AppleがiPhoneなど向けiOS 13.3.1とiPadOS 13.3.1をリリース! |
Appleは28日(現地時間)、iPhoneおよびiPod touch向けプラットフォーム「iOS」とiPad向けプラットフォーム「iPadOS」の最新バージョン「iOS 13.3.1(17D50)」および「iPadOS 13.3.1(17D50)」を提供開始したとお知らせしています。
変更点は超広帯域(UWB)チップ「Apple U1」による位置情報サービスの使用を制御するための設定に加え、iPhone 11シリーズで撮影したDeep Fusionの写真編集時に遅延が生じる場合がある問題やFaceTimeでワイドカメラの代わりに背面のウルトラワイドカメラが使用される場合がある問題、無線LAN(Wi-Fi)経由でプッシュ通知が配信されない場合がある問題などのさまざまな不具合の修正、セキュリティー問題の改善となっています。
対象機種はiOS 13およびiPadOS 13の対象機種であるiPhone 6s以降およびiPod touch(第7世代)、iPad(第5世代)・iPad Air 2・iPad mini 4・iPad Pro以降で、各製品にて無料でアップデート可能。なお、手元のiPhone 11 Pro Maxなどでは各仮想移動体通信事業者(MVNO)でも「mineo」のAプラン(VoLTE対応)などのau回線を用いたサービスも含めて引き続き利用できていますが、どうしても心配な人は公式の動作確認を待ってみてください。
その他、同社はiOS 13およびiPadOS 13に対応していないiPhone 5sおよびiPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3、iPod touch(第6世代)向けに「iOS 12.4.5」も同時に配信開始しているほか、Apple TV向け「tvOS13.3.1」やApple Watch向け「watchOS 6.1.2」および「watchOS 5.3.4」、Mac向け「macOS Catalina 10.15.3」もリリースしています。
これまでiPhoneやiPad、iPod touch向けとして提供されてきたiOSですが、今年から新たにiPad向けはiPadOSとして分離されました。ただし、iPadOSもベースはiOS 13と共通しており、基本機能は多くの同じとなっていてiPad向けに一部機能が追加や変更がされている形となっており、バージョンも同じiPadOS 13となっています。
iOS 13は昨年9月20日に正式版が配信開始され、すぐに新機能追加や不具合修正が行われたiOS 13.1が9月25日に配信開始され、同日より初のiPadOSの正式版となる「iPadOS 13.1」もリリースされました。続いてAirPods Pro対応などの新機能が追加されたiOS 13.2とiPadOS 13.2が10月28日より、そしてペアレンタルに新機能追加やSafariのFIDO2セキュリティーキーサポートなどの新機能が追加されたiOS 13.3とiPadOS 13.3が12月10日よりが提供されていました。
今回、そんなiOS 13.3およびiPadOS 13.3にApple U1による位置情報サービスの使用を制御するための設定追加やHomePodのSiriの声にインド英語を追加に加え、各種不具合やセキュリティー問題が修正されたiOS 13.3.1およびiPadOS 13.3.1が提供開始されました。更新は従来通り各製品本体のみでOTA(On-The-Air)によりダウンロードで行え、方法としては、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えます。
また、iTunesをインストールしたWindowsおよびMacとUSB-Lightningケーブルで接続しても実施できます。なお、単体でアップデートする場合のダウンロードサイズは手持ちのiPhone 11 Pro Maxで278.6MBとファイルサイズはそれほど大きくはありませんが、携帯電話ネットワークのデータ通信量(GB)を減らしたくない場合にはWi-Fiなどを利用しましょう。Appleが案内しているアップデートの内容は以下の通り。
iOS 13.3.1には、バグ修正と改善が含まれます。このアップデートには以下が含まれます:
・“通信/通話の制限”でスクリーンタイムのパスコードを入力しなくても連絡先を追加できる場合がある問題を修正
・U1超広帯域(UWB)チップによる位置情報サービスの使用を制御するための設定を追加
・iPhone 11またはiPhone 11 Proで撮影したDeep Fusionの写真を編集するときに短時間の遅延が生じる場合がある問題に対処
・“メール”でサーバ上の画像を読み込む”設定が無効になっていてもサーバ上の画像が読み込まれる場合がある問題を解決
・“メール”で取り消す操作のダイアログが繰り返し表示される場合がある問題を修正
・FaceTimeでワイドカメラの代わりに背面のウルトラワイドカメラが使用される場合がある問題に対処
・Wi-Fi経由でプッシュ通知が配信されない場合がある問題を解決
・CarPlayで特定の車両から電話をかけると音声にひずみが生じる場合がある問題に対処
・HomePodのSiriの声にインド英語を追加Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
iPadOS 13.3.1には、バグ修正と改善が含まれます。このアップデートには以下が含まれます:
・“通信/通話の制限”でスクリーンタイムのパスコードを入力しなくても連絡先を追加できる場合がある問題を修正
・“メール”でサーバ上の画像を読み込む”設定が無効になっていてもサーバ上の画像が読み込まれる場合がある問題に対処
・“メール”で取り消す操作のダイアログが繰り返し表示される場合がある問題を修正
・Wi-Fi経由でプッシュ通知が配信されない場合がある問題を解決
・HomePodのSiriの声にインド英語を追加Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
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・About the security content of iOS 13.3.1 and iPadOS 13.3.1 – Apple サポート
(引用元:livedoor news)