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日本ではNTTドコモとauから5月18日に発売された「Galaxy S9」および「Galaxy S9+」(サムスン電子製)。基本性能が向上したほか、カメラや音響面がさらに進化しており、中でもカメラは背面にF1.5とF2.4というレンズの絞りを機械的に切り替えてよりクリアでノイズの少ない写真が撮影できるようになっている。
そんなGalaxy S9・S9+だが、このうちのNTTドコモ向け「Galaxy S9+ SC-03K」を台湾渡航時に利用していたところ、カメラ機能で「サイレントモード」に設定して台湾で使ってみると、NTTドコモのSIMカードを入れたままの状態でもカメラのシャッター音が鳴らなかった。
これは利用者からの要望を取り入れ、NTTドコモの「Galaxy S9 SC-02K」やauの「Galaxy S9 SCV38」および「Galaxy S9+ SCV39」に共通する「Galaxy」シリーズの独自仕様で、カメラ撮影時にシャッター音を鳴らしたほうが良いという風潮がある日本と韓国以外では鳴らないようにしているということだ。
なお、少なくとも現時点ではNTTドコモ向け「Galaxy Note8」では、Galaxy S9+ SC-03Kと同様に「日本・韓国以外の国ではシャッター音はシステム音量依存」というメッセージが表示されるものの、実際にはサイレントモードにしてもシャッター音が鳴る仕様となっている。
国内のNTTドコモやau、SoftBankといった大手携帯電話会社から発売される機種は、原則として「利用するエリアに関わらず、シャッター音は鳴る」という仕様と思っていたので「滞在先によってシャッター音の鳴る・鳴らないが変わる」という挙動を体験したのは初めてだった。
一方で、Galaxyシリーズのスマホでは海外で販売される機種が「利用するSIMカードによってシャッター音の鳴る・鳴らないが変わる」ということは過去にあったのだが、今回試した限りではNTTドコモ向けGalaxy S9+ SC-03Kでは「接続するネットワーク(=滞在先)」によってシャッター音の鳴る・鳴らないが切り替えされる模様だ。
日本でも特にガイドラインなどがあるわけではなく、基本的には自主規制でカメラ撮影時にシャッター音が鳴る仕様となっているが、最近ではSIMフリースマホで日本でもシャッター音が鳴らない機種も出てきている。今後、こうした海外では鳴らない仕様にするメーカーなどが増えたり、日本でもシャッター音が鳴らない機種が増えてくるかもしれない。
機種 | 契約種別 | 新規契約、機種変更 | MNP |
Galaxy S9 SC-02K |
NTTドコモ
Galaxy S9 SC-02K
Galaxy S9 SCV38
SC-03K
シャッター音
Galaxy Note8
機種変更MNPGalaxy S9SC-02K
NTTドコモ向けGalaxy S9
Galaxy S9・S9
サイレントモード
SCV39
カメラ
音響面
F2.4
F1.5
SIMカード
仕様
shimajiro@mobiler日本
ガイドライン
機種契約種別新規契約
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