新スマートウォッチ「Apple Watch Series 5」が登場! |
既報通り、Appleは10日(現地時間)、本社キャンパス「Apple Park」内にある大ホール「Steve Jobs Theater」にてプレス向け発表会「Apple Events – Keynote September 2019」を開催し、新しいスマートフォン(スマホ))「iPhone 11」および「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」、タブレット「iPad(第7世代)」、スマートウォッチ「Apple Watch Series 5」などの新製品や新サービスを発表しました。
Apple Watch Series 5は新たに画面がスリープせずに常時表示できる感圧タッチ対応LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイを搭載し、常時表示させても1日以上電池が持つほか、内蔵のコンパスによって今いる場所の高度の表示などが行える新しい位置情報機能に対応し、海外における緊急通報機能が可能となるなどの新機能が追加されました。
日本を含む1次販売国・地域ではすでにAppleの公式Webストア(Apple.com内および専用iOSアプリ「Apple Store」)にて予約注文が開始され、Apple Watch Nikiのみ10月4日(金)に発売されますが、それ以外は9月20日(金)に発売されます。価格はアメリカでは399ドル(約43,000円)から。日本の公式Webストアにおける価格(金額はすべて税別)はすでに紹介しているように42,800円から。
なお、保証サービス「AppleCare+ for Apple Watch」は通常モデルとApple Watch Nikeが7,800円、Apple Watch HermesとApple Watch Editionが12,800円。またGPS+Cellular版はNTTドコモやau、SoftBankからも販売され、GPS版はSoftBankや量販店などでも販売されると見られ、GPS+Cellular版は22カ国・地域、GPS版は41カ国・地域で販売されます。
Apple Watch Series 5は「Apple Watch」シリーズの第5世代で、新たに常時表示に対応した新しいディスプレイが搭載され、時刻や大切な情報を常に表示することができ、それぞれの文字盤は新しいディスプレイに合わせて最適化された上にバッテリーを節約するために手首を下げると少し暗くなりますが、1日中使える18時間のバッテリー駆動時間を誇ります。
なお、手首を上げたり、タップしたりすると最大の明るさ(1000nit)に自動的に戻りますが、この機能を実現するために業界でも唯一の低温多結晶酸化物(LTPO)ディスプレイと超低電力のディスプレイドライバー、効率の高い電力管理IC、新しい環境光センサーなどが連係しているとのこと。ケースは「Apple Watch Series 4」と同じで大型化された40mmと44mmが用意。
画面は44mmケースでは表示領域が977mm2、解像度が368×448ドット、40mmケースでは表示領域が759mm2、解像度が324×394ドットで、厚みもApple Watch Series 4と同じ約10.7mmとなっています。本体裏側の手首に当たる部分には電気心拍センサーと第2世代の光学式心拍センサーが搭載され、触覚的な反応を返すDigital CrownやFeliCaも引き続いて搭載。
また専用のコンパスが内蔵され、位置情報機能が新しくなり、1日中便利なナビゲーションツールとしてさらに進化し、アップデートされたマップによって利用者が向いている方向を知ることができるほか、新しい「コンパス」アプリで方位や傾斜、緯度、経度、今いる場所の高度を確認できます。なお、3つの新しいコンパスコンプリケーションのうちの1つを文字盤に追加することも可能。
チップセット(SoC)は64bitに対応したデュアルコアS5プロセッサーで、Apple Watch Series 3が搭載していたデュアルコアS3プロセッサーと比べて最大2倍高速になり、通信チップはS3でIEEE802.11b/g/n準拠(2.4GHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.0に対応。GPS+Cellularモデルの携帯電話ネットワークは日本では44mmケースがモデル「A2156」、44mmケースがモデル「A2157」で以下の通りとなっています。
4G(LTE方式)のBand 1(2100 MHz)および2(1900 MHz)、3(1800 MHz)、4(AWS)、5(850 MHz)、7(2600 MHz)、8(900 MHz)、18(800 MHz)、19(800 MHz)、20(800 DD)、25(1900 MHz)、26(800 MHz)、39(TD 1900)、40(TD 2300)、41(TD 2500)、66(AWS-3)、3G(W-CDMA方式)の2100および1900、1700/2100(AWS)、900、850MHz。
さらにGPS+Cellular版では最初に購入した場所や携帯電話会社の料金プランがアクティベーション済みかどうかにかかわらず、緊急通報サービスに国際電話をかけることができるようになったとのこと。これにより、旅行中の安全をさらに確保することができ、海外における緊急通報機能は転倒検出機能が有効な場合、またこの機能と連係して転倒や1分間動きがないことをApple Watchが検出した場合、自動的に緊急電話をかけるようになっています。
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(引用元:livedoor news)