次期ゲーミングスマホ「ASUS ROG Phone 2」にSnapdragon 855 Plusが搭載! |
Qualcomm傘下のQualcomm Technologiesは15日(現地時間)、7nmプロセスで製造されるスマートフォン(スマホ)など向けチップセット(SoC)「Snapdragon 855 Plus」(以下、Snapdragon 855+)を発表しています。同社ではSnapdragon 855+を搭載する製品が2019年下期に発売されるとしています。
これを受けてASUSTeK Computer(以下、ASUS)の中国法人・华硕电脑(上海)が運営するゲーミングブランド「ROG」の公式Weiboアカウント( @ROGFan )にて時期ゲーミングスマホ「ROG Phone 2」にSnapdragon 855+を搭載すると予告しています。
なお、华硕电脑では同じく公式Weiboアカウント( @padfoneofasus )にて中国のTensent(腾讯)と共同で中国・北京にて現地時間7月23日(火)14:00から発表会「ROG 2019新品发布会等你来」を開催すると案内しており、恐らくROG Phone 2も発表されるのではないかと見られています。
Snapdragon 855+は現行のハイエンド向けSoC「Snapdragon 855」をベースにCPUとGPUのパフォーマンス向上によって上級ゲーマーのレベルを引き上げ、ゲームだけでなくAI(人工知能)や5G(高速通信)、そしてxRのエクスペリエンスを向上させるプレミアム向け統合SoCだということです。
CPUは同じKryo 485ですが、最大周波数がSnapdragon 855の2.84GHzからSnapdragon 855+では2.96GHzにクロックアップされており、GPUも同じAdreno 640なものの、性能が15%向上しているとのこと。さらにSnapdragon X24 LTE 4Gモデムを搭載し、Snapdragon X50 5Gモデムによる5Gもサポート。
またOpen GL ESより20%電力効率が高いVulkan 1.1を含めてゲーム用に完全に最適化されたハードウェアおよびソフトウェアのフルスイート「Snapdragon Elite Gaming Experience」を搭載してゲーマーの競争力を高め、Game Jank ReducerやGame Fast Loader、Game AntiCheat Extensionsなどのソフトウェアも搭載。
その他、違いとしてはポートがSnapdragon 855では「SM8150」ですが、Snapdragon 855+ではより拡張された「SM8150-AC」となっています。そんなSnapdragon 855+をASUSのROG Phone 2が搭載することが明らかとなりました。
なお、ROG Phone 2と見られる「ASUS_I001D」および「ASUS_I001DD」がWi-Fi AllianceおよびNCCにて認証を受けており、無線LAN(Wi-Fi)の60GHz帯を利用したIEEE802.11adに対応しているほか、OSとしてAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載し、リフレッシュレート120Hzのディスプレイを採用するとされています。
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(引用元:livedoor news)