九州新幹線の新八代駅〜新水俣駅のトンネル内で携帯電話が使えるように! |
NTTドコモおよびKDDI、ソフトバンクは22日、九州旅客鉄道(以下、JR九州)と共同で高速鉄道路線「九州新幹線」における携帯電話サービスエリア拡大や品質改善を目的にエリア整備を進めており、新たに九州新幹線「新八代駅〜新水俣駅」の一部区間での携帯電話サービスの提供を2018年11月1日(木)始発より開始すると発表しています。
これにより、新八代駅から新水俣駅の間にある9つのトンネル内において携帯電話サービスを快適に利用できるようになるということです。なお、ワイモバイルの携帯電話も利用可能で、各社では電車内における携帯電話の利用についてマナーを守るように案内しています。
トンネルなどの人工的な構築物により電波が遮へいされ、携帯電話などが使用できない地域において移動通信用中継施設などを設置して携帯電話などを利用可能にするなど、電波の適正な利用を確保することを目的として実施されている「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用して工事が行われています。
九州新幹線では昨年12月1日より新鳥栖駅〜新大牟田駅間、今年6月より新大牟田駅〜熊本駅駅のトンネル内で携帯電話が使えるようになっていましたが、今回新たに工事中だった新八代駅〜新水俣駅の一部区間でも使えるようになりました。
新八代駅〜新水俣駅間については総務省にて2017年5月29日に移動通信基盤整備協会を通じて電波遮へい対策事業の補助金交付が支給されることが決定されており、新八代駅〜新水俣間の総事業費および補助金交付決定額は14億3,000万円および4億7,666万6千円(ともに補助金交付決定額は総事業費の3割)。
利用可能となったのは新八代駅〜新水俣駅間の5つのトンネル内(総延長約12.7km)で、それぞれ妙見トンネル(1.997Km)および第一今泉トンネル(1.594Km)、第二今泉トンネル(4.680Km)、鶴喰トンネル(0.680Km)、田上トンネル(1.772Km)となっています。
なお、一部区間となっているのは田上トンネルの全長は6.991Kmですが、今回利用可能になるのはその一部の1.772Kmのみとなっているため。また各社では今後、新水俣駅〜川内駅(手前)についても現在対策工事実施中で順次サービス提供予定だとしています。
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(引用元:livedoor news)
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それぞれ妙見トンネル
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