7payの不正利用事件について考えてみた! |
既報の通り、7月1日よりセブン&アイ・ホールディングスが運営するコンビニエンスストア「セブン-イレブン」にて導入している独自のスマートフォン(スマホ)など向けコード決済サービス「7pay」において、一部のアカウントが第三者にアクセスされ不正利用されるという事件が先週発生しました。
事件が公となったのは3日で、その後不正利用件数は約900件、被害総額は約5500万円との続報も公表されるなど、現状では少額決済が主体であるコンビニ専用のQRコード決済とは思えないほどの被害総額の大きさに驚きを隠せませんでした。またその情報を収集してみれば、あまりにも杜撰なアカウントシステムに、閉口するどころか開いた口も塞がらないほどでした。
7payの事件はなぜ起こってしまったのか、オンライン決済の盲点とは何なのか、そもそもオンライン決済は安全なのか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回は7payの不正利用事件が明らかにしたオンライン決済システムのあり方と犯罪者心理について考察します。
7payはなぜ狙われたのか
■起こるべくして起こった事件
(引用元:livedoor news)
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