docomo 5Gスマホ「LG VELVET L-52A」を写真でチェック! |
既報通り、NTTドコモは5日、オンラインにて「2020-2021冬春 新サービス・新商品発表会 docomo collection 2020-21」を開催し、専用ディスプレイ付ケース「LGデュアルスクリーン」を組み合わせることで2画面で利用できる5G対応のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「LG VELVET L-52A」(LGエレクトロニクス製)を発表した。発売時期は12月以降を予定している。
価格は公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などの直営店では本体のみで70,488円、スマホおかえしプログラム利用時のユーザー負担額は46,992円、LGデュアルスクリーン付属で88,704円、スマホおかえしプログラム利用時のユーザー負担は59,136円となっている。
また他社から乗り換え(MNP)の場合には「5G WELCOME割」が適用され、本体価格から22,000円が割り引かれる。なお、現時点で日本ではLGデュアルスクリーンのみの販売は予定していないため、2画面スマホとして利用する場合はLGデュアルスクリーン付属を購入する必要がある。
すでに事前予約も実施されているが、今回は発表会と同日にメディア向けに実施されたタッチ&トライイベントにてLG VELVET L-52Aの実機を試すことができたので、写真を交えながら外観を中心にレポートをお送りする。
LG VELVET L-52Aはすでににグローバルでは今年5月に発表されたモデルで、従来「G」や「V」といった2つのシリーズで展開されていたLGエレクトロニクス(以下、LG)の2大ブランドを再編し、新シリーズの第1弾として登場したモデルとなる。
NTTドコモ向けに「2020春夏モデル」として発売されたLG製スマホ「LG V60 ThinQ 5G L-51A」と同様に専用ディスプレイ付ケース「LGデュアルスクリーン」を組み合わせることで、2画面スマホとして利用できるのが大きな特徴となっている。
今回、NTTドコモにて販売されるLG VELVET L-52Aのカラーバリエーションは「オーロラグレー」と「オーロラホワイト」の2色と、グローバル向けからベーシックないろが選ばれた。
ただし、どちらも光沢のある仕上げで、デザイン重視のフラッグシップモデルとして発表された経緯もあり、価格を抑えながらも質感は非常に高くなっている。
特に背面のデザインとしてはカメラの配置に注目したい。
リアカメラのレンズやLEDライトの円の径が上から下へ順番に徐々に小さくなるように配置されている。これをLGでは「レインドロップカメラ」と呼んでおり、雨粒が滴る様をイメージしているとのことだ。
最近ではカメラ機能を売りにするフラッグシップモデルやプレミアムモデルはカメラ部分が大きくせり出すなど、主張の大きな製品が増えている中、LG VELVETのデザイン性の高いカメラの配置は非常に興味深い取り組みとなっている。
また本体下側面には充電・外部機器との接続に利用するUSB Type-C端子以外に3.5mmステレオイヤホン端子も用意されているため、有線接続でイヤホンマイクを利用することが可能だ。
さらに従来のLGのフラッグシップモデルと同様に防水・防塵に加えて耐衝撃性能も備えている。一方、本体上側面にはnanoSIMカード(4FF)およびmicroSDXCカードのスロットが配置されている。なお、各カードの取付・取り外しにはSIMピンが必要な構造になっている。
側面には正面から向かって右側に電源キー、左側に音量上下キーとGoogleアシスタントの呼び出しのための専用キーが配置されている。
続いて、ディスプレイ付の専用ケースであるLGデュアルスクリーンを装着した状態をチェックしていく。
LGデュアルスクリーンを装着した状態はいわゆる「クラムシェル」形状となる。閉じた状態ではディスプレイも覆ってしまうが、ケース側にモノクロ表示のサブディスプレイが用意されているため、こちらで時刻や通知の確認を行うことができる。
またLGデュアルスクリーンを装着した場合、これまでの「LG G8X ThinQ」やLG V60 ThinQ 5Gと同様に本体下部のUSB Type-C端子へアクセスできなくなる。この状態でもLG VELVETを充電することは可能だが、付属するマグネット接続のアダプターを介して行う必要がある。
