日本参入半年でおサイフケータイと防水に対応!OPPO R15 Proはどんなスマホ? |
既報通り、オッポジャパンは22日、都内にて「OPPO Japan 新製品記者発表会」を開催し、新たにSIMフリースマートフォン(スマホ)「OPPO R15 Pro」および「OPPO R15 Neo」(ともにOPPO Mobile Telecommunications製)について発売時期や価格などの詳細を案内した。
発表会場ではタッチ&トライのコーナーも設置しており、実機を試すことができたので、今回はこれらの2機種のうちのOPPO R15 Proについて写真と動画で紹介していく。発売時期は9月下旬を予定しており、価格はオープンながら市場想定価格(税抜)が69,800円だ。
OPPO R15 Proの主なスペックとしてアスペクト比9:19の縦長で画面上部中央に切り欠き(いわゆる「ノッチ」)のある約6.28インチFHD+(1080×2280ドット)有機ELディスプレイのほか、Snapdragon 660や6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、3430mAhバッテリーなどだ。
また同社は今年2月に前機種「OPPO R11s」にてはじめて日本市場に参入し、OPPO R15 Proは海外向けにグローバルモデルとしてすでに販売している機種だが、半年という短い期間で日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)や防水(IPX7準拠)に対応したきた。
OPPO R15 Proの画面サイズは約6.28インチ、上部にノッチがある“全画面デザイン”を採用している。解像度はFHD+(1080×2280ドット)でスクリーン比率は9:19、パネルは有機ELである。
横幅は約75.2mmで画面下にベゼルが少しだけあるが3辺狭額縁によって、大画面ながら持ちやすいサイズ感にまとめ上げている。縦は約156.5mm、厚さは約8.0mm、質量は約180gとなっている。
ノッチ部分には約2000万画素CMOS+F2.0レンズのフロントカメラが仕込まれており、顔の特徴を把握してより自然で美しく自撮り(セルフィー)できる「A.I.ビューティー」機能に対応している。
このA.I.ビューティー機能は顔の296ポイントを解析し、前機種よりも16.5%多くの情報を得ることで、加工アプリなしでさらに綺麗なセルフィーを楽しめるとしている。
本体カラーは「レッド」と「パープル」の2色。どちらも光の当たり方で色が変化するため、カタログ写真のような鮮やかな色合いではなく、メタリックでややダーク目の色合いという印象だ。背面には指紋センサーも搭載する。
リアカメラは約1600万画素CMOS(ソニー製「IMX519」)と約2000万画素CMOSのデュアルカメラで、レンズはともにF1.75と明るい。基本的に1600万画素のほうがメインとして動作するが、深度や4画素合成による高感度など、2000万画素のイメージセンサーも同時に動いてサポートをするという仕組みとなっている。
カメラのUI(ユーザーインターフェイス)は左右で撮影機能切替、画面上部および右下に表示されるアイコンで、サブ機能を呼び出す仕組みだ。
さらに内蔵のカメラだけで綺麗な写真が撮れるよう「A.I.インテリジェントカメラ」によって、ペットやフード撮影など、シーン認識を行い最適な画質に調整する。認識するシーンは120、主な撮影シーンは16種類のアイコンで撮影時に表示する。
動画機能は撮影時の手ぶれ補正に対応し、人物を認識して被写体調整を行う機能を搭載。最大解像度は4K(3840×2160ドット)。
独自のカスタマイズによるAndroid 8.1(開発コード名:Oreo)をベースにした「ColorOS 5.1」は、マルチタスク機能を強化しているという。
これにより、ゲーム中にフローティングウィンドウでメッセージの確認ができるほか、3本指で下から上へスワイプするとスプリットスクリーンで2つのアプリを利用することができる。
また、3本指で上から下へスワイプすればスクリーンショットを撮ることも可能だ。実際にOPPO R15 Proの外観や操作をしているところを以下の動画でも紹介しておく。
動画リンク:https://youtu.be/7GRtUfzCyds
その他の仕様では2.4および5.xGHzデュアルバンドでIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.0、microUSB端子、3.5mmイヤホンマイク端子、照度センサー、近接センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなど。
携帯電話ネットワークにおける対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式でBand 1および2、3、4、5、7、8、11、12、17、18、19、20、21、25、26、28、TD-LTE方式でBand 38および39、40、41、3GのW-CDMA方式でBand 1および2、4、5、6、8、19、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHzとなる。
このようにOPPO R15 Proはチップセット(SoC)こそハイエンド向けではないものの、おサイフケータイや防水にも対応し、SIMフリースマホとしては使いやすいモデルだと言える。
おサイフケータイも発売時からモバイルSuicaや楽天Edy、iD、QUICPay、WAON、マクドナルド、nanacoに対応しており、基本的に他機種と遜色ないようで、対応に当たってはソニーやフェリカネットワークス、富士ソフトと協力したという。
オッポジャパンではこのようにグローバルモデルのOPPO R15 Proをおサイフケータイや防水に対応させたことについて「ユーザーからの要望が多かったため」としており、SIMフリー市場ではシェア上位を占めるHuawei Technologies(ファーウェイ)やASUSTeK Computer(エイスース)もやってこなかったことに積極的に対応してきた点は好感が持てる。
実際におサイフケータイや防水への対応でOPPO R15 Proの価格設定は69,880円とやや高くなってしまったということで、この価格帯のSIMフリースマホではエイスースのハイエンドスマホ「ZenFone 5Z」やファーウェイのライカダブルレンズ搭載の「HUAWEI P20」と競合するが、これらの機種と比べるとおサイフケータイなどは大きなアドバンテージだろう。
またそれぞれカメラをひとつの特徴としているが、ハイエンドのチップセット「Snapdragon 845」を搭載するZenFone 5Zや、AIとライカ画質による本格的カメラスマホのHUAWEI P20、そしてOPPO R15 Proの普段使いに最適な機能など個性があり、自分がどんな使い方をするのかを考えて選びたい濃い3機種が揃ったと思う。
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(引用元:livedoor news)
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OPPO Japan2018-09-30記事執筆
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