シャープの最新フラッグシップスマホ「AQUOS R2」を使い続けた感想をまとめて紹介! |
NTTドコモおよびau、SoftBankから6月8日に発売された最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)、「AQUOS R2」(シャープ製)。これまでに開封・外観レポートや独立して動作する特徴的なカメラ機能の紹介をお送りしてきました。
最近ではデュアルカメラを搭載したスマホもそれほど珍しいものではなくなりましたが、AQUOS R2は「動画用と静止画写真撮影用を独立して実装する」という現時点においては他社と異なるアプローチで実装されたデュアルカメラ「ツインカメラ」を搭載するなど、非常に特徴的な製品となっています。
もちろん“ハイエンド”を名乗るにふさわしい高いスペックや前機種「AQUOS R」から引き続き搭載されているハイスピードIGZO液晶、そしてAndroidのOSバージョンアップを2年間で最大2回実施する保証など、選ぶポイントもたくさんある機種となっています。
そんな昨年以降に好調なシャープをまさに代表する製品をとなっているAQUOS R2ですが、今回はまとめとして筆者が購入してからの1か月ちょっとの間に使っていて気が付いた良かった点、惜しい点または改善して欲しいと思った点などのまとめをお送りしたいと思います。なお、筆者が購入したのはNTTドコモ向け「AQUOS R2 SH-03K」です。
【AQUOS R2で気に入った・良かったと感じた点】
・カメラ機能がやっぱり魅力的
前回のカメラ機能の紹介記事でも紹介していますが、動画用と静止画撮影用のカメラを独立させたことで「動画を撮影しながら高精細な静止画写真も撮影する」という現時点では他社スマホにはない個性を持っています。
夜間や暗所での撮影はかなり苦手なカメラですが、それを補うだけの魅力があります。また、認識した被写体にあわせて写り方が最適化されるAIオートによる写真も上手に働いており、美麗で魅力的な写真もバリバリ撮れます。
・約6インチと大きめのディスプレイでも本体サイズは大きくなく持ちやすい
シャープのスマホではお馴染みの狭額縁設計「EDGEST fit」採用で、スマホとしては大きめな約6インチの画面サイズにもかかわらず、他の5.5インチ台スマホと大差のない本体サイズとなっています。もちろん、ハイスピードIGZO液晶による、見やすく滑らかな画面表示もポイントです。
Xperia XZ Premium(SO-04J)と並べたところ。約5.5インチのSO-04Jとほぼ同じくらいの本体サイズでもディスプレイの大きさは一目瞭然
・イヤフォン(ヘッドセット)用ジャックがある
主にグローバル向けにも展開しているフラグシップモデルを中心に3.5mmイヤホンジャック非搭載なスマホを多く見かけるようになり、今年発売されたハイエンドクラスのスマホにその波が押し寄せてきています。
しかしながら、AQUOS R2はハイエンドモデルでありつつも引き続きイヤホンジャックを搭載しており、変換コネクタなどを使うことなく、使い慣れたイヤホンやヘッドセットなどを利用できます。
人によってはあまり注目する部分ではないのかもしれませんが、気になるユーザーも少なからずいるのも事実で、電車内でBluetoothイヤホンの接続が外れて車内で大音量で電波ソングを垂れ流してしまった苦い思い出のある筆者には重要視している方には有力なポイントとなりえるのです。
ほんとね、筆者としては非常に大きいポイントなのよ(汗)
【AQUOS R2で気になった・改善して欲しいと思った点】
・ワイヤレス充電(Qi)に対応していない
NTTドコモ向けとしては同時期に発売された「Galaxy S9 SC-02K」や「Galaxy S9+ SC-03K」、「Xperia XZ2 SO-03K」、「Xperia XZ2 Premium SO-04K」などはQi規格のワイヤレス充電(おくだけ充電)に対応したモデルがいくつもありますが、AQUOS R2は非対応となっています。
シャープ製のNTTドコモ向けスマホでQiに対応したモデルは過去に「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」を最後にこれ以降は搭載されていません。あると非常に便利な機能ではありますし、次モデルではそろそろ再搭載して欲しい機能ではあります。
地味ながらあると大変便利なワイヤレス充電ですがAQUOS R2は非搭載
・カメラの出っ張りが目立つ
非常に高性能で多芸なカメラ性能と機能を持つAQUOS R2ですが、高性能化したことで背面カメラのところがかなり出っ張っています。光学手ブレ補正などハード面による機能実装のため仕方がない部分ではあるので、カバーを装着するなどして突起部をぶつけないようにするのがよろしいかと思います。
ただし、カメラ周辺の金属でカメラを覆ったこのデザインは個人的には大好き
・フルスクリーンモード非対応のアプリが意外と多い
AQUOS R2の画面は縦長なアスペクト比9:19の解像度WQHD+(1440×3040ドット)となっており、横にすればワイドディスプレイを活かしたフルスクリーンモードで、縦や横に長く閲覧性の高い表示や迫力のある大画面での動画閲覧ができるのですが、ゲームアプリやサードパーティ製のWebブラウザーなど、画面比の問題からか、フルスクリーンモードにに対応していないアプリがいくつも見られるのがもったいなく感じます。
例えばプリインストールの「Google Map」は完全対応で大きな恩恵が得られる
WebブラウザーやTwitter、FacebookなどといったSNSアプリなどのアプリには便利だと思われるので、強制フルスクリーン表示機能などの実装を期待したいところです。
【まとめ:AQUOS R2を使ってみて】
ハイエンドスマホだけあって動作もキビキビと動いてくれるのはもちろん、移動体通信事業者(MNO)の大手3社が揃って取り扱う機種ということで、おサイフケータイ(FeliCa)や地上デジタルテレビ(ワンセグ・フルセグ)、防水・防塵、指紋認証など、いわゆる“全部入り”ということで、必要以上のものが揃っています。
それに加えて、やはり動画用と静止画撮影用に分かれたカメラは現在、他のスマホにはないこの端末だけの魅力と言えるでしょう。刷新された新しい画質エンジン(ProPix)や被写体に応じて写真の写りを自動で変更してくれるAIオートも具合がよく、手軽にキレイな写真も撮影可能です。暗所や夜間の撮影こそ苦手としていますが、こちらは今後の改善に期待しましょう。
また、5.5インチ台のスマホ並みの筐体に約6インチの大きな画面を載せてきたのも注目点。また、ホワイト(NTTドコモであればピンクも)といった女性向けに選びやすいカラバリがあるのも評価したいと思います。
ワイヤレス充電に対応していないなど、前述通りに「この機能もあったら便利だったな」というものもありますが、普段使うには申し分なく、レスポンスの良い操作に使っていくうちに愛着も湧いてくる「変則的なカメラを持ちつつも幅広い人に勧めやすいハイスペックスマホ」といったところでしょうか。
今回のAQUOS R2についてはハイエンド志向のヘビーユーザーはもちろん、動画にこだわったスマホでもあるので、子供のいる家族のお父さん・お母さんに特にオススメしたい1台だと思いますよ!
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(引用元:livedoor news)
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