au向けの超ハイスペックフォルダブルスマホ「Galaxy Fold SCV44」は10月25日(金)に発売予定! |
既報通り、KDDIおよび沖縄セルラー電話は10日、au向け「2019年秋冬モデル」を発表し、折りたためる有機ELディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォン(スマホ)「Galaxy Fold SCV44」(サムスン電子製)を10月25日(金)に発売する。
今回の2019年秋冬モデルは、報道陣向け発表会などの開催がなかったが、Galaxy Fold SCV44においては、10月15日(火)から18日(金)までの期間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された「CEATEC 2019」のKDDIブース内「XR Door 〜瞬間移動体験・おもしろいほうの扉へ〜」コーナーで、実機を試すことができたのでレポートする。
「Galaxy Fold SCV44」は、今年2月に海外でグルーバルモデルとして発表された「Galaxy Fold」のau版で、日本国内におけるGalaxy Foldは、auから独占販売されるとのこと。
本体を開いた状態の正面
本体を開いた状態での背面
本体を閉じた状態での背面(画像左)と正面(画像右)
本体の構造は左右に分かれているが、開いた状態で閲覧する「メインディスプレイ」は、折りたたむことができる約7.3インチQXGA+(1536×2152ドット)Dynamic AMOLEDを搭載し、つなぎ目のない1枚パネルを実現している。
一方、本体を折りたたんだ状態の正面にあたる「カバーディスプレイ」は、約4.6インチHD+(720×1520ドット)Super AMOLEDを搭載し、かなりの縦長表示ではあるものの、通常のスマホ同様にタッチ操作ができる。
カバーディスプレイとメインディスプレイは連動しているため、カバーディスプレイで表示中の画面が、メインディスプレイでも表示されるようになっている。例えば、カバーディスプレイでマップ表示をした状態で本体を開けば、メインディスプレイでもマップ表示がされる、という具合だ。
なお、サイズは本体を開いた状態で約161×118×6.9mm(最厚部7.6mm)、本体を閉じた状態で約161×63×15.7mm(最厚部17.1mm)、質量は約276g。本体のカラーバリエーションは、Space Silver(スペースシルバー)の1色のみ。
本体を開いた状態での左側面(画像上)と右側面(画像下)
本体を開いた状態での上部側面(画像上)と下部側面(画像下)
本体を開いた状態での左側面にはSIMカードスロット(au IC Card 04に対応)を、右側面には上下(音量)キー、電源(ロック)ボタン、指紋スキャナーを搭載している。また、開いた状態での上部側面にはスピーカー、下部側面にはスピーカーとUSB Type-C端子を搭載している。
閉じた状態の正面(カバーディスプレイ)側の上部にカメラを搭載
開いた状態の正面(メインディスプレイ)側の上部にも2つのカメラを搭載
本体には全部で6つのカメラを搭載している。まず、鏡面仕上げの背面部分には「メインカメラ」として、上から順に約1600万画素の超広角カメラ、約1200万画素の広角カメラ、約1200万画素の望遠カメラのトリプルカメラを搭載。
さらに閉じた状態でのカバーディスプレイ側に搭載する「カバーカメラ」は、約1000万画素で視野角80°の広角なセルフィーカメラを、開いた状態での上部に位置する2つのセルフィーカメラは、左が約1000万画素で視野角80°の広角カメラ、右が約800万画素のRGB深度カメラを搭載する。
閉じた状態および開いた状態のどちらでもメインカメラだけでなくセルフィーカメラを使うことができる仕様となっているワケだ。
メインディスプレイにアプリ一覧を表示
マルチウィンドウに対応
メインディスプレイは、最大3分割表示が可能なマルチウィンドウに対応している。表示可能なアプリはサイドメニューから選択が可能なほか、表示の画面の移動もできる。例えば、上の画像であれば、右上のマップ表示を、左側のストレージ画面と入れ替えることができる、ということだ。さらに、それぞれの画面の表示比率(サイズ)を変更することも可能。
設定画面
端末情報画面
ソフトウェア情報画面
