九州新幹線の新大牟田駅〜熊本駅駅のトンネル内で携帯電話が使えるように! |
NTTドコモおよびKDDI、ソフトバンクは30日、九州旅客鉄道(以下、JR九州)と共同で高速鉄道路線「九州新幹線」における携帯電話サービスエリア拡大や品質改善を目的にエリア整備を進めており、新たに九州新幹線「新大牟田駅〜熊本駅」間での携帯電話サービスの提供を2018年6月26日(火)始発より開始すると発表しています。
これにより、新大牟田駅から熊本駅の間にある9つのトンネル内において携帯電話サービスを快適に利用できるようになるということです。なお、ワイモバイルの携帯電話も利用可能で、各社では電車内における携帯電話の利用についてマナーを守るように案内しています。
トンネルなどの人工的な構築物により電波が遮へいされ、携帯電話などが使用できない地域において移動通信用中継施設などを設置して携帯電話などを利用可能にするなど、電波の適正な利用を確保することを目的として実施されている「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用して工事が行われています。
九州新幹線では昨年12月1日より新鳥栖駅〜新大牟田駅間のトンネル内で携帯電話が使えるようになっていましたが、今回新たに新大牟田駅〜熊本駅間でも使えるようになりました。なお、今後、新八代駅〜新水俣駅(手前)についても現在対策工事実施中で順次サービス提供予定だとしています。
新大牟田駅〜熊本駅間については総務省にて2017年5月29日に移動通信基盤整備協会を通じて電波遮へい対策事業の補助金交付が支給されることが決定されており、総事業費および補助金交付決定額は新大牟田駅〜新玉名駅間が15億100万円および5億33万3千円、新玉名駅〜熊本駅間が9億7,700万円および3億2,566万6千円(ともに補助金交付決定額は総事業費の3割)。
それぞれ新大牟田駅〜新玉名駅間に三池トンネル(5360m)および玉名トンネル(6800m)、大坊トンネル(655m)、新玉名駅〜熊本駅間に木葉トンネル(760m)および西安寺トンネル(150m)、野田トンネル(1691m)、新田原坂トンネル(2940m)、和泉トンネル(1225m)、小塚トンネル(1370m)の合計9トンネル、総延長約21Kmがありますが、これらのトンネル内にて携帯電話が利用できるようになります。
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・総務省|九州総合通信局|新幹線トンネルでの携帯電話利用に向けて −電波遮へい対策事業の補助金交付を決定−
(引用元:livedoor news)
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