トーンモバイルのオリジナルスマホ「TONE e21」を写真と動画で紹介!AIを活用した独自機能やクアッドカ…

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スペックも価格もあなどれない「TONE e21」をチェック!


既報通り、フリービット傘下のドリーム・トレイン・インターネット(以下、DTI)は3月31日、都内にて「新製品及び新サービス発表会」を開催し、同社が仮想移動体通信事業者(MVNO)としてサービスを提供している「トーンモバイル」向けのスマートフォン(スマホ)「TONE e21」(フリービット製)を発売すると発表した。

発売日は2021年4月14日(水)の予定で、発売に先立ち4月1日(木)からトーンモバイルの公式オンラインストアで予約が開始されている。公式オンラインストアでの事前予約においては、最短で4月15日(木)以降に順次発送される予定。価格(税込)は21,780円(分割907円/月×24回など)。

本記事では発表会場に併設されたタッチ&トライ会場にてTONE e21の実機を試すことができたので、写真や動画を交えながらレポートする。


左が本体正面、右が本体背面

本体のサイズは約162.4mm×77mm×8.85mm、重量は約185g。ディスプレイのサイズは約6.53インチ、アスペクト比は19.5:9、解像度はFHD+(2340×1080)。背面は光沢のあるホワイトだが、「PRISM(プリズム)」と名付けられたコードネームにちなみ、光が当たると虹色に輝く加工が施されている。


本体正面に向かって左側面(上)と右側面(下)


本体上部側面(上)と下部側面(下)

左側面にはカードスロットを備え、nano SIMと最大256GBまでのmicroSDXCに対応する。右側面には電源ボタンと音量(上下)キーを搭載している。上部側面には3.5mmイヤホンジャック、サブマイクを、下部側面にはスピーカーと送話口/マイク、USB Type-C端子を備える。


背面にはカメラと指紋センサー

背面には指紋センサーと4つのカメラを搭載している。それぞれのカメラの仕様は以下の通り。

・メインカメラ:約4800万画素CMOS/広角レンズ
・超広角カメラ:約800万画素CMOS/超広角レンズ
・マクロカメラ:約200万画素CMOS/マクロレンズ
・深度センサー:約200万画素CMOS/デプスカメラ


ディスプレイ左上にはフロントカメラを搭載


極小のフロントカメラ


従来のおよそ5分の1まで小さくした

前面左上部のパンチホールには約800万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラを搭載している。発表会のプレゼンでフリービット代表取締役社長兼トーンモバイル代表の石田宏樹氏が、フロントカメラは目立たないようにとにかく限界まで小さくしたことを説明していた。そのため、トーンモバイルでは「ピンホールカメラ」と呼んで極小サイズであることをアピールしている。


本体正面下部


TONE e21を手に持ったところ


前モデル「TONE e20」とのスペック比較


iPhone 12 Proとの価格差

本体を手に持った際、厚みや重みをあまり感じない手に馴染みやすい印象を受けた。一見すると前モデルの「TONE e20」に似ているが、細かなデザイン面の向上だけでなく基本スペックも大幅に向上している。性能が向上していながら本体価格はTONE e20発売時と同額の21,780円というのはとても魅力的だ。

石田氏のプレゼンではiPhone 12 Pro 128GBモデルと比較して、およそ5.4台分の価格差があることをアピールしていた。これは、iPhone 12 Pro 128GBモデル1台分の価格で、1家族〜2家族分のTONE e21が購入できる計算になるということだ。


「TONE Zen」に対応


ホーム画面は4種類


左が親機(保護者利用)、右が子機(子ども利用)にあたる設定がされている

契約時の情報などを参照してAIが最適な設定をしてくれる「TONE Zen」によって、初期設定の作業が軽減される。また、トーンモバイルの見守り機能「TONEファミリー」における親機(保護者利用)と子機(子ども利用)の初期設定もAIによって自動設定され、4種類用意されたホーム画面も、例えば子ども利用の端末にはキッズ向けのホーム画面が自動的に設定され、保護者利用の端末から利用許可したアプリのみの表示ができるなどの制限や操作が可能。

従来であれば、親が利用する端末、子どもが利用する端末のそれぞれの初期設定をした後、子ども利用の端末には制限をかける設定をするという手間が必要だったが、SIMカードと通信を介して契約者情報を参照することで様々な初期設定の手間を省くことが可能になった。

端末を初期化して別契約のSIMカードを挿入すれば、新たな契約者に最適な初期設定がされるという仕組みになっている。


ホーム画面にはオリジナルアプリのアイコンが並ぶ


TONEフォルダ内のアプリ

Android標準のホーム画面には「TONEメッセンジャー」「OneDrop」「TONEダッシュボード」などのオリジナルアプリのアイコンが並ぶ他「TONE」フォルダも用意されており、こちらにもTONE独自のアプリが収められている。


