Microsoftは6日(現地時間)、2in1タイプのWindowsタブレット「Surface Go 2」および「Surface Book 3」などを発表しています。アメリカではすでに予約受付が開始されており、5月12日より販売開始されるとのこと。
また両製品ともに日本でも販売され、Surface Go 2は5月12日に発売され、価格は一般向けが59,800円(金額はすべて税別)から、Surface Book 3はt月5日に発売され、価格は一般向けが190,800円から。日本でも5月7日より予約受付が開始される予定。
なお、Surface Go 2には4G LTE搭載モデルが用意され、Surface Book 3は13インチモデルと15インチモデルがあり、両製品ともにペン入力「Surface Pen」に対応し、ペンは既存のものと同じとのこと。販路は公式Webストア「Microsoft Store」や量販店、Microsoft認定リセラーなど。
【Surface Go 2】
Surface Goは日本では2018年8月に発売された「Surface Go」の後継機種で、コンセプトはそのままにディスプレイが10インチから10.5インチに大型化されたほか、CPUに第8世代Core mとなるオプションを用意し、64%性能が強化されているなどしているということです。
主な仕様は約10.5インチ1920×1280ドット液晶「PixelSense Display」(約220ppi)およびIntel製チップセット(SoC)「Core m3-8100Y」、4または8GB内蔵メモリー(RAM)、64または128GB内蔵ストレージ(法人向けのみ256GBも用意)、microSDXCカードスロット、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子など。
充電など用にSurface Connectを搭載し、Surface タイプ カバー ポートに「タイプカバーキーボード」を装着することでノートPCのようにも使え、タイプカバーキーボードのカラーはプラチナ、ブラック、ポッピーレッド、アイスブルーの4色展開。
ディスプレイのコントラスト比は1500:1で、表面は強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」で覆われ、10点マルチタッチに対応。外装はマグネシウムを採用し、本体色はシルバーのみ。サイズは約245×175×8.3mm、質量はLTE非対応モデルで約544g、LTE対応モデルで約553g。
デュアルアレイマイク「Studio Mic」や約500万画素フロントカメラ、約800万画素リアカメラを搭載し、顔認証「Windows Hello」に対応するほか、昨今のビデオ会議などのニーズにも応えるという。またDolby Audio Premiumに対応したステレオ スピーカー(2W)も搭載。
光センサーや加速度センサー、ジャイロスコープ、磁力計、NFC Type A/B、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0を搭載。LTE対応モデルはQualcomm製「Snapdragon X16 LTE Modem」を搭載し、下り最大600Mbpsをサポート。SIMカードスロットはnanoSIMカード(4FF)が1つで、対応周波数帯はBand 1、2、3、4、5、7、8、12、13、14、19、20、25、26、28、29、30、38、39、40、41、66となっています。
CPU | メモリー | ストレージ | 4G LTE | 価格(税抜) | ||
一般 | 法人 | 教育 | ||||
Pentium Gold | 4GB | 64GB | – | 59,800円 | 52,800円 | 47,800円 |
Pentium Gold | 8GB | 128GB | – | 77,800円 | – | 65,800円 |
Core m3 | 4GB | 64GB | – | – | 55,800円 | – |
Core m3 | 8GB | 128GB | – | – | 75,800円 | – |
Core m3 | 8GB | 128GB | ○ | 97,800円 | 87,800円 | – |
Core m3 | 8GB | 256GB | ○ | – | 97,800円 | – |
【Surface Book 3】
Surface Book 3は「Surface Book 2」の後継機種で、同じく13インチモデルと15インチモデルが用意され、新たにCPUを第10世代Coreプロセッサー、GPUを最大でQuadro RTX 3000に強化して性能を従来比で50%向上されているということです。
Surface Book 2と同じく電子ロック式のドッキングコネクターによってキーボード部分の「キーボードドック」を外してタブレットとしても使え、キーボードドックを装着するとほぼノートPCのように使える2in1で、キーボードドックに外部GPU(dGPU)が内蔵されています。
主な仕様は約13.5インチ3000×2000ドット(約267ppi)または約15インチ3260×2160ドット(約260ppi)の液晶「PixelSense Display」、USB Type-A端子(USB 3.1 Gen 2)×2、USB Type-C端子(USB 3.1 Gen 2、USB PD 3.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、SDカードスロットなど。
約500万画素フロントカメラや約800万画素リアカメラ、顔認証「Windows Hello」、デュアルマイク、Dolby Atmos対応のフロントステレオスピーカー、光センサー、近接センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、磁力計、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0を搭載。Surface Dialにも対応。
ディスプレイのコントラスト比は1600:1で、10点マルチタッチに対応。15インチモデルのみXbox Wirelessを内蔵。バッテリー駆動時間はキーボードベースに接続されている場合に13インチモデルが最大15.5時間、15インチモデルが最大17.5時間。
外装はマグネシウムを採用し、本体色はプラチナのみ。サイズは13インチモデルが約312×232×13mm(最厚部23mm)、15インチモデルが約343×251×15mm(最厚部23mm)、質量は13インチモデルのi5が約1534g、i7が約1642g、15インチモデルが約1905g(ともにキーボードドック含む)。
ディスプレイ | CPU | dGPU | メモリー | ストレージ | 価格(税抜) | |
一般 | 法人 | |||||
13.5インチ | Core i5 | – | 8GB | 256GB | 190,800円 | 188,800円 |
Core i7 | GeForce GTX 1650 |
16GB | 238,800円 | 236,800円 | ||
32GB | 512GB | 287,800円 | 285,800円 | |||
1TB | 310,800円 | 308,800円 | ||||
15インチ | Core i7 | GeForce GTX 1660 Ti |
16GB | 256GB | 265,800円 | 263,800円 |
32GB | 512GB | 319,800円 | 317,800円 | |||
1TB | 340,800円 | 338,800円 | ||||
Quadro RTX 3000 |
32GB | 512GB | – | 382,800円 | ||
1TB | – | 403,800円 |
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(引用元:livedoor news)