今回、タッチ&トライ会場ではLGデュアルスクリーンの活用方法がいくつか紹介されていた。まずLGデュアルスクリーンを装着した2画面表示は、縦と横のどちらもで利用できる。
そのため、+メッセージなどのメッセージングアプリやSNSアプリを利用しながら動画を再生するような「ながら見」だけでなく、ビデオチャットを利用しながらもう片方の画面では資料を表示するような使い方ができる。
特に今年はコロナ禍で、打ち合わせの多くがビデオ会議になったという人も多いだろう。そんなときにはLGデュアルスクリーンを活用し、2画面での作業はかなり便利に感じられるはずだ。
NTTドコモ向けのLGデュアルスクリーン対応モデルとしては2代目となるLG VELVET L-52Aだが、冒頭にも書いたように本体価格はLGデュアルスクリーン同梱モデルでも10万円を切る価格設定となっている。
このことから近いコンセプトとなるフォルダブルを始めとしたスマホで“大画面”や“2画面”を活用した使い方に注目が集まる昨今において興味がある人には手を出しやすいだろう。是非、LGデュアルスクリーン同梱モデルを含めて店頭などでデザインや質感、使い勝手などを直接確認してみて欲しい。
機種名 | docomo LG VELVET L-52A |
サイズ[高さ×幅×厚さ/?] | 167×74×7.9mm |
質量[g](電池含む) | 約180g |
OS | Android 10 |
ディスプレイ[サイズ、解像度(横×縦)、方式] | 約6.8インチ有機EL Full HD+(1080×2460ドット) FullVision Display 約1677万色 |
HDR表示 | ○ |
SoC | Snapdragon 765 5G mobile platform |
CPU | オクタコアCPU (2.4GHz×1+2.2GHz×1+1.8GHz×6) |
内蔵メモリー(RAM) | 8GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ(最大対応容量) | microSDXC(1TB) |
リアカメラ[有効画素数/F値] | トリプルカメラ[約4800万画素CMOS(F1.8、広角レンズ)+約800万画素CMOS(F2.2、超広角レンズ)+約500万画素CMOS(F2.4、ToFカメラ)] |
フロントカメラ[有効画素数/F値] | 約1600万画素CMOS(F2.0、広角レンズ) |
バッテリー容量 | 4300mAh(内蔵電池) |
連続待受時間(静止時)[4G(LTE)] | 未定 |
連続通話時間(LTE)[VoLTE/VoLTE(HD+)/VoLTEビデオコール] | 未定/未定/未定 |
電池持ち時間[5G/4G(LTE)] | 未定/未定 |
充電時間 | 未定 |
接続端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | ○ |
5G通信速度(受信時/送信時の最大速度) | 2.1Gbps/218Mbps |
4G(LTE)通信速度(受信時/送信時の最大速度) | 1.1Gbps/131.3Mbps |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ |
WORLD WING[対応ネットワ−ク:LTE/3G/GSM] | ○/○/○ |
テザリング同時接続数[Wi-Fi/Bluetooth/USB] | 10台/4台/1台 |
Bluetooth | ○(5.1) |
防水・防塵 | ○(IPX5・IPX8)/○(IP6X) |
ワンセグ/フルセグ | −/− |
おサイフケータイ[FeliCa/NFC(FeliCa搭載)] | −/○ |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
ハイレゾ | ○ |
スグ電 | ○ |
SIMカード | nanoUIM |
本体カラー | オーロラ ホワイト、オーロラ グレー |
メーカー | LGエレクトロニクス |
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX – Facebookページ
・LG VELVET 関連記事一覧 – S-MAX
・LG VELVET L-52A | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
(引用元:livedoor news)