「TONEダッシュボード」の画面

AIによってライフスタイルを可視化した「TONEダッシュボード」では、ライフログやアプリ利用時間などが確認できる。また「接触スコア」は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」のデータを活用して「密」の検知や記録がされ、接触スコアのタップした部分に自分がいた場所を地図で表示してくれる機能も搭載している。


「ONEメッセンジャー」の「トークルーム」画面


「ONEメッセンジャー」の「設定」画面


AIによるメッセージの通知


AIによって家族の状況を見守ることができる

時代に合わせて進化・最適化してきたメッセンジャーサービスを、今後の5G時代を見据えて新たに開発したという「ONEメッセンジャー」は、AIを起点にして会話(メッセージ)を始めたり、家族を見守るなどのコミュニケーションツールとして活用できる。LINEをはじめとした現在利用されているメッセンジャーサービスを、AIによって次のステップに進化させた新たなメッセンジャーサービスといえる。


AirDropがAndroidでは利用できない「エアドロ問題」


新たに「One Drop」を開発


「One Drop」の画面

iPhoneとの親和性を高める機能といえるのがこの「One Drop」だ。iPhoneなどApple製品間でファイル共有が可能な「AirDrop」をAndroidでも利用できるようにした。背景には、iPhoneではなくAndroidスマホを持っているために「AirDrop」が利用できず、友だち間でファイル共有ができず仲間外れにされてしまう「エアドロ問題」がある。トーンモバイルではこのエアドロ問題を解決するため、iPhoneやAndroidスマホが混在していても関係なくファイル共有できるように「One Drop」を開発した。TONE e21にはプリセットされており、iPhoneや他のAndroidスマホにも「One Drop」アプリをインストールすれば「AirDrop」のようにファイル共有が可能になる。


「動画チケット」について


「動画チケット」の画面

トーンモバイルでは、動画や大容量データの通信をする際に高速通信ができる「動画チケット」を採用している。大手通信キャリアでは一定の通信量を超えた場合に通信制限によって低速通信となり、解除するために別途料金を支払う仕組みだが、このまったく反対の方式が「動画チケット」になる。

つまり、トーンモバイルでは動画視聴が厳しい速度がベースとなっており「動画チケット」を1GB単位で購入して高速通信にするという仕組みになのだ。この「動画チケット」はアプリからチャージ(購入)することが可能。


左が「優先ネットワークの種類」の画面、右が「ストレージ」の画面


「4G」の表示


「4G+」の表示

モバイル通信は2G、3G、4Gに対応しており、画面右上のピクトエリアには「4G」および「4G+」の表示がされる。4GはLTE、4G+はPREMIUM 4G(LTE-Advanced)をあらわしている。


「デバイス情報」画面


スペック表

OSはAndroid 10、チップセット(SoC)はMediaTek Helio P35(MT6765V)OctaCore(2.3GHz×4、1.8GHz×4)、内蔵メモリー(RAM)は6GBを搭載。内蔵ストレージ(ROM)は128GBと大容量で、初期状態で10%程度使用されており、空いた容量がユーザー領域としてデータが保存できる。外部ストレージは最大256TBのmicroSDXCカードに対応する。

その他、Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n/acに、 Bluetoothは5.0、生体認証は指紋認証と顔認証に対応しており、4000mAhの内蔵バッテリーを搭載している。

最後に会場の説明員にTONE e21の主な特徴などを聞いてみた動画をはじめ、One Dropを試した動画、石田氏のプレゼン動画を紹介する。

【トーンモバイル「TONE e21」の主な仕様】
名称 TONE e21
寸法 高さ:162.4mm 幅:77mm 厚さ:8.85mm
重さ 約185g
ディスプレイ 1080×2340ピクセル 6.53インチFHD+
カメラ 背面4800万画素+800万画素+200万画素+200万画素 クアッドカメラ、前面800万画素
システムOS Android 10.0
CPU MediaTek Helio P35(MT6765V)OctaCore
メモリ(RAM) 6GB
内蔵ストレージ(ROM) 128GB
外部ストレージ microSDカード(最大256GB)
電源とバッテリー USB充電 バッテリー4000mAh
SIMカード nano SIM
携帯電話/ワイヤレス通信方式 2G 850/900/1800/1900、3G B1/B6/B8/B19、4G B1/B3/B8/B19、Wi-Fi(b/g/n/ac)、Wi-Fiテザリング、Bluetooth5
位置情報 GPS(A-GPS)およびネットワーク
同梱物 保証書、SIMカード台紙、USB Type-Cケーブル、ACアダプタ、置くだけサポート

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)

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(引用元:livedoor news)

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