いまさら聞けない“格安スマホ”や“格安SIM”とは?ファーウェイが解説するメーカーならではの仕組みや特長…

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SIMフリースマホで月々の料金を安くするには?ファーウェイが解説


華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)がメディア向けセミナー「いまさら聞けない格安スマホとは」を9月27日に開催し、日本における仮想移動体通信事業者(MVNO)などによる「格安SIM」やSIMフリースマートフォン(スマホ)の展望について解説を行った。

ファーウェイと言えば、日本では10月12日に若者をターゲットとしたダブルレンズカメラ搭載スマホ「honor 9」を発売し、さらにハイエンドモデルの「HUAWEI Mate 10 Pro」の日本での年内発売も明らかにしている。

その他、人気のエントリースマホ「HUAWEI P10 lite」や上位モデルのライカレンズを搭載するフラッグシップスマホ「HUAWEI P10」および「HUAWEI P10 Plus」があり、日本でも積極的に充実のSIMフリースマホのラインナップ展開を行っている。

そんなファーウェイ・ジャパンが解説した内容ということで、”格安SIM”や”格安スマホ”という言葉は聞いたことがあるが、実際にどういうメリットがあるのか、いまさら聞けないと思っている読者にも参考になると思われるので紹介したいと思う。


まず格安スマホの説明の前に「SIM(SIMカード)」について説明が行われた。SIMはスマホやタブレットなどで、ネットや通話などに必要な契約者情報が記録されたカードで、携帯電話会社との契約で貸与される。

カードのサイズは対応するスマホやタブレットなどによって異なり、現在の主流はnanoSIM(ナノシム)だ。古いスマホおよびタブレットではnanoSIMよりひと回り大きいmicroSIM(マイクロシム)が使われている。

なお、nanoやmicroの表記がある理由は、その前に「miniSIM(ミニシム、日本ではいわゆる「標準SIM」)」があり、それよりも小さくなっていることに由来する。


続いて「SIM」ロックについて説明された。このSIMロックは日本ではNTTドコモやau、ソフトバンクなどが販売するスマホには、その会社のSIMでしか使えないように制限を掛けていることを指す。

例えば、auのスマホにソフトバンクのSIMを入れても通話やデータ通信ができない。これがSIMロックだ。


一方でSIMロックがかかっていないスマホもあり、それがSIMフリースマホ(SIMロックフリースマホ)と呼ばれている。

またNTTドコモなどが販売するSIMロックがかかったスマホも契約から180日以降であればSIMロックを解除することも可能だ。さらに今年の夏以降、SIMロック解除の規制が100日以降に短縮されている。

なお、対応するスマホやSIMロック解除の日数などの詳細は、各携帯電話会社の公式Webサイトなどで確認して欲しい。


SIMフリースマホの場合は、携帯電話会社を自由に選ぶことができる。ただし、携帯電話会社によって使用する周波数帯が異なるため、スマホがどの周波数(バンド)に対応しているかによって、快適に利用できるかが変わってくる。場合によっては通信ができないこともある。


SIMフリースマホのまとめとして、海外での利用などのメリットがあるほか、月々の料金が安いMVNOなどの携帯電話サービス「格安SIM」でも利用できる上、SIMの契約とセットではなくスマホだけ購入できるといったことが可能だ。


一例ととして、NTTドコモなどの大手携帯電話会社の平均月額料金よりも格安SIM利用なら月々4,919円も安くなることを紹介していた。


こうした月々の料金を安くできる格安SIMは認知度が上がってきている一方で、まだ格安SIMを利用していない理由として携帯電話会社の割引プランによる「2年縛り」の制約ですぐに移行できない、通信速度の不安、そしてそもそも格安SIMについてわからないという声があるのだという。

その他の回答としてサポートの不安やまわりに利用者がいないなど、利用するにあたって相談する相手がいないことが不安であるようだ。


そこで、格安SIMを提供するいわゆる「MVNO」を理解してもらえるように各社の特長の例を紹介した。

・「イオンモバイル」や「楽天モバイル」は実店舗が充実し、初めてでも安心
・「gooSimseller(OCN モバイル ONE)」や「DMM mobile」、「NifMo」は対象サービスや店舗でのポイント活用が可能
・「BIGLOBEモバイル」や「LINE MOBILE」は通信量をカウントしないカウントフリーサービスの提供
・「IIJmio」や「Exciteモバイル」、「mineo」は家族で使うためのサービスが充実

それぞれの特長と照らし合わせて、お得で安心できるサービスと契約するためには、やはり下調べが必要である。こうした不安感を払拭するため、チャットでのサポートやLINEを使ったコミュニケーションサポートなどを行うところも増えている。


通信だけではなく、故障の際にサポートも大事だ。大手携帯電話会社であれば、全国の店舗での修理受付や独自の修理保証サービスなどで金額の負担を少なくする施策も実施している。

スマホなどの製品を買切りするSIMフリースマホの場合は、故障修理などはメーカーとの直接のやりとりが必要となる。しかしながら、最近のMVNOも有料の修理保証サービスを開始し、大手キャリアのような修理をサポートするようになりつつある。

ファーウェイの修理や相談は、東京・銀座、大阪・梅田のファーウェイ・カスタマーサービスセンターで受け付ける。さらに、全国のワイモバイルショップでも修理取り次ぎサービスを実施していることを紹介した。


その他、ファーウェイ独自の2年間の「ファーウェイ延長保証」や「ファーウェイ安心保証」などのアフターサービスも実施している。

こちらは延長保証パックとして別途、申込・購入する必要がある。例えば、HUAWEI P10およびHUAWEI P10 Plusの場合は13,176円(税込)で購入し、水濡れや落下などのアクシデントでも7,000円の支払で交換修理可能としている。

月々の料金を安くしたいと思うなら、MVNOの”格安SIM”を利用することが解決策と言える。一方で、大手携帯電話会社には独自のサポート・サービスや端末の割賦購入といったメリットもある。

格安SIMを利用しないまでも、いま使っている料金プランやオプションサービスなどを見直すことで、月々の料金を減らすこともできる。使っていないサービスや無駄なパケットプランがないか、まずは一度、店舗やサービス窓口に問い合わせてみることをオススメしたい。

記事執筆:mi2_303

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(引用元:livedoor news)

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