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お手頃価格のお絵かき液タブが10.1インチになってより使いやすく! |
サードウェーブが都内で「“お絵かき液晶ペンタブレット”『raytrektab -レイトレックタブ-』発表会」を2018年12月13日に開催し、Windows 10を搭載したクリエイター向けタブレットパソコン(PC)「raytrektab」の10インチモデル「raytrektab DG-D10IWP」を発表した。
raytrektabの10インチモデルは、従来の8インチモデル「raytrektab DG-D08IWP」よりも画面が大型化しただけではなく、Wacom feel IT technologiesの4096段階の筆圧感知ペンによるなめらかな描き心地を実現し、CPUをインテルのCeleron N4100へ変更したことによるパフォーマンス向上など、ウィークポイントが強化されている。
また、ストレージがeMMC 64GBからSSD 128GBに変更され、内蔵メモリー(RAM)も4GBから8GBに増量されたことも進化ポイントである。販売価格は直販Webサイトにて73,889 円(税抜)で、ACアダプターおよびデジタイザーペン、手書き風液晶保護フィルム、CLIP STUDIO PAINT DEBUT(シリアルコード同封)が付属する。
今回はそんな10インチモデルのraytrektab DG-D10IWPにおける訴求ポイントを発表会のプレゼンテーションから紹介するほか、展示ブースにて実際に実機をタッチ&トライした模様を写真と動画で紹介していく。
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raytrektabのオススメポイントは、いつでもどこでも描けるサイズ感を実現したこと、初期投資が安くとりあえず液タブを使ってみたいというユーザーやすでに8インチモデルを利用しているユーザーのアップグレードとして紹介された。
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製品の特徴は、Windows 10のタブレットであることからさまざまな用途に利用できること。そして何と言ってもわずか5gのワコム製デジタイザーペンの描き味となる。
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パッケージにはセルシスの「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」のシリアルコードが付属し、購入後にすぐに描くことができる。USB 3.1をサポートするUSB Type-C端子、指紋認証センサーによる素早いログインなど、使いやすさも10インチモデルならではの特徴である。
なお、オプションの専用カバー付きキーボードは、ノートPCのような使い勝手を実現する。販売価格は3,704円(税抜)と安いことも魅力的だろう。
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製品パッケージと、カバー付きキーボードを取り付けたraytrektabの10インチモデル。
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画面の解像度はWUXGA(1920×1200ドット)なので、8インチモデルのWXGA(1280×800ドット)よりも描画エリアを大きく取ることができる。サイズ感としてデスクの上でも邪魔にならず、本体を紙のように回転させながら使うなど、自由度が高いように感じた。
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デジタイザーペンのペン先が細く、引いた線が観やすい。CPUがCeleronということでレスポンスが気になったが、よほど太い線で描画しない限り気になる遅延がなく、実用的なレベルに落とし込まれている。
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筆圧による強弱付が可能なので、線の個性も出しやすい。お絵かき入門用かと思っていたが、このデジタイザーペンの出来が良く多重レイヤーによる重い処理をしない限りraytrektabで作業をほぼ完了できるように感じた。なお、RAMは8GBを搭載しており、思っている以上に使い勝手が良い。
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背面には約500万画素カメラ、前面は約200万画素カメラを搭載する。カメラで下書きを撮影して、それを仕上げると言う使い方も気軽にできるのが良い。
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カバー付きキーボードは日本語配列だが、Enterキー付近のレイアウトに癖がある。とはいえ、約4,000円のキーボードとしては良くできており、SNSやチャットアプリ、メールのやりとりなども、raytrektabで行えるのは便利だと感じた。
取り扱いはドスパラの店頭もしくはドスパラ通販サイトのみとなるが、気になる場合にはドスパラ店舗で是非試してみた欲しいと思う。
動画リンク:https://youtu.be/AXbEguoLdYo
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(引用元:livedoor news)