最新のiPhone 11・11 Pro・11 Pro Maxと既存のiPhoneの価格を比べてみた! |
日本時間9月11日未明に発表されたAppleの新しいスマートフォン(スマホ)「iPhone 11」および「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」。昨年の「iPhone XR」および「iPhone XS」、「iPhone XS Max」と同様に6.1インチ液晶、5.8インチ有機EL、6.5インチ有機ELの3モデルを継承し、リアカメラの強化やチップセット(SoC)「A13 Bionic」による高性能化のほか、Wi-Fi 6やUWBなどの新機能も追加されました。
そんなiPhone 11シリーズの3機種ですが、日本では例年通りにAppleの直販(直営ストアと公式Webサイト「Apple.com」内および専用iOSアプリ「Apple Store」によるオンラインストア)やNTTドコモおよびau、SoftBankといった大手携帯電話会社から販売され、すでに9月13日(金)21時より各社ともに予約受付を開始し、9月20日(金)に発売されます。
iPhone 11シリーズについては予約開始に合わせて各社における価格やオンラインによる予約ページなどを紹介しました。一方、Apple直販は新製品の発表とともに既存製品の価格改定による値下げも案内されましたが、その後、NTTドコモやau、SoftBankでも既存製品の値下げが相次いで実施されましたので、本記事では「iPhone 8」や「iPhone 8 Plus」を含めた「iPhone」シリーズの各社の価格をざっくりとまとめて紹介しておきます。
なお、NTTドコモおよびau、SoftBankについては公式Webストア「ドコモオンラインショップ」や「au Online Shop」、「ソフトバンクオンラインショップ」などの直営店での本体価格総額となりますが、au Online Shopでは分割払いのみでの購入となるほか、ドコモオンラインショップやソフトバンクオンラインショップも分割払いでの購入はできますので、その場合は月当たりの支払額は分割回数で割ったものとなります。またすべて消費税8%で揃えているため、9月末までに購入する場合での価格です。
機種 | 容量 | 価格(カッコ内は実質負担額※) | |||
docomo | au | SoftBank | Apple | ||
iPhone 11 |
64GB | 85,536円 (57,024円) |
88,992円 (53,856円) |
89,280円 (54,000円) |
80,784円 |
128GB | 93,312円 (62,208円) |
94,608円 (56,664円) |
95,040円 (56,880円) |
86,184円 | |
256GB | 104,976円 (69,984円) |
107,424円 (63,072円) |
108,000円 (63,360円) |
98,064円 | |
iPhone 11 Pro |
64GB | 124,416円 (82,944円) |
124,992円 (71,856円) |
127,200円 (72,960円) |
115,344円 |
256GB | 139,968円 (93,312円) |
141,984円 (80,352円) |
145,920円 (82,320円) |
132,624円 | |
512GB | 163,296円 (108,864円) |
167,472円 (93,096円) |
172,320円 (95,520円) |
156,384円 | |
iPhone 11 Pro Max |
64GB | 136,080円 (84,000円) |
137,808円 (90,720円) |
142,560円 (80,640円) |
129,384円 |
256GB | 155,520円 (103,680円) |
156,096円 (87,408円) |
161,760円 (90,240円) |
146,664円 | |
512GB | 178,848円 (119,232円) |
181,584円 (100,152円) |
187,680円 (103,200円) |
170,424円 | |
iPhone XR |
64GB | 73,872円 (49,248円) |
95,160円 (56,952円) |
93,600円 (56,160円) |
75,384円 |
128GB | 81,648円 (54,432円) |
101,640円 (60,192円) |
100,320円 (59,520円) |
69,984円 | |
256GB | 93,312円 (62,208円) |
113,400円 (66,072円) |
112,320円 (65,520円) |
ー | |
iPhone XS |
64GB | 110,808円 (73,872円) |
125,400円 (72,072円) |
124,320円 (71,520円) |
ー |
256GB | 122,472円 (81,648円) |
143,640円 (81,192円) |
143,040円 (80,880円) |
ー | |
512GB | 122,472円 (81,648円) |
168,600円 (93,672円) |
143,040円 (80,880円) |
ー | |
iPhone XS Max |
64GB | 122,472円 (81,648円) |
138,360円 (78,552円) |