Androidのバージョンは9(開発コード名:Pie)、チップセット(SoC)はQualcom製「Snapdragon 855」(64bit対応オクタコアCPU「2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4」)、内蔵メモリー(RAM)は12GB、内蔵ストレージは512GBを搭載、microSDなどの外部メモリーには非対応。バッテリーは左右にひとつずつ搭載しており、2つのバッテリーを合わせて4380mAhの大容量を実現している。
充電は「QuickCharge 2.0(QC2.0)」や「AFC」などの急速充電のほか、ワイヤレス充電にも対応。
4G LTE、WiMAX 2+、CA(キャリアアグリゲーション)、VoLTE、auメール、+メッセージ、SMS(Cメール)、最大10台まで接続可能なWi-Fiテザリング、au世界サービス(VoLTE/LTE/UMTS/GSM)、Bluetooth(Ver.5.0)、Wi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、緊急速報メール、生態認証(指紋/顔)に対応する。
一方で、フルセグ、ワンセグ、おサイフケータイ(FeliCa)、防水・防塵性能、赤外線通信には対応していない。
なお、下記の5点をいずれも試供品という扱いで同梱する予定だ。
・Galaxy Buds
・SIM取り出し用ピン
・USB Type-Cケーブル
・OTG対応USB変換アダプタ
・アラミドファイバーケース
最後に、会場で説明員に主な特徴などを聞いてみた動画を紹介する。
機種名 | Galaxy Fold SCV44 |
サイズ[高さ×幅×厚さ/?] | オープン時:約161×118×6.9mm(最厚部7.6mm) クローズ時:約161×63×15.7mm(最厚部17.1mm) |
質量[電池含む/g] | 約276g |
OS | Android 9 Pie |
ディスプレイ[サイズ、解像度(横×縦)、方式] | 約7.3インチ有機EL QXGA+(1536×2152ドット) Dynamic AMOLED |
サブディスプレイ[サイズ、解像度(横×縦)、方式] | 約4.6インチ有機EL HD+(720×1680ドット) Super AMOLED |
HDR表示 | ○ |
SoC | Snapdragon 855 |
CPU | オクタコアCPU (2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4) |
内蔵メモリー(RAM) | 12GB |
内蔵ストレージ | 512GB |
外部ストレージ[最大対応容量] | − |
リアカメラ[有効画素数/F値] | トリプルカメラ[約1200万画素デュアルピクセルCMOS(F1.5⇔2.4、広角レンズ)+約1600万画素CMOS(F2.2、超広角レンズ)+約1200万画素CMOS(F2.4、望遠レンズ)] |
フロントカメラ[有効画素数/F値] | デュアルカメラ[約1000万画素CMOS(F2.2、広角レンズ)+約800万画素RGBデプスカメラ(F2.2)] |
バッテリー容量 | 4380mAh(内蔵電池) |
連続待受時間 [4G LTE/WiMAX 2+エリア(日本国内使用時)] |
約470時間 |
連続通話時間 [VoLTE利用時(日本国内使用時)] |
約3040分 |
電池持ち時間 | 約135時間 |
充電時間 | TypeC 共通 ACアダプタ 01:約140分 TypeC 共通 ACアダプタ 02:約120分 |
接続端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | ○ |
受信時最大速度/送信時最大速度 | 479Mbps/75Mbps |
Wi-Fi(周波数帯) | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz) |
テザリング同時接続数(Wi-Fi/Bluetooth/USB) | 10台/1台/3台 |
Bluetooth | ○(5.0) |
防水・防塵 | −/− |
ワンセグ/フルセグ | −/− |
おサイフケータイ[FeliCa] | −/− |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
ハイレゾ | ○ |
SIMカード | au IC Card 04 |
本体カラー | スペースシルバー |
メーカー | サムスン電子 |
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(引用元:livedoor news)