楽天モバイルがMNOの無料サポータープログラムを2次募集!独自スマホ「Rakuten Mini」も発売 |
楽天モバイルは23日、都内にて記者発表会を開催し、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線を構築して提供している携帯電話サービス「楽天モバイル」における「無料サポータープログラム」にて最大2万人を追加する2次募集を2020年1月23日(木)13:00から実施すると発表しています。
2次募集では新たに通話・SMS・メッセージングに利用できる独自開発のダイヤルアプリ「楽天Link」のAndroid向けベータ版が無料サポータープログラムの従来の参加者も含めて全員に提供され、条件にこの楽天Linkのベータ版を利用することが追加されています。
対象者は東京都23区および大阪市、名古屋市、神戸市に在住の満18歳以上の人で、新規契約および他社から乗り換え(MNP)となっており、これまでの無料サポータープログラムと同様に楽天モバイルのMNOの回線に対応する製品を利用し、品質テストやアンケートに回答することが条件となっています。なお、前回の無料サポータープログラムに応募した人は優先的に参加できるということです。
また楽天モバイル初のオリジナルスマートフォン(スマホ)としてすでに発表している「Rakuten Mini」についても無料サポータープログラムの全参加者を対象に楽天モバイルショップ6店舗にて先行店頭販売を1月23日から実施するとのこと。価格(税込)は一括払いで21,800円、分割払いで初回462円+454円/月×47回。
Rakuten Miniは約3.6インチHD(720×1280ドット)TFT液晶を搭載した小型のエントリースマホで、おサイフケータイ(FeliCa)や防滴(IPX2準拠)や防塵(IP5X)にも対応。なお、当初は本体カラーの「ナイトブラック」および「クールホワイト」の2色のみで、「クリムゾンレッド」は4月以降に販売開始予定となっています。
さらに同社では店舗におけるユーザーエクスペリエンス(UX)を一新するために店舗のデザインと契約手続きにおいて新たな取り組みを実施し、まずは新たなブランドカラーである「マゼンタ」を基調としたシンプルな空間となっている新デザインの第1号店となる「楽天モバイル 恵比寿店」を1月23日にオープンします。
その他、楽天モバイル 恵比寿店を含む対象の楽天モバイルショップ6店舗(渋谷公園通り店・池袋東口店・名古屋栄店・心斎橋店・神戸三宮店)において機種やプランを事前に決めている場合に楽天IDを使ってオンラインで簡単に事前登録を行い、店舗にてスムーズに申込を完了して商品を受け取れるようになるとのこと。これにより、店内滞在時間を大幅に短縮でき、今後は楽天モバイルのMNOとしての携帯電話サービスの本格サービス開始時には全店舗で展開していく予定だとしています。
Rakuten Miniも店舗限定で販売開始
無料サポータープログラムの2次募集概要
楽天モバイルでは昨年10月よりMNOとして提供する携帯電話サービスを“スモールランチ”として5000人限定で無料で利用できる無料サポータープログラムを提供してきましたが、この無料サポータープログラムに新たに最大2万人が追加募集されます。
無料サポータープログラムの追加募集ではこれまでの参加者と同様に楽天モバイルのMNOの携帯電話サービスが国内通話・データ通信、国際通話、国際ローミング(データ通信)、SMSを無制限で無料で利用可能となります。また追加募集に合わせて標準規格である「RCS」を採用した楽天Linkのベータ版が提供開始され、楽天Linkによる国内通話・国際通話およびテキストメッセージ、グループチャット、写真・動画・位置情報の共有が利用できます。
また同社ではMNOによる携帯電話網に世界初の完全仮想化クラウドネットワークによる革新的なモバイル通信サービスを用いており、屋外基地局開設数(4G)も1月現在までに3000局以上となり、今年3月までの認定計画値を上回る見込みで順調に進行しているとのこと。そのため、無料サポータープログラムの2次募集を行うことで本格提供への準備を加速していくということです。
追加募集は募集期間が2020年1月23日(木)から2月3日(月)までですが、募集数に達し次第募集を締め切り、契約手続きが2月14日(金)までとなっています。なお、利用期間が2020年3月31日(火)までとなっており、特典として対象商品を購入すると「楽天スーパーポイント」を18,000ポイントプレゼントするほか、アンケートに答えると月1,000ポイントがもらえます。
なお、本格提供はすでに紹介しているように今年4月に開始予定となっており、本格提供の4月をめどにローミングパートナーであるau回線との接続方式を変更し、エリア境目の通信品質改善および途切れにくい通話が行えるようになるほか、自宅や店舗などの電波状況を改善するためのフェムトセル「Rakuten Casa」も提供する予定。
さらにこれまでの無料サポータープログラムの利用状況として昨年12月は1人当たり月平均15GB以上を利用し、通話も月平均30分以上が使われていることを公表したものの、一方で「電車で通信が途切れることがある」や「地下にいると通話が途切れる」などの利用者の声を紹介しています。
その他、楽天モバイルでは完全仮想化クラウドネットワークによって新サービスへの柔軟な展開に加え、設備投資や運用コストを大幅に削減できるため、より安価な料金でサービスを提供することで利用者に還元するほか、5Gへの低コストでスピーディーな移行が可能だとしています。
完全仮想化クラウドネットワークのメリット
楽天Link
楽天モバイル 恵比寿。展示されているすべての機種がコードに繋がれていないワイヤレス展示となっているとのこと
楽天IDによってオンラインで大まかに申し込みを行い、楽天モバイルショップで商品を受け取ることで店内滞在時間を短縮へ
アプリ名:楽天Link(β版)
価格:無料
カテゴリー:通信
開発者:Rakuten Mobile, INC.
バージョン:デバイスにより異なります
Android 要件:デバイスにより異なります
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=jp.co.rakuten.mobile.rcs
写真撮影:秋吉 健
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(引用元:livedoor news)