137,280円 (78,000円) |
ー |
256GB | 134,136円 (89,424円) |
156,600円 (87,672円) |
156,000円 (87,360円) |
ー | |
512GB | 134,136円 (89,424円) |
181,560円 (100,152円) |
156,000円 (87,360円) |
ー | |
iPhone X |
64GB | 116,640円 (77,760円) |
ー | ー | ー |
iPhone 8 |
64GB | 66,096円 (44,064円) |
80,640円 (49,680円) |
80,640円 (49,680円) |
57,024円 |
256GB | ー | 98,880円 (58,800円) |
80,640円 (49,680円) |
62,424円 | |
iPhone 8 Plus |
64GB | ー | ー | 80,640円 (49,680円) |
67,824円 |
256GB | ー | ー | 80,640円 (49,680円) |
73,224円 |
※カッコ内はNTTドコモでは「スマホおかえしプログラム」、auでは「アップデートプログラムEX」、SoftBankでは「半額サポート+」に加入して25ヶ月目に特典を利用した場合に免除される残債を覗いた支払額となります。
単純に比較するなら本体価格はApple>NTTドコモ>au≒SoftBankといったところで、何も考えずに購入するならNTTドコモやau、SoftBankで購入した場合はSIMロックがかかっており、AppleはSIMフリーかつ安いので良いように思われます。
一方で、NTTドコモやau、SoftBankといった携帯電話ではスマホおかえしプログラムやアップデートプログラムEX、半額サポート+といった代物弁済によって返却すれば製品代金が最大半額もしくは最大3分の2になる施策が用意されているため、これらを利用したい場合には良さそうにも見えます。
もちろん、これに対してAppleでも下取りプログラム「Apple Trade In」を実施していますし、中古買取会社に使い終わったiPhoneを買い取ってもらえば、各社の代物弁済による施策よりもお得になる可能性もありますが、それまでにどれだけ綺麗に使えるかわかりませんし、とりあえず、きちんと動けば最大半額なりになるのは楽ではあります。
また各携帯電話会社では各種割引・還元クーポンを個別に送っていたり、他社に乗り換え(MNP)をするための予約番号を取得する際に引き止めるために割引や還元を実施する場合もあり、さらに決済サービスも連携してドコモオンラインショップならdカードGOLDで購入すればdポイントが2%貯まるなど、個別の利用状況などによって大きく購入額が変わってきます。
例えば、iPhone 11の64GBを購入する際に「dカードGOLD年間ご利用額特典」で21,600円相当割引をしつつ、dカードGOLDで購入してdポイント2%還元を考慮すれば、62,657円相当となり、Appleの80,784円より安くなります。dカードGOLDの年会費分を特典から引いた場合でも73,241円相当。もちろん、Appleで購入する場合も還元率の高いクレジットカードであれば2%くらいではありますが。
dカードGOLD年間ご利用額特典はdカードGOLDを契約して年間100万円以上を使えば必ずもらえるのでわかりやすい例として挙げましたが、人によってはクーポンが郵便やメールなどで送られてきたりしており、それらを使わないという人がメルカリやヤフオクで売っていたりもします。
またWebで取得できるクーポンについても先日、auのケースを紹介しましたが、NTTドコモでも「【docomo公式限定クーポン】機種変更でdポイント20,000ポイントプレゼント|NTTドコモ」などで利用実績などの適用条件によっては取得できるようです。こういった各社によるクーポンや割引などだけでなく、最新製品では少ないですが、既存製品では店舗独自割引などもあることを鑑みると、各携帯電話会社の価格はそうしたことをある程度加味した上での設定なのだろうと考えられます。
総務省によって通信料金と製品代金の分離が行われ、利用実績によって割引などがあることが不公正だとしてさまざまな制限が行われてきていますが、実際には以前よりこうした人によってクーポンや割引などが受けられる仕組みは変わっておらず、しかも最近では決済・ポイントサービスなども絡んできており、より不透明性かつ複雑化してきているように思われます。
こんなクーポンや割引なんて面倒だというのもあって筆者は「iPhone 5s」から多くのiPhoneシリーズはAppleのSIMフリー版を購入しちゃっていますが、ただ単純に本体価格を比較して各携帯電話が高いというのは安直すぎるかなと思いつつ、根本的にiPhone高いなと思っていながらiPhone 11 Pro Maxを予約しちゃいました。
なお、日本では携帯電話会社からしか販売されないAndroid搭載製品をクーポンや割引を使って買っているのでiPhoneの分までがんばる気力がないというのもあります。MNP一括0円なら知っていれば誰でも購入できたから平等だったと思うんですけどね……てか、各社様、クーポンください。
ソフトバンクオンラインショップでiPhone 11・11 Pro・11 Pro Maxを予約・購入
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(引用元:livedoor news)