docomo・auの高性能スマホ「Galaxy S10」や「Galaxy S10+」、「Galaxy Note10+」がWi-Fi 6に対応!Andro…

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NTTドコモとauのGalaxy S10・S10+・Note10+がAndroid 10でWi-Fi 6に対応!


これまでにNTTドコモおよびauから販売されているサムスン電子製スマートフォン(スマホ)のうちの昨年のフラッグシップモデル「Galaxy S10」および「Galaxy S10+」、そしてSペン対応のプレミアムモデル「Galaxy Note10+」に最新プラットフォーム「Android 10」へのOSバージョンアップが提供開始されています。

NTTドコモ向け「Galaxy S10 SC-03L」および「Galaxy S10+ SC-04L」、「Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L」には1月22日から、「Galaxy Note10+ SC-01M」および「Galaxy Note10+ Star Wars Special Edition SC-01M」には2月3日から、au向け「Galaxy S10 SCV41」および「Galaxy S10+ SCV42」には1月15日から、「Galaxy Note10+ SCV45」には1月22日から。

更新内容は主にAndroid 10の新機能であるダークモードへの対応やジェスチャーナビゲーションの追加、位置情報取得の権限がより詳しく設定できるようになるなどしていますが、その他にもこれらの日本向け製品では“封印”されていた「Wi-Fi 6」(IEEE802.11ax準拠)への対応も開放されています。

Galaxy S10・S10+・Note10+はグローバルモデルでは発売時からWi-Fi 6に対応していましたが、なぜか日本向けの製品では非対応となっていました。これがAndroid 10へのOSバージョンアップに合わせて対応し、認証画面や取扱説明書などで確認できます。

なお、Galaxy S10およびGalaxy Note10+は楽天モバイルからも「Galaxy S10 SM-G973C」および「Galaxy Note10+ SM-N975C」として販売されていますが、無線LAN(Wi-Fi)の認証団体であるWi-Fi Allianceにおける情報ではNTTドコモやau向けと同様にAndroid 10版ではWi-Fi 6に対応する模様です。本記事ではAndroid 10での変更点をざっくりと紹介します。


Galaxy S10 SC-03Lの認証画面。左が発売時のAndroid 9.0(開発コード名:Pie)のとき、右がAndroid 10にしたもので、発売時にはWi-Fi 6を示す11axがない。また工事設計認証(いわゆる「技適マーク」)も取り直していることがわかる

Wi-Fi 6はWi-Fiの次世代規格で、これまでのIEEE802.11nを「Wi-Fi 4」、IEEE802.11acを「Wi-Fi 5」としてわかりやすくバージョン表記することにしたもので、利用する周波数帯は従来と同じく2.4GHzと5.xGHzながらOFDMAやMU-MIMOを導入してより高速かつ安定した通信ができるようになっています。

詳細はこちらの記事で解説しており、日本では昨年9月に「iPhone 11」および「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」が対応したことで話題となり、当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でも実際に試したレポートを掲載しました。その後もWi-Fi 6に対応したルーターが続々と発売されており、筆者も次にルーターを買い換えるならWi-Fi 6がいいなと思っています(できれば合わせて「メッシュWi-Fi」も導入したい)。


Wi-Fi 6で通信しているときには「6」が添えられたアイコンがステータスバーに表示されるように

いつ提供開始されるのかは不明ですが、Wi-Fi Allianceでは楽天モバイル向けGalaxy S10 SM-G973CやGalaxy Note10+ SM-N975CのAndroid 10版も認証を通過しており、Wi-Fi 6に対応することが示されています

そんなWi-Fi 6ですが、iPhone 11シリーズよりも前に「Galaxy」シリーズではGalaxy S10・S10+から対応していたものの、なぜか日本向け製品では非対応となっていました。ハードウェア的には同じチップセット(SoC)でWi-Fi 6に対応している「Snapdragon 855」を搭載しているのに「なぜっ!?」という感じでした。

しかしながら、Galaxy Note10+も含めてようやくAndroid 10へのOSバージョンアップに合わせて対応しました。なお、まだ実際に試せてはいません……早くWi-Fi 6に対応したルーターを導入して試してみたいところです。せっかくなので、筆者もGalaxy S10 SC-03LをAndroid 10にしているので、変更点などをざっくりと紹介しておこうと思います。


Android 10と言えば「ダークモード」

Android 10の新機能で最も代表的なのがダークモードでしょう。まだ対応していないアプリもありますが、見た目が締まってカッコよく見えるだけでなく、有機ELパネルでは電力消費が少なくなるとか、暗いところや直射日光下での視認性向上などのメリットがあります。

もちろん、人によっては従来までの白い画面(ライトモード)のほうが見やすいという人もいるでしょうし、好きな方を使えば良いと思います。なお、Androidでは現在は標準で「ユーザー補助」機能に「色を反転(色反転)」というものもあります。

こちらは画像やダークモードに対応していないアプリなども含めてすべての色が反転します。白内障などで白い画面が見にくい人はこちらも試してみてください。ただし、一部機種は対応してない場合もあります。またiPhoneなどのiOSでも「反転(クラシック)」または「反転(スマート)」という機能で利用できます。


Android標準のジェスチャーナビゲーション(画像=左)、そして通知エリアには「メディア」と「デバイス」という機能が追加(画像=右)

またAndroid 10で導入されたジェスチャーナビゲーションも追加されました。これにより、ホームボタンなどのナビゲーションバーを表示せずに画面いっぱいをアプリなどの表示に使えるため、実際の表示領域が大きくなります。

ただし、GalaxyシリーズではAndroid 9.0 Pieの頃から独自にナビゲーションバーを表示しない操作方法が用意されており、画面下部を横に3分割してそれぞれ下から上にスワイプするとホーム・戻る・履歴ボタンの操作ができていました。

個人的にはPixelシリーズでAndroid 10のベータのときからどちらも使っていますが、今のところジェスチャーナビゲーションの横にスワイプして戻るのは便利ですが、全体的にはGalaxyシリーズではAndroid 9.0 Pieの頃からあった独自のジェスチャー操作「下からスワイプ」のほうが楽かなという感じです。

一方、通知エリアに「メディア」と「デバイス」というボタンが追加され、ホーム画面にはなるべくアプリのアイコンなどを置かなくなって久しので、ドロワー(アプリ一覧)から音楽アプリを探して起動することなくメディアから音楽を再生できたりするのは便利かなと思っています。


位置情報は「アプリの使用中のみ許可」といった項目が増えた。独自ユーザーインターフェース(UI)「One UI」もバージョン2.0に

Galaxy Note10+では発売時から対応していた画面を動画でキャプチャーする機能「画面録画」(保存形式:MP4)がGalaxy S10・S10+でもAndroid 10で利用可能に
記事執筆:memn0ck

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(引用元:livedoor news)

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