JR東日本の一部路線で「スマホ定期券」のモニタリングを実施! |
東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)およびウェルネットは10日、JR東日本が運行する一部路線にてスマートフォン(スマホ)の画面を見せる「スマホ定期券」のモニタリングを2019年9月1日(日)から2020年3月31日(火)まで実施すると発表しています。
スマホ定期券はウェルネットのスマホなど向けアプリ「バスもり!」を利用し、モニタリングは沿線の高校に協力してもらって通学定期券について行い、運用面での課題などを洗い出してさらなるサービス向上に取り組んでくために実施するということです。
なお、バスもり!はジェイアールバス関東やジェイアールバス東北、北海道バス、東北急行バスなどの多くの高速バスにて実際に利用されているほか、2018年4月からは北海道旅客鉄道(以下、JR北海道)の「石北線」および「釧綱線」における一部エリアでも利用されています。
JR東日本では首都圏や仙台・新潟エリアで「モバイルSuica」を活用して駅の窓口に行くことなく、定期券を購入できるサービスを展開していますが、Suicaなどの交通系ICカードの未導入線区では定期券を発行するために駅の窓口まで行く必要があります。
今回、同社ではウェルネットとの連携によって駅の窓口に行かなくても通学定期券を購入できる仕組みを試行導入することでサービスの向上を図ります。モニタリングを行う路線は以下の通りで、対象券種は通学高校(1・3・6 か月)。
(1)水郡線 矢祭山〜磐城守山間
(2)奥羽本線 大石田〜真室川間
(3)陸羽東線 新庄〜最上間
(4)陸羽西線 新庄〜古口間
(5)気仙沼線 BRT 柳津〜気仙沼間
(6)羽越本線 本楯〜西目間
(7)上越線 越後湯沢〜浦佐間
(8)小海線 清里〜小諸間
(9)飯山線 豊野〜森宮野原間
スマホ定期券ではスマホから定期券を申し込むことができ、スマホ自体が定期券となるため、あらためて駅で定期券を購入する必要がありません。また代金の支払いはクレジットカード決済のほか、コンビニや金融機関のATMなどの多様な方法に対応しているほか、ウェルネットが提供する支払アプリ「支払秘書」を活用すると申込みから支払いまでのすべてがスマホで完結します。
利用方法はスマホにバスもり!アプリをインストールし、区間や期間などの定期券情報を入力して資格確認用情報の入力と本人確認用写真を撮影定期運賃を各種決済方法で支払えば定期券の購入が完了するので、後は駅改札でアプリ上に券面表示して見せるだけとなります。なお、スマホから資格確認用情報の入力と本人確認用写真を撮影、画面表示を行うことで駅窓口へ「通学証明書」を提出する手続きを省略できるということです。
アプリ名:バスもり! バスの検索〜予約を完全サポート
価格:無料
カテゴリー:地図&ナビ
開発者:WELLNET CORPORATION
バージョン:3.4.1
Android 要件:4.1以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=jp.wellnet.busmori.concierge
アプリ名:バスもり!
価格:無料
カテゴリー:ナビゲーション
開発者:WELLNET CORPORATION
バージョン:3.4.1
互換性:iOS 9.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id1093365461?mt=8
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・JR北海道の石北線・釧綱線にてスマホで定期券を予約・購入・乗車できるサービスが4月1日提供開始!ウェルネットのアプリ「バスもり!」を利用 – S-MAX
・JR東日本の一部路線で「スマホ定期券」のモニタリングを実施します! – ニュースリリース
・JR東日本の一部路線で「スマホ定期券」のモニタリングを実施します | 東日本旅客鉄道
・JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社
(引用元:livedoor news)