超ハイエンドなdocomoの5Gスマホ「AQUOS R5G」レビュー開始! |
シャープ初の「5G(第5世代移動体通信システム)」に対応したフラグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R5G」が発売されました。現時点では唯一の移動体通信事業者(MNO)の大手3者から販売されている5Gスマホとなります。
発売日はNTTドコモ版「AQUOS R5G SH-51A」が3月25日、au版「AQUOS R5G SHG01」とSoftBank版「AQUOS R5G 908SH」が3月27日で、NTTドコモ版とSoftBank版はそれぞれの5Gサービス開始日となりました。
AQUOS R5Gはシャープのフラグシップスマホ「AQUOS R」シリーズの最新モデルであり、新開発の自社製カメラ用センサーを搭載し、8K解像度の動画撮影に対応するなど、これまでのAQUOS Rシリーズの“動画に強い”のコンセプトを継承した製品に仕上がっています。
また8K動画撮影においては特定の被写体にズームして撮影する「フォーカス撮影機能」などの新機能も搭載し、もちろん省電力・高精細なPro IGZO液晶ディスプレイやQualcomm製の最新最上位チプセット(SoC)「Snapdragon 865(SM8250)」を搭載し、基本性能の面でも隙はありません。
今回、筆者は前機種「AQUOS R3 SH-04L」に引き続き、NTTドコモ版のAQUOS R5G SH-51Aを購入しましたので、記念すべき5Gのファーストモデルでもある本機のレビューを数回にわたってお送りいたします。まずは同梱物やプリインストールアプリなどを紹介していこうと思います。
【さっそく開封!同梱品を確認してみる】
AQUOS R5G SH-51Aの外箱(左側)と内箱(右側)
今回、筆者が購入したのはNTTドコモ版のAQUOS R5G SH-51Aです。個装箱はこれまでのAQUOS Rシリーズと同様に外箱と内箱の2重になっていて、内箱を開くとAQUOS R5G本体ととの対面になります。
本体を取り出して中の底板を外すと、TV試聴用アンテナケーブル・SIMピン・マニュアル類(2部)が入っていました。マニュアルなどの多少の違いはあれど、AQUOS R5Gの同梱物などはau版やソフトバンク版もほぼ同じではないかと思われます。
フィルムやカバーの類は同梱されていないので、別途、準備しておきましょう。
昨今のキャリア向けスマホの傾向ですが、内容物はとてもシンプル
【ホーム画面とプリインストールアプリをチェック】
docomo LIVE UXホーム画面
NTTドコモ版AQUOS R5Gはデフォルトで設定されているdocomo LIVE UXホームのほか、AQUOS HomeやAQUOSかんたんホーム、Disney DXホームの全4種が用意されています。
なお、ホームアプリにDisney DXを設定するだけであれば、Disney DXの利用料金などはかかりません(もちろん、Disney DXに加入することでさまざまなウィジェットや壁紙が利用できるようになりますが)。
本機のdocomo LIVE UXでのホーム画面は初期設定で4ページで、アプリケーションドロワー(アプリ一覧)のない、ホーム画面上にすべてのアプリがホーム画面上にアイコンかフォルダー内に置かれているタイプとなっています。
AQUOS Home画面
AQUOS HomeはDiscoverを含む全3ページで、画面を上へスワイプするとアプリケーションドロワーが表示されるタイプのホーム画面で、ドロワー内にアプリが整頓された状態になっているので、個人的にはこれが一番使いやすく感じました。
アイコンやアプリ一覧(アプリケーションドロワー)のアイコンボタンが大きく見やすくなっている「AQUOSかんたんホーム」は2面構成。スマホの操作にあまり詳しくない方向けにこういったものが用意されているのは大事かもしれません。
かんたんホームではよく電話をかける相手の番号を1〜3のボタンに登録可能
そして、Disney DXホームはディズニーの世界観一色にホーム画面を塗り替えます。追加のアニメ壁紙などのコンテンツの利用にはDisney DXへの加入が必要となりますが、ホーム画面や一部のウィジェットを利用するだけであれば無料で利用できます。
初設定時にショートアニメの演出が入るので、ちょっとビックリするかも
またDisney DXホームは画面中央下部のアイコンからアプリケーションドロワーを呼び出す、Android利用者にはなじみ深い構成となっており、旧来型のアプリケーションドロワーのあるホーム画面を利用したい場合は、Playストアからサードパーティ製のホームアプリを導入するか、こちらを使うことになります。
【AQUOS R5Gのプリインストールアプリ】
AQUOS Homeのアプリケーション一覧。項目ごとにアプリが整理されている
YouTubeやGmailなどGoogleの提供する 「GMS」(Google Mobile Service)アプリの基本的なものは一通り網羅している他にもシャープの音声アシスタントアプリの「エモパー」やNTTドコモ向けの製品ということもあり、NTTドコモ向けのサービスやサポートやおサイフケータイやテレビ(ワンセグ・フルセグ)といったアプリが並んでいます。
サードパーティー製のアプリとしてはNTTドコモ向けのAndroid製品ではお馴染みの「Amazon」や「Amazon Kindle」、「マクドナルド」、「ローソン」、「Facebook」やショートムービー投稿アプリ「TikTok」、特に目を引くアプリとしてアドビの画像編集・加工ツールアプリ「Photoshop Express」がプリインストールされています。
Photoshop Express自体は無料でアプリ配信マーケット「Google Playストア」からダウンロードできるアプリですが、スマホ向けの画像編集アプリとして非常に優秀なアプリです。本機を手に取って初めて知った方もいるかもしれませんが、これを機に試してみてはいかがでしょうか。
【機能面にちょっと不満】
フツーに使えると思っていただけにショック……
先代モデル(AQUOS R3)との比較については今後の記事で個別にお送りする予定ですが、本機を開封した際に個人的にちょっとショックを受けたことがありましたので、ちょっと言わせていただきたいと思います。
それはワイヤレス充電(Qi)に非対応になってしまっている点です。
Galaxy S20 5Gに限らず、Androidのグローバル向けフラッグシップモデルや最近のiPhoneにも搭載されている機能であり、先代のAQUOS R3でも対応していただけに筆者も対応してると早合点してしまい、何の気もなしにワイヤレス充電台に載せて反応しなかったので、慌てて確認して知ることに。
本体価格を抑えるために省いたのかはわかりませんが、個人的にはかなり残念です。ざっくりとではありますが、本機の開封・プリインストールアプリ紹介レポートはここまでとなります。
次回以降はベンチマークテストを含めた先代モデルとの比較や実際にしばらく使ってみて気が付いた点などをお送りしますのでお楽しみに。
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(引用元:livedoor news)