Sonyから5GのSub6とmmWaveに対応したプレミアムスマホ「Xperia PRO」が登場! |
ソニーは24日、子会社のSony Mobile Communication(以下、ソニーモバイル)が新たに5G NR方式におけるSub6およびmmWave(ミリ波)に対応したプレミアムスマートフォン(スマホ)「Xperia PRO(エクルペリア プロ)」を開発していると発表しています。なお、現時点で発売時期や投入国・地域は未定とのこと。
同社では「映像制作などのプロフェッショナル向けソリューションにも対応した5Gミリ波帯対応デバイス」だとし、ミリ波の受信感度を本体の上下左右のフレームに配置した4方向アンテナと誘電率が低い素材によって360°全方位に高めているということです。
Xperia PROは同時に発表された最新フラッグシップスマホ「Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)」をベースとしており、Xperia 1 IIでは5GのSub6のみに対応していますが、Xperia PROではさらに5GのmmWaveにも対応したハイグレードモデルとなっています。
ミリ波による通信性能も非常に高くなっており、さらに通信の方向と速度を表示する機能を搭載し、伝送のワークフローをサポートできるようになっているとのこと。しかも、登録したアプリをすぐに起動できるショートカットキーを搭載しており、この機能も素早く利用可能。
またHDMI端子を搭載しているため、レンズ交換式デジタル一眼カメラやプロフェッショナル向けカムコーダーをHDMI接続してXperia PROをモニターとして利用しながら撮影中の映像データを伝送することもできるようになっているということです。
主な仕様はディスプレイやチップセット、カメラなどはXperia 1 IIと同じで以下の表ようになっており、ディスプレイは映画のスクリーンのアスペクト比2.35:1とほぼ同じ21:9のシネマワイドディスプレイで、リフレッシュレート90Hz相当の残像低減技術「Motion Blur Reduction」に対応しています。
リアカメラはデュアルPDAF対応の約1200万画素CMOS/広角レンズおよびデュアルPDAF(像面位相差オートフォーカス)対応の約1200万画素CMOS/超広角レンズ、PDAF対応の約1200万画素CMOS/望遠レンズ、深度測定用の3D iTOFセンサーとなっており、光学3倍相当や画角135°のワイド撮影に対応。
またドイツの光学機器メーカー「ZEISS(ツァイス)」製レンズを採用し、T*(ティースター)コーティングによってレンズ内反射を低減し、クリアな撮影を実現しているほか、大型な裏面照射積層型CMOS「Exmor RS for mobile」を採用してXperia 1と比べて約1.5倍の高感度撮影が可能となっており、AFエリアカバー率も約70%を実現。
さらにソニーにレンズ交換式デジタル一眼カメラ「α」シリーズで培った技術を取り入れた動きに強いクアッドカメラを搭載し、世界初のAF/AE追従20コマの高速連写や60回/秒のAF/AE演算などの高速撮影性能を搭載したほか、人物だけでなく素早く動く動物にも対応して躍動感のある写真が撮影できるリアルタイム瞳AIにも対応しています。
ディスプレイ | 約6.5インチ4K HDR(1644×3840ドット)有機EL(OLED) |
チップセット(SoC) | Qualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platform |
内蔵メモリー(RAM) | 8GB |
内蔵ストレージ | 512GB |
リアカメラ | クアッドカメラ[約1200万画素CMOS(1/1.7型)/広角レンズ(焦点距離24mm相当・F1.7)、約1200万画素CMOS(1/2.6型)/超広角レンズ(焦点距離16mm相当・F2.2)、約1200万画素CMOS(1/3.4型)/望遠レンズ(焦点距離70mm相当・F2.4)、3D iTOFセンサー] |
フロントカメラ | シングルカメラ[約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)] |
バッテリー容量 | 4000mAh |
防水・防塵 | IP65・IP68 |
外部端子 | HDMI端子、USB Type-C端子 |
本体カラー | Black |
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(引用元:livedoor news)