SHARP AQUOS zero5G basic・sense5G・ sense4・4 plus・4 lite・4 basicが登場へ! |
経済産業省 特許庁(JPO)にてシャープがスマートフォン(スマホ)などの分類として新たに「AQUOS zero5G basic」および「AQUOS sense5G」、「AQUOS sense4」、「AQUOS sense4 plus」、「AQUOS sense4 lite」、「AQUOS sense4 basic」という商標を2020年8月25日に出願したことが明らかとなりました。
公開商標公報として2020年9月8日に公開したとして同庁および工業所有権情報・研修館(INPIT)が共同で運営する「特許情報プラットフォーム|J-PlatPat」にて確認できます。シャープでは9月11日(金)10時から5G対応スマートフォン(スマホ)の発表会開催を予定しており、これらの製品を発表するものと見られます。
他にもAQUOS zero5G basicがあるので「AQUOS zero5G」も存在する可能性もありそうです。出願番号はAQUOS zero5G basicが「商願2020-104919」、AQUOS sense5Gが「商願2020-104920」、AQUOS sense4が 「商願2020-104921」、AQUOS sense4 plusが 「商願2020-104923」、 AQUOS sense4 liteが「商願2020-104924」、AQUOS sense4 basicが「商標公開2020-104922」。
シャープでは2017年よりそれまで各携帯電話会社ごとに商品名を変えていたのを統一し、合わせてAQUOSスマホのシリーズ名を刷新しており、それ以降はその年の前半にフラッグシップモデル「AQUOS R」シリーズ、後半にスタンダードモデル「AQUOS sense」シリーズを中心に展開しています。
また2018年10月には自社開発の有機ELを採用した新たなフラッグシップモデル「AQUOS zero」シリーズも追加され、その後、AQUOS zeroシリーズは大画面・軽量といった特徴を活かしてゲーミングスマホとしてもアピールされてきています。そうした中で、Qualcommが今年6月に発表した5G対応チップセット(SoC)「Snapdragon 690」を採用するメーカーとしてシャープの名前を挙げました。
一方、NTTドコモが今年の秋冬モデルには価格を抑えた5G対応スマホを投入予定であることを明らかにしており、そのうちの1つがSnapdragon 690を搭載したシャープのAQUOS senseシリーズの5G対応モデルとなるのではないかと噂されています。加えて、AQUOS zeroシリーズの次機種も合わせて発表されることが期待されます。
今回、これらの情報に合致したような商標がシャープから出願されました。同社では過去の製品も商品名の商標を出願しており、恐らくこれらの出願された商標も商品として発表されるものと予想され、AQUOS senseシリーズについては5G対応モデルのAQUOS sense5G以外にも4GモデルのAQUOS sense4ファミリーも投入されそうです。
・商標公開2020-104919|商標公報表示|J-PlatPat [JPP]
・商標公開2020-104920|商標公報表示|J-PlatPat [JPP]
・商標公開2020-104921|商標公報表示|J-PlatPat [JPP]
・商標公開2020-104923|商標公報表示|J-PlatPat [JPP]
・商標公開2020-104924|商標公報表示|J-PlatPat [JPP]
・商標公開2020-104922|商標公報表示|J-PlatPat [JPP]
現時点では未発表のため、詳しい情報はありませんが、AQUOS sense5GがSnapdragon 690を搭載するのではないかと推察されます。またベンチマークアプリ「Geekbench」の公式Webサイトにて未発表の「SHARP W-115」の結果が掲載されており、SoCが「Snapdragon 765G(SM7250)」となっているため、AQUOS zero5G basicはSnapdragon 765Gを搭載する可能性がありそうです。内蔵メモリー(RAM)は6GBとのこと。
であるならば、上位モデルとしてSnapdragon 865またはSnapdragon 865 Plusを搭載したAQUOS zero5Gもあるかもしれません。また同じくGeekbenchに「SHARP SM076」と「SHARP SM063」の結果も掲載されており、SHARP SM076はSoCに「Snapdragon 720G(SM7125)」、RAMに8GBを搭載しているとのことで、RAMがかなり大きいのが気になりますが、AQUOS sense4 plusに相当しそうです。
一方、SHARP SM063はSoCは不明ですが、CPUは1.8GHz×8で、RAMは4GBとなっており、AQUOS sense4あたりでしょうか。ただし、スコアからするとSnapdragon 700番台に相当する結果なっており、AQUOS sense4 plusがSnapdragon 720Gを搭載するなら同じくAQUOS sense4もSnapdragon 720Gを搭載する可能性もなくはありません。
そうなると、AQUOS sense4は既存のAQUOS senseシリーズと比べてかなりスペックアップすることになりますが、どうなるのでしょうか。最終的にはこれらがどの程度の価格になるのかで魅力が変わってきますが、今年後半もシャープはかなり多くの製品を投入してきそうです。発表会が楽しみですね!
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(引用元:livedoor news)