目黒に自家製合わせ塩で料理とお酒が楽しめるダイニング居酒屋「SANKAKU」が登場

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東京・目黒駅の権之助坂を少し下りたところにあるダイニング居酒屋「SANKAKU」。今年の3月末にオープンしたばかりのお店だ。

■天然塩にこだわったお店
SANKAKUのこだわりは「塩」。よくスーパーで売っている精製塩でなく、天然塩を使っている。天然塩には人が生きる上で重要な働きをするミネラルが豊富なので、とても体によいのだ。しかもお店のこだわりは、この天然塩をベースに「昆布塩」や「トリュフ塩」、「ワイン塩」「イカと明太子塩」「蟹」などなど、さまざまな種類が用意されている。この塩たちを味わいつつ料理をいただくという感じだ。

1階は立ち飲みスペース

2階には座って飲める場所も。地下1階でも座って飲むことが可能
まずいただいたのは塩レモンサワー。コップの縁には「梅香る桜」がまぶしてある。一口いただくと、さっぱりしたレモンに塩のアクセントが効いていてとてもよい。かすかに梅の風味も漂ってくる。これは1杯目から気に入った感じだ。おつまみとして頼んだのは、カステルフランコにちりめんキャベツ、野菜パパイヤ、根セロリの盛り合わせ。これに好きな塩を振って食べる感じだ。


まずは塩レモンサワーをいただく

季節野菜の盛り合わせ。塩でいただく

用意されている塩たち。自家製だ
オススメは何ですかと聞いてみるとイカと明太子がよいという。ちりめんキャベツに少しかけてみて一口。ちょっと物足りない感じ。もう少しかけてもよさそうだ。塩からは明太子風味が漂ってくる。この味とキャベツの食感はとてもよい。セロリにはトリュフをかけてみる。これもまたおいしい。正直言うとただの野菜なのに、塩によってこうも味が変わるのかと驚いた。

次にお願いしたドリンクはソルティドッグ。こちらには「目黒の桜塩」が使われている。訪ねたのは4月上旬だったので、ちょうど桜が満開を過ぎたところ。さくらの香りを楽しみながらのお酒が進む。


あまりビジュアルが変わらないが、これはソルティドッグ
次の料理は「とびっこポテトサラダ改」。サーモンをポテトサラダで挟み、その上にとびっこ、イクラ、ウニを乗せたというもの。これがまたうまかった。ポテトサラダの食感とプチプチとくるとびっこ、そしてイクラ、最後にウニの香り。このつまみはやっぱり日本酒だなあと思っていたら、オススメのお酒がありますよ、とのこと。どうやらかなり貴重なお酒も仕入れているようで、その時に合わせた最高の日本酒を飲むことができるようだ。


とびっこポテトサラダ改
どんなお酒が出てくるのか楽しみにしていると、登場したのは「東京」というお酒。東京小売酒販組合青年会が企画したお酒で、無濾過生原酒だ。国産米100%でできている。日本酒度は0〜−1なので、とてもマイルドな味わいだ。ポテトサラダに合い、すいすいと飲める感じだ。


ずばり「東京」という日本酒
さあもう日本酒に手を出したので、これからは日本酒に合うつまみを探しつつ飲んでいくことにした。ここでサーブされたのは「氷温熟成のお造り三点盛り」だ。今日の魚はマグロにブリ、カンパチ。好きな塩かわさび、黒納豆醤油でいただくとのこと。どうやら黒納豆醤油がオススメとのことなので、試しにカンパチを黒納豆醤油で食べてみるとこれがまた何ともおいしい。しょうゆと納豆、そして刺身。まあ考えれば黄金の組み合わせだわなこれ。


お作り三点盛り。黒納豆醤油が本当においしかった
私は酒を飲み出すとあまり食べなくなってしまう方なので、軽いおつまみをオーダーすることに。選んだのは「長芋塩辛」だ。長いものシャクシャクした食感と、塩辛の風味がマッチして味わい深い。このつまみも日本酒が進む。次もオススメを頼んでみて、出てきたのは「DRAGON KISS」という銘柄で福井のお酒。日本酒としては珍しいネーミングだ。微発泡で爽やかな甘口というテイスト。長芋塩辛との相性もよい。加えて先ほどの黒納豆醤油がとてもおいしかったので、それだけを別皿にもらってアテにすることにした。


DRAGON KISS

長芋塩辛
あっという間に飲んでしまったので次の日本酒をお願いすると、今度は「まんさくの花」という銘柄が出てきた。純米吟醸生原酒で限定品という貴重なもの。秋田のお酒である。しかしこのお酒も飲みやすくて、すっと入ってくる。まだ食べられますか?と聞かれたので応じると「手羽先と手袋」が登場した。文字通り、ポリ手袋で手羽先にかじりつくスタイルだ。照り焼きであがってきた手羽先もかなりいける。手袋もあるので、手が汚れる心配もない。手羽先、酒、手羽先、酒とすすめるとこれもまたうまし。


まんさくの花

手羽先と手袋。右にあるのが手袋
 カクテルに加えて日本酒を3杯も飲んだので結構いい感じになってきた。そろそろお開きの時間だ。シメにお願いしたのは「おにぎりなのか?リゾットなのか?」。変わったネーミングだがウニチーズのおにぎりと明太子クリームのスープがセットになったものだ。


おにぎりなのか?りぞっとなのか?。多分両方だ
まずは一口おにぎりをいただく。ウニの風味が何ともよい感じ。これをおわんの中に戻し、上からクリームスープを流し込む。そしておにぎりをほぐしつつ一口。なるほど。これは確かにリゾットっぽくなった。クリームスープのあんばいもなかなか。シメには持ってこいな一品だった。

いい酔い心地に加えておなかもいっぱい。とても幸せな気分でSANKAKUを後にした。また訪ねてみたいと思わせるお店である。

■店舗情報
店舗名:「SANKAKU」
業態:ダイニング・居酒屋
住所:〒153-0063東京都目黒区目黒1丁目6.12
アクセス:JR各線・地下鉄各線「目黒駅」より徒歩約3分
営業時間:16:00〜26:00(ラストオーダー25時30分)
定休日:不定休
席数:20席
店舗面積:12坪

■FOOD ARCHITECT LAB

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(引用元:livedoor news)

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