5回目の開催となるYahoo!検索大賞 2018 |
ヤフーは12月5日、都内にて2018年に最も検索数が急上昇した“今年の顔”を表彰する「Yahoo!検索大賞 2018」を開催した。
Yahoo!検索大賞は2014年から毎年開催しており2018年で5回目の開催となる。Yahoo!検索のデータをもとに、前年と比べその年の検索数が最も急上昇した人物、作品、作品を選出。
Yahoo!検索によって調べる行動は、日本人の意思が反映したデータということで、ヤフーは国民が選んだともいえる賞としてイベントを実施している。集計は2018年1月1日〜11月1日までの期間で行い、その集計データをもとに「パーソンカテゴリー(10部門)」、「プロダクトカテゴリー(7部門)」、「カルチャーカテゴリー(6部門)」、「ローカルカテゴリー(47部門)」、そしてスペシャル部門として平成最後の検索大賞にちなんで「平成生まれの著名人」を発表した。
今回はYahoo!検索大賞 2018の今年の顔および受賞した各部門の検索ワードを紹介していく。
●パーソンカテゴリー
2018年のパーソンカテゴリーの大賞は「King & Prince」。大賞のほかにアイドル部門賞のダブル受賞である。ちなみに2017年の大賞は「ブルゾンちえみ」、アイドル部門賞は「欅坂46」だ。
アスリート部門賞は「羽生結弦」。羽生結弦さんは、平成生まれの著名人が対象となるスペシャル部門賞も受賞した。
お笑い芸人部門賞には「ひょっこりはん」。2018年1月1日の放送されたテレビ番組「新春おもしろ荘」がきっかけで検索が急増したとのこと。
作家部門賞には「矢部太郎」。コミックエッセイ「大家さんと僕」が、第22回手部下治虫文化賞 短編賞を受賞したことで注目を集め、受賞スピーチが話題となった。
女優部門賞には「今井美桜」。ドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」で演じたツインテール姿が大きな反響を呼び、その後出演したドラマが検索ワードとなったようである。
声優部門賞には「小林由美子」。テレビアニメ「クレヨンしんちゃん」の主人公・野原しんのすけの新しい声を担当したことで話題となった。過去の代表作についても感心が高まったとのことである。
俳優部門賞には「中村倫也」。ドラマ「ホリデイラブ」、「崖っぷちホテル!」など、出演作品においてどんな役でも演じきる“カメレオン俳優”として注目されている。
ミュージシャン部門賞には「安室奈美恵」。安室奈美恵さんは2018年9月16日に引退。映像ソフトなどの売上がトップになるなど注目を集めた。
モデル部門賞には「Kōki,」。ファッション誌「ELLE JAPON」7月号の表紙でモデルデビュー。有名ブランドのアンバサダー就任やMC出演などで話題に。
羽生結弦さんとならんでスペシャル部門賞を受賞したのは「大坂なおみ」。テニス全米オープン決勝で勝利し、アジア勢初の四大大会シングルス優勝を果たす。
●カルチャーカテゴリー
アニメ部門賞には「ポプテピピック」。大川ぶくぶさん原作の4コマ漫画のアニメ化で、独特のテイストが話題となった。
映画部門賞には「グレイテスト・ショーマン」。口コミなどで評判が広がり、劇中歌に関する検索数が上昇、一部の劇場では応援上映も実施された。
ゲーム部門賞には「モンスターハンター:ワールド」。1月に発売された「モンターハンター」シリーズの最新作。発売後には攻略方法や武器などのアイテム情報が検索されたとのこと。
小説部門賞には「夫のちんぽが入らない」。2017年の受賞に引き続き、2度目の受賞となった本作品は、漫画家や実写ドラマ化が決まったことで今年も引き続き注目を集めた。
ドラマ部門賞には「半分、青い。」。4月から9月まで放送されたNHKテレビ小説。北川悦吏子さん脚本による激しいストーリー展開が話題となった。
流行語部門賞には「大迫半端ないって」。6月のロシアワールドカップ・コロンビア戦で大迫選手がゴールを決めたことで「半端ない」のフレーズが拡散し注目を集めた。
●プロダクトカテゴリー
飲料部門賞には「綾鷹」。特保の「綾鷹 特選茶」が登場したことで話題となった。CM、ディスニーのラッキーボトルキャンペーンについても調べられたとのこと。
食品部門賞には「乃が美『生』食パン」。焼かなくても美味しく食べられる「生」食パンとして、メディアに取り上げられた。新店舗オープンに関する店舗情報も検索された。
お取り寄せ部門賞には「ルタオ チーズケーキ」。2017年に引き続きお取り寄せ部門賞を受賞。北海道のご当地土産としてテレビで紹介されるたことで検索数が上昇。
家電部門賞には「iPhone 8」。昨年9月発売のiPhone 8は、4月に発売された「(PRODUCT) RED Special Edition」登場で注目を集め、9月の新型iPhoneの発表で再度検索数が上昇したとのこと。
クルマ部門賞には「ジムニー」。スズキのジムニーが20年ぶりにフルモデルチェンジを発表。オフロードを走れる軽四輪駆動車として人気が高い。
コスメ部門賞には「オペラ リップティント」。2017年のコスメ部門賞から連続受賞を果たした。“花嫁リップ”と呼ばれる人気カラーや、季節ごとに発売される限定色が売り切れるなど話題となった。
スイーツ部門賞には「赤いサイロ」。平昌五輪で女子カーリング日本代表チームが、“もぐもぐタイム”に食べていたことで話題となった北海道北見市「清月」の名物チーズケーキ。
●ローカルカテゴリー
47都道府県の部門賞は次の通り
動画リンク:https://youtu.be/UehBsuDawqw
Yahoo!検索大賞は、昨年と比較して検索数が急上昇したワードをもとに選出することから、家電部門ではiPhone 8が受賞した。これについては、販売価格が上がった最新モデル「iPhone XS」シリーズとの比較も含めて、iPhone 8の検索数が伸びたのかと思われる。iPhone 8は、原稿のアップルのスマートフォンのなかでもコンパクトな製品として魅力と実力十分な製品である。
■関連リンク
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(引用元:livedoor news)
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