上部のパンチホールには1/3.2型の約3200万画素CMOS広角カメラを搭載する。極力ディスプレイ表示を遮ないようにかなりの小型カメラだが、画素数はなんと約3200万画素とインカメラとしては最高クラスの高画素を実現している。
アウトカメラおよびインカメラともに、背景をボカして被写体を際立たせる「ポートレートモード」や暗い場所での撮影に強い「ナイトモード」にも対応している。
単純に画素数だけを見ても、アウトカメラで最大約6400万画素、インカメラにおいては約3200万画素とかなり高画素なカメラを搭載しており、位置付けとしてはミドルクラス(NTTドコモとしては「5G対応スタンダードモデル」)ではあるものの、部分的にはハイスペックモデルといえる性能を搭載している点も見逃せない。
左が「デバイスケア」画面、右が「端末情報」画面
OSはAndroid 11、チップセット(SoC)はQualcomm Snapdragon 750G(2.2GHz+1.8GHzのオクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)は6GB、内蔵ストレージ(ROM)は128GBを搭載する。外部メモリーは、最大1TBのmicroSDXCまで対応する。
モバイルネットワークは5G NR方式で下り最大2.1Gbpsおよび上り最大218Mbps、4G LTE方式で下り最大1.1Gbpsおよび上り最大75Mbpsに対応し、無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)、Wi-Fiでのテザリングは最大10台まで、USBでのテザリングは1台、Bluetoothでのテザリングは最大3台まで可能。なお、BluetoothはVersion 5.0に対応する。
生体認証機能は画面内指紋認証に加え、インカメラによる顔認証にも対応。内蔵バッテリーは4500mAhを搭載し、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC、IPX5・IPX8の防水性能、IP6Xの防塵性能を備え、ハイレゾにも対応する。なお、ワンセグやフルセグ、ワイヤレス充電には対応していない。
最後に会場の説明員に主な特徴などを聞いてみたので、その動画を紹介する。
本体 | サイズ[高さ×幅×厚さ/mm] | 約160×75×8.4mm | |
UIM | nanoUIM | ||
質量[g](電池含む) | 約188g | ||
OS | Android 11 | ||
CPU | Snapdragon 750G | ||
2.2GHz+1.8GHz オクタコア |
|||
内蔵メモリー(RAM) | 約6GB | ||
内蔵ストレージ(ROM) | 約128GB | ||
外部メモリ最大対応容量 | microSDXC 1TB | ||
ディスプレイ | ディスプレイ | 約6.5インチ Super AMOLED (有機EL) |
|
ディスプレイ解像度[横×縦] | Full HD+ | ||
1080×2400 | |||
HDR | – | ||
カメラ | 有効画素数/F値 | リア | 約6400万画素/1.8 約1200万画素/2.2 約500万画素/2.4 約500万画素/2.4 |
フロント | 約3200万画素/2.2 | ||
電池 | バッテリー容量 | 4500mAh | |
通信・通話 | 通信速度[受信時/送信時の最大速度] | 5G 2.1Gbps/218Mbps 4G(LTE)1.1Gbps/75Mbps |
|
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ | ||
テザリング同時接続数 [Wi-Fi/USB/Bluetooth] |
10台/1台/3台 | ||
Bluetooth(対応バージョン) | ○(5.0) | ||
スグアプ/スグ電 | ○/○ | ||
WORLD WING [対応ネットワーク:4G(LTE)/3G/GSM] |
○/○/○ | ||
充電 | 接続端子 | USB Type-C | |
ワイヤレス充電(Qi) | – | ||
その他 | 防水/防塵 | ○/○ | |
ワンセグ/フルセグ | -/- | ||
おサイフケータイ[FeliCa] | ○ | ||
生体認証 | ○指紋、顔 | ||
ハイレゾ | ○ | ||
カラー | オーサムバイオレット オーサムホワイト オーサムブラック |
||
メーカー | サムスン電子 |
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(引用元:livedoor news)