新フラッグシップスマホ「Samsung Galaxy S21 Ultra」が登場! |
既報通り、Samsung Electronics(以下、Samsung)は14日(現地時間)、オンラインプレスイベント「Samsung Galaxy Unpacked 2021」を開催し、新しい5Gに対応したフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S21」と大画面モデル「Galaxy S21+」、上位モデル「Galaxy S21 Ultra」、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」、忘れ物防止タグ「Galaxy SmartThings Tag」および「Galaxy SmartThings Tag+」などを発表しています。
Galaxy S21およびGalaxy S21+、Galaxy S21 Ultraはともにアメリカや韓国などの1次販売国・地域では2021年1月29日(金)に発売され、すでに予約受付を実施しており、価格はアメリカではGalaxy S21が799ドル(約83,000円)から、Galaxy S21+が999ドル(約104,000円)から、Galaxy S21 Ultraが1,199ドル(約124,000円)からとなっています。
なお、日本での発売については現時点では明らかにされていませんが、すでに日本向け公式WebサイトにもGalaxy S21およびGalaxy S21+の製品ページ( https://www.galaxymobile.jp/galaxy-s21-5g/ )やGalaxy S21 Ultraの製品ページ( https://www.galaxymobile.jp/galaxy-s21-ultra-5g/ )も掲載されているため、何らかの形で販売されると見られます。本記事ではGalaxy S21 Ultraについてまとめます。
Galaxy S21 Ultraは昨年に日本でもauから発売された「Galaxy S20 Ultra」の後継機種で、フラッグシップモデル「Galaxy S」の最新シリーズ「Galaxy S21」の最上位製品となっています。同時に発表されたGalaxy S21やGalaxy S21+がフラットディスプレイになったのと異なり、Galaxy S21 Ultraでは画面の左右端がラウンドしたエッジディスプレイを採用しています。
またこれまでは「Galaxy Note」シリーズの特徴であったペン入力「Sペン」にGalaxy Sシリーズとしてははじめて対応しました。ただし、Sペンは本体には収納できず、新たにSペンプロも提供されるとのこと。ディスプレイは画面上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.8インチQHD+(1440×3200ドット)有機EL「Dynamic AMOLED 2X Infinity-O Display」(約515ppi)です。
Galaxy S21およびGalaxy S21+では48〜120Hzでしたが、Galaxy S21 Ultraでは10〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応し、HDR 10+やEye Comfort Shield、コントラスト比300万:1、明るさ1500nitsをサポートし、ディスプレイを覆う強化ガラスは「Corning Gorilla Glass Victus」となっています。
パンチホール部分にはPDAFに対応した約4000万画素CMOS(1画素0.7μm)/広角レンズ(F2.2、画角80°)のフロントカメラが搭載され、顔認証に対応するほか、生体認証としては画面内指紋センサーを搭載しています。サイズは約165.1×75.6×8.9mm、質量はSub6のみのモデルが約227g、ミリ波対応モデルが約229g。
本体色は通常色のPhantom BlackおよびPhantom Silverの2色が用意されているほか、samsung.com限定カラーとしてPhantom TitaniumおよびPhantom Navy、Phantom Brownの3色が販売されます。背面はガラス素材となっており、電池容量は5000mAhで、ワイヤレス充電「Wireless Charging 2.0」に対応。また急速充電「USB PD 3.0」(AFCやQC2.0互換)にも対応。
リアカメラは以下のクアッド構成で、メインとなる1億800万画素CMOSは9画素を1つにまとめるノナビニング技術によって約1200万画素(1画素2.4μm)相当で明るく撮影でき、ナイトモードでも活用され、さらにハイブリッド光学3倍ズームおよびハイブリッド光学10倍、100倍スペースズームに対応し、新しいズームロック機能によってAIを活用して焦点をフレームの中央に維持して手ブレを最小限に抑えて撮影できるようになっています。
また改善された8Kムービー撮影や60fpsによるステディカム撮影、Vloggerビュー、ライブサムネイル、仮想スタジオ照明、AI背景効果などの新機能にも対応しているほか、Galaxy S21 Ultraでは4K・60fpsの動画撮影をカメラを切り替えて画角やズームを変えながら撮影できるようになっているとのこと。
・約1億800万画素CMOS(1画素0.8μm、PDAF)/広角レンズ(F1.8、画角83°、OIS)
・約1200万画素CMOS(1画素1.4μm、デュアルピクセルAF)/広角レンズ(F1.8、画角120°)
・約1000万画素CMOS(1画素1.22μm、デュアルピクセルAF)/望遠レンズ(F2.4、画角35°、OIS、3倍光学ズーム)
・約1000万画素CMOS(1画素1.22μm、デュアルピクセルAF)/望遠レンズ(F4.9、画角10°、OIS、屈曲、10倍光学ズーム)
チップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 888 5G Mobile Plarform」(2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.8GHz×4コアCPU)またはSamsung製「Exynos 2100」(2.9GHz×1+2.8GHz×3+2.2GHz×4コアCPU)で、ともに5nmプロセルで製造された64bit対応CPUとなっており、内蔵メモリー(RAM)は12GBまたは16GB、内蔵ストレージは128または256GB、512GBとなっています。なお、microSDカードなどの外部ストレージスロットは非対応となりました。
またOSはAndroid 11をプリインストールし、ユーザーインターフェースは「One UI 3.0」となっており、セキュリティーチップやセキュリティーメモリーを搭載して強化された「Samsung Knox Vault」に対応しているとのこと。センサーは加速度センサーおよび気圧センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、ホールセンサー、近接センサー、環境光センサーを内蔵。
その他、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.1、NFC、MST、UWB、USB Type-C端子、防水・防塵(IP68)などに対応。携帯電話ネットワークでは5G NR方式におけるSAおよびNSAをサポートし、両機種ともにSub6のみに対応するモデルと、Sub6に加えてミリ波(mmWave)に対応するモデルが用意され、販売する国・地域・通信事業者によって異なるということです。
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(引用元:livedoor news)