アップルのタブレット「iPad」シリーズの新製品と見られる未発表の型番（A2200・A2232）がさらにEEC認証…

2019年7月30日

未発表のiPadシリーズの型番がさらにEEC通過！画像はiPadOSで導入される新しいホーム画面

ロシアやカザフスタン、ベラルーシなどのユーラシア経済連合の管理組織であるユーラシア経済委員会（Eurasian Economic Commission；EEC）は26日（現地時間）、Apple製タブレット「iPad」シリーズにおける未発表の型番「A2200」および「A2232」（Notification number: RU0000043759）が認証を取得したことを公開しています。

これまでにもEECでは7月10日付けで未発表のiPadシリーズとなる「A2197」および「A2228」（Notification number: RU0000043541）と「A2068」および「A2198」、「A2230」（Notification number: RU0000043542）が認証されており、通常は機種ごとに認証を取得するので今秋に新たに3機種が投入されると予想されます。

なお、各機種ともに詳細は不明ながら次期プラットフォーム「iPadOS」（iPadOS 13）を搭載していることが示されていることからiPadシリーズの次期製品と見られ、1つは現在販売されている「iPad（第6世代）」の後継機種となる10.2インチサイズの「iPad（第7世代）」（仮称）ではないかと見られています。

iPadシリーズはすでに今年3月に「iPad Air（第3世代）」および「iPad mini（第5世代）」の2機種が発売されていますが、この時期に未発表の型番が見つかったことで恐らく晩夏から秋にかけてさらなるiPadシリーズの新製品が投入されるのではないかと予想されます。

EECにて認証された未発表のiPadは3つの認証でそれぞれ2つ、2つ、3つの型番（SKU）が登録されており、通常は機種ごとに認証を取得するので恐らく少なくとも3機種が今秋に投入されるのではないかと推察され、噂されるiPad（第7世代）以外にも上位モデル「[[iPad Pro]]」の新製品などとなるのではないかと思われます。

なお、同時に発表や投入される製品は他にもあるかもしれませんし、中国向けなどは別途認証されたりするため、必ずしも各製品は2つもしくは3つの型番のみとは限りませんが、今秋にリリースされる予定のiPadOS 13ではかなりタブレットの大画面を活かした機能が追加されるのでiPadシリーズの新製品が投入されるのであれば楽しみですね！

【既存のiPadシリーズにおける発売時期と各製品型番】
製品	発売時期	型番
iPad Air（第3世代）	2019年3月	A2123、A2152、A2153、A2154
iPad mini（第5世代）	2019年3月	A2124、A2125、A2126、A2133
12.9インチiPad Pro（第3世代）	2018年11月	A1876、A1895、A1983、A2014
11インチiPad Pro	2018年11月	A1979、A1934、A1980、A2013
iPad（第6世代）	2018年3月	A1893、A1954
12.9インチiPad Pro（第2世代）	2017年	A1670、A1671、A1821
10.5インチiPad Pro	2017年	A1701、A1709、A1852
iPad（第5世代）	2017年	A1822、A1823
9.7インチiPad Pro	2016年	A1673、A1674、A1675
12.9インチiPad Pro	2015年	A1584、A1652
iPad mini 4	2015年	A1538、A1550
iPad Air 2	2014年	A1566、A1567
iPad mini 3	2014年	A1599、A1600
iPad Air	2013年	A1474、A1475、A1476
iPad mini	2013年	A1489、A1490、A1491
iPad mini	2012年	A1432、A1454、A1455
iPad（第4世代）	2012年	A1458、A1459、A1460
iPad（第3世代）	2012年	A1416、A1430、A1403
iPad 2	2011年	A1395、A1396、A1397
iPad	2010年	A1219、A1337